DAM発表:夏アニメ主題歌TOP50、1位はアイナ
ベストカレンダー編集部
2025年10月10日 12:48
夏アニメ主題歌TOP50
開催日:10月10日
夏クールの主役は『ダンダダン』第2期主題歌──DAMが発表した2025年夏アニメ主題歌カラオケランキング
株式会社第一興商は、カラオケDAMでの歌唱データをもとに「DAM 2025年夏アニメ主題歌カラオケランキング TOP50」を発表しました。調査は2025年9月1日から9月30日までの1か月間に実施され、対象は2025年夏クールに放送・配信されたアニメの主題歌です。集計にあたっては、バージョンが複数ある楽曲は同一曲として扱い、放送が期をまたぐ作品で楽曲が前期と同じ場合は原則対象外としています。
発表日時は2025年10月10日11時00分、リリース元は株式会社第一興商です。本ランキングでは、1位にアイナ・ジ・エンド「革命道中」(『ダンダダン』第2期オープニングテーマ)が輝き、続いて2位にあのちゃん「ハッピーラッキーチャッピー」(『タコピーの原罪』オープニング)など、話題作・話題曲が上位を占めました。以下ではランキング上位の楽曲や傾向、そしてランキングを読み解く音楽評論家の解説、関連キャンペーンや参加方法まで、プレスリリースに記載された全ての情報を整理してお伝えします。
楽曲ごとの評価と傾向──冨田明宏が指摘する“歌いたくなる”アニソンの条件
音楽評論家・冨田明宏氏は今回のランキングについて、人気シリーズの続編が多かった夏クールの特徴をふまえつつ、個別楽曲の出来を丁寧に解説しています。特に1位のアイナ・ジ・エンド「革命道中」は、表現力豊かなヴォーカルとドラムンベースを主体としたサウンドに、キャッチーな投げ込みコーラスを組み合わせた点が評価されました。
冨田氏は「アニソンとしての完成度だけでなく、歌いたくなる要素やみんなで盛り上がれる要素が含まれていることが、カラオケランキング上位に入る重要な条件である」と指摘しています。1位の楽曲はまさにその条件を満たし、ライブ感・集団での盛り上がりを想起させる構成が支持を集めたと解説しています。
上位の注目点と楽曲別コメント
冨田氏は2位のあのちゃん「ハッピーラッキーチャッピー」について、楽曲が作品の深刻なテーマをダイレクトに反映している点を評価しています。作詞・作曲が本人によるもので、転調を繰り返してサビで絶頂を迎える構成は、若年層の熱唱欲を刺激すると分析しています。
4位のえぶホスPlayers「えぶりでいホスト」は、ゴールデンボンバー鬼龍院翔による作詞作曲で、ユーロビートを基調とした超アッパーな楽曲です。テレビサイズ30秒という短さも含め、コールが飛び交うタイプのパフォーマンス性が強く評価され、中毒性の高さがランキングでの存在感につながったとされています。
ランキングから見えるシーンの広がり
ランキング全体にはVaundyやELLEGARDENなどJ-POPアーティストの台頭が見られ、アニメタイアップ楽曲が従来のアニソン枠を越えてリスナー層を広げている点が読み取れます。冨田氏はこうした多様化を「アニソンの定義が日々拡張されている証拠」と述べています。
また、28位にランクインしたキャンディーズ「銀河系まで飛んで行け!」が原曲のまま主題歌として起用されたことを挙げ、発表から48年を経ても原曲がそのままアニメ主題歌に使われるという異例のケースを示しました。アニソンの範囲や選曲のアグレッシブさがランキングの一側面として浮かび上がっています。
DAMの歌唱キャンペーン詳細──参加方法と賞品、対応機種
DAMではランキング発表に合わせて、オリジナルタンブラーが当たる歌唱キャンペーンを実施します。実施期間は2025年10月10日(金)から11月9日(日)まで、対象は全国のDAM設置店です。キャンペーンの課題曲は「DAM 2025年夏アニメ主題歌カラオケランキング TOP50」で、応募はSmartDAM端末経由で行います。
対応機種はLIVE DAM WAO!、LIVE DAM Aiシリーズ、LIVE DAM STADIUMシリーズおよびLIVE DAMシリーズとなります。詳細はDAMオフィシャルサイト内のキャンペーンページで案内されています。
応募の手順(プレスリリース記載のまま)
- 実施店舗のSmartDAMでキャンペーンバナーをタッチし、キャンペーンページ内の課題曲を選曲して歌唱する。
- SmartDAMに表示されたQRコードより応募フォームにアクセスする。
- 必要情報を入力して応募する。
賞品はDAMアニメ部「狐森あにか」オリジナルタンブラーを30名に贈呈します。応募方法は上記の通りシンプルですが、対象課題曲が『DAM 2025年夏アニメ主題歌カラオケランキング TOP50』に限定される点に注意が必要です。
関係者プロフィールとDAMアニメ部の取り組み
本リリースでは、解説を担当した冨田明宏氏のプロフィールが紹介されています。冨田氏は音楽評論家・音楽プロデューサーで、アニメ音楽専門誌『リスアニ!』のスーパーバイザーを務めるほか、内田真礼や飯田里穂などの声優アーティストのサウンドプロデュース経験があります。YouTubeの音楽メディア『AMJ-Anime Music Journal-』を音楽ライター澄川龍一氏と共に配信しており、約20年にわたり業界で活動してきた専門家として紹介されています。
また、DAMアニメ部についても詳細が記載されています。コミュニケーションワードは「“アニカラするなら、やっぱ、DAMだね!”」で、アニメファンのニーズに応えるために楽曲ラインアップやアニメ映像を充実させる活動を進めています。今年8月には新入部員として「狐森あにか」が登場し、取り組みをさらに強化しているとしています。
関連サイト情報
プレスリリースでは、関連情報へのリンクも明示されています。ランキングページ、キャンペーンページ、DAMアニメ部のメンバーページ、そして冨田氏が関わるYouTubeチャンネルなどが案内されています。以下にURLを掲載します(掲載はプレスリリース記載の通り)。
- DAMオフィシャルサイト内テーマ・ランキングページ: https://www.clubdam.com/feature/standard/summer_anime_ranking_2025.html
- DAMオフィシャルサイト内キャンペーンページ: https://www.clubdam.com/campaign/collaboration/cp202510_summer_anirank.html
- DAMオフィシャルサイト内 DAMアニメ部 狐森あにか ページ: https://www.clubdam.com/feature/excite/damanime_member.html
- YouTubeチャンネル『AMJ-Anime Music Journal-』: https://www.youtube.com/@AnimeMusicJournal
発表内容の要点を整理した表
以下の表は、本記事で取り上げたプレスリリースの主要項目を整理したものです。発表日時や調査期間、ランキングの集計ルール、キャンペーン内容、対応機種、賞品などを一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表者 | 株式会社第一興商 |
| 発表日時 | 2025年10月10日 11時00分 |
| 調査対象 | 2025年夏クール放送・配信のアニメ主題歌(DAMでの歌唱データを集計) |
| 調査期間 | 2025年9月1日~9月30日 |
| 集計ルール | バージョンが複数ある楽曲は同一曲として集計。放送が期をまたぐ作品で楽曲が前期と同じ場合は原則対象外。 |
| ランキング結果(主な楽曲) | 1位:アイナ・ジ・エンド「革命道中」(『ダンダダン』第2期OP) 2位:あのちゃん「ハッピーラッキーチャッピー」(『タコピーの原罪』OP) 4位:えぶホスPlayers「えぶりでいホスト」(『えぶりでいホスト』主題歌) 28位:キャンディーズ「銀河系まで飛んで行け!」(『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』主題歌) その他:Vaundy、ELLEGARDENなどの楽曲も上位に顔を出す。 |
| キャンペーン実施期間 | 2025年10月10日(金)~11月9日(日) |
| 実施店舗 | 全国のDAM設置店 |
| 対応機種 | LIVE DAM WAO!, LIVE DAM Aiシリーズ, LIVE DAM STADIUMシリーズ, LIVE DAMシリーズ |
| 応募方法 | ①SmartDAMでキャンペーンバナーをタッチ→②課題曲を選曲し歌唱→③QRコードから応募フォームへアクセスし必要情報を入力 |
| 賞品 | DAMアニメ部「狐森あにか」オリジナルタンブラー 30名様 |
| 解説者 | 冨田明宏(音楽評論家/音楽プロデューサー、リスアニ!スーパーバイザー等) |
| 関連リンク | ランキングページ、キャンペーンページ、DAMアニメ部ページ、YouTube『AMJ-Anime Music Journal-』の各URL(プレスリリース記載の通り) |
以上が株式会社第一興商からの発表内容に基づき整理した情報です。ランキングの詳細やキャンペーンの応募条件、対応機種の細かな仕様については、発表元が案内するDAMオフィシャルサイト内の各ページを参照することが確実です。