カルティエ銀座の新空間が10/22開幕、パンテール没入展

銀座に生まれる「Maison de Panthère」とその位置づけ

カルティエは、「カルティエ 銀座2丁目ブティック」を新たに「Maison de Panthère」（メゾンドゥ パンテール）と名付け、ブランドを象徴するモチーフであるパンテール（豹）を中心にした体験型のプログラムを展開します。今回の発表は、そのシリーズの第一弾として実施される没入型ポップアップ「INTO THE WILD」の開催を告知するものです。

この改称と取り組みは、カルティエが描く自然観や動物たちの世界観をリアルな体験として提示する試みであり、メゾンの歴史的文脈と現代的なサヴォアフェール（職人技）を結びつける場を提供することを目的としています。プレスリリースは2025年10月9日 16時02分に発表され、文末には著作権表示として「© Cartier」が明記されています。

名称の意図と象徴性

「Maison de Panthère」という名称は、カルティエのエンブレムであるパンテールを中心に据えることで、ブランドの精神性や創造性を空間として体現する意図を示しています。パンテールは自由、独創性、自信といった価値を表し、身に着ける人の個性を引き出す象徴と位置づけられています。

メゾンの表現する自然は「生命力にあふれ、力強く情熱的」であり、そこに息づく動物たちがカルティエの美学と結びつくことで、来場者に対して視覚的・感覚的なインパクトを提供する設計です。今回のポップアップはその第一歩として位置づけられます。

没入型ポップアップ「INTO THE WILD」の体験と展示内容

「INTO THE WILD」（イントゥ ザ ワイルド）は、2025年10月22日（水）から11月3日（月・祝）まで開催される没入型ポップアップです。会場ではパンテールの誕生から現代に至るまでの歴史、大胆なデザイン、卓越した職人技（サヴォアフェール）を多様な演出で紹介します。

展示は視覚・聴覚に訴える構成で、シアタールームでのアニメーション上映やクリエイティブパートナーによる原案展示、オーディオガイドなどを通じて来場者を導きます。作品と展示はカルティエの歴史的背景と現代の制作をつなげる内容になっています。

主な展示・プログラムの詳細

会場内で予定されている主要プログラムは次の通りです。アニメーション上映、特別展示、オーディオガイドの3つが中心となります。

• アニメーション上映：シアタールームにて、アニメーション作品『LA PANTHÈRE DE CARTIER』を上映します。
• 原案・イメージボード展示：漫画家・浦沢直樹によるキャラクター原案やイメージボードの特別展示、さらに浦沢直樹のインタビュー動画も公開されます。
• オーディオガイド：ナレーターとして俳優の山口智子と玉森裕太が参加し、「パンテール」の自由な精神を体現する音声ガイドが提供されます。

これらの展示は、パンテールが腕時計に初めて登場した1914年からの歴史的経緯や、1930年代から約40年にわたりクリエイティブディレクターを務めたジャンヌ・トゥーサンの影響、そしてパンテールがカルティエの象徴へと昇華していく過程を来場者が体感できるよう構成されています。

開催情報、入場方法、アクセスと参加に関する注意点

イベント名は「INTO THE WILD」（イントゥ ザ ワイルド）で、営業時間や開催期間、開催場所、入場形態などの基本情報がプレスリリースで明記されています。以下に、来場を検討する上で必要な情報を整理します。

入場は無料ですが、予約制となっており、来場日時はカルティエのLINE公式スペシャルサイトにて事前予約が必要です。予約なしでの入場はできないため、来場前にサイトからの予約手続きが必須となります。

開催概要の詳細

以下はプレスリリースに記載された開催概要の正確な情報です。来場前にこの情報を確認してください。

イベント名

「INTO THE WILD」（イントゥ ザ ワイルド）

営業時間

11時～20時（19時最終入場）

開催期間

2025年10月22日（水）～11月3日（月・祝）

開催場所

「Maison de Panthère」カルティエ 銀座２丁目ブティック：東京都中央区銀座2丁目6-12

入場

無料（但し予約制）

予約は下記のカルティエ LINE公式スペシャルサイトで受け付けています。サイトで来場日時を選択し、指定の手続きを行ってください。

予約サイト： https://miniapp.line.me/cartier/events/intothewild

展示の背景と関連人物、ハッシュタグ等の情報

パンテールはカルティエにとって長年にわたり重要な象徴であり、1914年に腕時計に初めてスポッツ（斑点）モチーフとして登場して以来、メゾンの象徴へと成長しました。その進化に大きく寄与したのがジャンヌ・トゥーサンで、1930年代から約40年にわたりクリエイティブディレクターを務め、彼女自身は「ラ パンテール」と呼ばれるほどパンテールの美意識を体現していました。

今回の展示では、こうした歴史的背景やクリエイティブな系譜を分かりやすく提示すると同時に、現代の表現者との協働によって新たな解釈を来場者に提供します。浦沢直樹の参加や、俳優によるナレーションなど、ジャンル横断的な表現が組み合わされています。

協力・参加者とメディア要素

展示に関わる主なクリエイティブパートナーとメディア要素は下記の通りです。各要素は展示の異なる側面を補完し、来場者に多層的な体験を提供します。

• 浦沢直樹：キャラクター原案およびイメージボードの特別展示、インタビュー動画の公開。
• 山口智子／玉森裕太：オーディオガイドのナレーターとして参加。
• 上映作品：アニメーション『LA PANTHÈRE DE CARTIER』をシアタールームで上映。

また、イベント周知のために設定されたハッシュタグは次の通りです。SNSでの検索時に利用可能です。

• #CartierIntoTheWild
• #MaisonDePanthere
• #CartierTokyo
• #パンテール

イベント要点の整理（概要表）

以下の表は、本記事で扱ったイベント情報をわかりやすく整理したものです。開催期間、場所、入場方法、主な展示内容など、来場を検討する際に必要な基本情報を一目で確認できます。

以上が、本ポップアップ「INTO THE WILD」に関する発表内容の要点と詳細です。プレスリリースに記載された情報を基に、開催概要、展示内容、来場方法まで網羅的に整理しました。来場を予定する場合は、必ず事前に予約サイトにて日時を確保してください。