10月10日発売 TBX-850FAB、Thunderbolt5接続の外付けGPU
ベストカレンダー編集部
2025年10月9日 18:07
TBX-850FAB発売
開催日:10月10日
ノートPCのグラフィック性能を拡張する外付けGPUボックス、TBX-850FABの登場
シー・エフ・デー販売株式会社(社長: 三谷弘次、本社: 愛知県名古屋市)が代理店を務めるSparkle Computer社(本社: 台湾)の新製品として、外付けGPUボックス『TBX-850FAB』が発表されました。プレスリリースはCFD販売株式会社より2025年10月9日17時30分に配信されています。
本製品はThunderbolt 5接続を採用し、ノートPCや小型ワークステーションに対して外付けでハイエンドGPUを追加することで、グラフィック性能やAI処理能力、ゲーム性能を引き上げることを目的とした製品です。発売予定日は2025年10月10日、想定売価は59,800円前後(税込)と案内されています。
発表元と製品の位置づけ
発表元はCFD販売株式会社で、製品自体はSparkle Computer社の製品です。プレスリリースには同社製品ラインの型番として「SPARKLE TBX-750FA-V2」という記載も見られますが、今回の主題は新型のTBX-850FABです。
製品はパソコン・周辺機器やコンシューマーゲーム市場を対象にしており、キーワードとしては「新商品」「AI」「生成AI」「ゲーム」「新発売」「IT」「ノートPC」「ノートブック」「PCゲーム」「Steam」などが挙げられています。ノートPCユーザーが外部GPUで性能を強化する用途、あるいは外部GPUを用いた生成AIや高負荷処理のための導入が想定されます。
対応グラフィックボードと電力供給:サイズとパワーの詳細
TBX-850FABは物理的・電力的に大型のグラフィックボードに対応する点が特徴です。対応可能寸法は最大346 x 170 x 77 mmで、3.5スロット幅のブラケット製品も搭載可能と明示されています。従来の外付けGPUボックスよりも大型カードへの互換性が高い設計です。
内部には850Wの内部電源を搭載しており、GPUへは最大600Wまで供給できます。これにより、ハイエンドGPUや電力消費の多いGPUを安定して動作させることが可能です。付属する電源ケーブルは以下の構成となっています。
- 付属電源ケーブル
- PCIe 6+2 ピン電源ケーブル x3
- PCIe 12V-2×6 電源ケーブル x1
カード搭載時の消費電力と冷却、ケース内の余裕を考慮する必要がありますが、物理的サイズと電力供給の両面で最新GPUを受け入れる設計になっています。
物理寸法と互換性の注意点
本体の外形寸法は403 x 200 x 237 mmです。搭載可能なグラフィックカードはPCI Express x16フォームファクタに対応しますが、内部のPCIeはPCI Express 4.0 x16スロット(x4動作)となる点に留意が必要です。
したがって、カードの物理的な搭載可否とPCIeレーン幅による帯域の制限、電力要件の総合的な確認が導入前に必要です。特にPCIeレーンがx4で動作する仕様は、PCIe 4.0対応でも帯域が限定されるため、用途によっては影響が出る可能性があります。
接続性・外部ポート:Thunderbolt 5とドッキング機能
TBX-850FABはThunderbolt 5による接続を前提として設計されています。ホストPCとの接続はThunderbolt 5(80Gbpsケーブル)で行われ、Thunderbolt 5端子は本体に2ポート搭載されています。この構成によりGPU接続だけでなく周辺機器接続の柔軟性も確保されています。
さらに、ドッキングステーション的な使い方を想定した多彩なI/Oを備えています。USBポートやネットワークポートを本体側に用意することで、ノートPCと接続すると同時に周辺機器や有線ネットワークを利用できる設計です。
- Thunderbolt 5 x2
- USB3.2 Gen2 Type-A (10Gb/s、7.5W/ポート) x3
- USB3.2 Gen2 Type-A (10Gb/s、15W/ポート) x1
- 2.5GbE 有線LAN x1
USBポートは出力ワット数の異なるポートが混在しており、最大15W給電のポートも含まれるため、デバイスによっては高速充電などの恩恵を受けられます。2.5GbEポートの搭載は、LANベースでの高速通信や大容量データ転送を行う用途に適しています。
対応OSと接続に関する留意点
対応OSはWindows 10以降とされています。Thunderbolt 5の認証やドライバの対応状況、使用するホストPCのThunderboltポートの仕様(ケーブルの規格や電力供給)を事前に確認することが推奨されます。
機器構成によっては、ThunderboltのファームウェアやBIOS設定での確認、ドライバのアップデートが必要になる場合があります。外付けGPUを運用する際は、OSおよびホストPC側の互換性チェックを行うことで導入後のトラブルを最小化できます。
価格・保証・発売情報と関連リンク
TBX-850FABの発売予定日は2025年10月10日、想定価格は59,800円前後(税込)です。保証期間は1年保証とされています。製品のJANコードは4711342291044です。
販売代理店情報としてはCFD販売株式会社が担当し、製品の詳細情報やプレスリリース素材、製品画像のダウンロードは公式の製品ページにて提供されています。関連リンクは以下です。
プレスリリースでは「すべての画像」や「プレスリリース素材」がダウンロード可能である旨も案内されています。製品導入を検討する際は公式ページの画像や資料、仕様の詳細を参照してください。
関連カテゴリ・キーワード
発表資料では本製品が属するカテゴリとして「商品サービス」、ビジネスカテゴリとして「パソコン・周辺機器」「コンシューマーゲーム」が挙げられています。また製品周辺で想定されるキーワードとして以下が列挙されています。
- 新商品
- AI / 生成AI
- ゲーム / PCゲーム / Steam
- ノートPC / ノートブック
- 新発売 / IT
これらのカテゴリ・キーワードは、TBX-850FABの用途や想定される利用シーン(ゲーム、生成AI、モバイルワークステーションの拡張など)を示しています。
仕様の一覧と要点の整理
以下にプレスリリースで示された主要仕様と販売情報を表にまとめ、要点を整理します。表の後に短い総括としてまとめの段落を置きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 / 型番 | SPARKLE TBX-850FAB / TBX-850FAB |
| 発表元 / 配信日時 | CFD販売株式会社(2025年10月9日 17:30) |
| 発売予定日 | 2025年10月10日 |
| 想定売価(税込) | 59,800円前後 |
| JAN | 4711342291044 |
| ホスト接続 | Thunderbolt 5(80Gbpsケーブル) |
| 外部I/O | Thunderbolt 5 x2、USB3.2 Gen2 Type-A(10Gb/s、7.5W)x3、USB3.2 Gen2 Type-A(10Gb/s、15W)x1、2.5GbE x1 |
| PCIスロット | PCI Express 4.0 x16 スロット(x4動作) x1 |
| 対応グラフィックボード | PCIe x16 グラフィックボード、搭載可能寸法:最大 346 x 170 x 77 mm(3.5slotブラケット対応) |
| 最大消費電力(GPUへ) | 600 W |
| 内部電源 | 850 W |
| 付属電源ケーブル | PCIe 6+2 ピン x3、PCIe 12V-2×6 x1 |
| 本体寸法 | 403 x 200 x 237 mm |
| 対応OS | Windows 10 以降 |
| 保証期間 | 1年保証 |
| 関連リンク | https://www.cfd.co.jp/consumer/product/release/tbx-850fab.html |
以上の表は、TBX-850FABが持つ主要な仕様と販売情報を網羅的に整理したものです。大きめのグラフィックカードを収容できる物理寸法と、最大600Wを供給できる点、Thunderbolt 5による高速接続と複数のUSBや2.5GbEを備えた点が本製品の特徴となっています。導入にあたってはホストPC側のThunderbolt 5対応やPCIeのレーン幅、電力要件を確認することが重要です。
製品の詳細や画像、プレスリリース素材のダウンロードは上記の公式ページを参照してください。
参考リンク: