日本医専、2026年4月開始 社会人向け学費免除制度解説
ベストカレンダー編集部
2025年10月9日 13:05
イノベチャレンジ制度導入
開催日:4月1日
社会人の学び直しを制度化する「イノベーションチャレンジ制度」とは
学校法人敬心学園が運営する日本医専(東京都新宿区、校長:岸本光正)は、社会人のキャリアチェンジとリスキリングを支援する新たな特待生制度、「イノベーションチャレンジ制度」を2026年4月入学者より柔道整復学科(昼間部)に導入すると発表しました(学校法人敬心学園 リリース発表:2025年10月9日 10時50分)。本制度は、社会人が柔道整復師への道を目指す際の経済的負担の軽減と、多様な経験を教育現場に取り込む狙いを持っています。
導入にあたり、選抜は未来志向のプレゼンテーションを軸に行われ、合格者には最大250万円(3年間)の学費減免が適用されます。対象は2026年4月に柔道整復学科(昼間部)への入学を予定している社会人で、業界や職種は問いません。募集人数は「数名程度」とされています。
背景:働き方の多様化と医療・健康分野への転身ニーズ
近年、働き方やキャリアの多様化に伴い、医療・健康分野へ転身を図る社会人や、セカンドキャリアの構築、リスキリングを望む人が増えています。日本医専はこうした社会的なニーズに応えると同時に、学校側として多様性ある学習環境を構築し、教育力とブランド力を高めることを目的に本制度を設けました。
制度導入は、実務経験や異業種で培った視点を持つ学生を受け入れることで教育内容の充実や業界全体の人材多様化、イノベーション促進につなげる意図があります。学校法人としての位置づけや沿革もあわせて、受験者にとっての制度の価値が分かるように設計されています。
選考の仕組みと評価軸:未来志向のプレゼンテーション審査
本制度の最大の特徴は、書類審査だけでなく対面でのプレゼンテーションを重視する点です。審査テーマは「卒業後、柔道整復師の資格を活かしてどのように社会へ貢献できるか」と定められており、受験者の将来構想や社会貢献への意欲、実現可能性が評価されます。
プレゼンテーションは1人あたり15分(プレゼン10分+質疑応答5分)で行い、評価基準は「未来志向性」「貢献意欲」「実現可能性」「表現力」を総合的に審査します。選抜された学生は学費減免を受けるだけでなく、在学中・卒業後に学校の広報や後輩支援などの役割を担うことになります。
審査の流れと評価項目
応募から選考までの流れは明確に定められています。まず入学試験の合格後、申込フォームを通じてエントリーする仕組みです。申込時には選考料として10,000円が必要となります。
評価は面接型のプレゼンテーションにより行われ、審査のポイントは書類上の実績だけでなく発表内容の独自性や実行計画の具体性、社会への波及効果など多面的に判断されます。
- 審査テーマ:卒業後に資格を活かして社会へ貢献するプラン
- 発表時間:1人15分(発表10分+質疑応答5分)
- 評価基準:未来志向性、貢献意欲、実現可能性、表現力
- 申込方法:入学試験合格後に案内される申込フォームから申請
- 選考料:10,000円
在学中と卒業後の期待される役割、学内の支援体制
制度で選ばれた学生は「学生広報大使」としてさまざまな活動に参加します。在学中はオープンキャンパスでの体験談発表、学校のHPやSNSでの学習体験レポート作成、在校生セミナーへの登壇、学生インタビューへの協力などが主な役割です。
これらの活動を通じて、在学生や受験希望者に向けた情報発信に貢献するだけでなく、自身のプレゼンテーション力や指導力、コミュニケーションスキルの向上も期待されます。教育側はこうした実践機会を提供することで、学生の成長と学校の広報活動を両立させる設計になっています。
卒業後のネットワーク形成と活動
卒業後は校友会での活動、後輩への指導・相談対応、卒業生ネットワークの構築・運営、業界内での学校PR活動などを担うことが求められます。これにより、卒業生同士や在校生との連携が強化され、地域や業界における人材のネットワーク形成が図られます。
学校としては、こうした卒業後の活動を通じて教育効果の長期的な評価や業界ニーズの把握、卒業生の活躍による学校ブランドの向上を目指します。制度は単なる学費援助に留まらず、教育コミュニティの活性化を意図する仕組みです。
- 在学中の主な役割:オープンキャンパス発表、HP・SNSレポート、セミナー登壇、インタビュー協力
- 卒業後の主な役割:校友会活動、後輩支援、ネットワーク運営、学校PR
募集要項、スケジュール、学校情報のまとめ
募集対象は2026年4月に柔道整復学科(昼間部)への入学を予定している社会人で、職種や業界は問いません。学費減免は最大250万円(3年間)で、募集人数は数名程度、審査は対面プレゼンテーション方式です。総合型選抜のエントリー締切は2025年11月22日(土)、審査日は2025年12月20日(土)に実施されます。
申込は入学試験の合格後、案内される申込フォームから行います。選考料として10,000円が必要です。制度の詳細ページや学校情報は公式サイトで公開されています。問い合わせや詳細確認は下記のリンクを参照してください。
- 制度詳細ページ
- https://www.nihonisen.ac.jp/topics/?p=46697
- 日本医専 公式サイト
- https://www.nihonisen.ac.jp/
- よくあるご質問/チャットボット
- https://www.nihonisen.ac.jp/qa/
- 公式Instagram
- https://www.instagram.com/nihonisen/
- 学校法人 敬心学園
- https://keishin-group.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入機関 | 日本医専(学校法人敬心学園、東京都新宿区) |
| 導入時期 | 2026年4月入学者より |
| 対象 | 2026年4月に柔道整復学科(昼間部)へ入学予定の社会人(職種・業界不問) |
| 学費減免額 | 最大250万円(3年間) |
| 募集人数 | 数名程度 |
| 審査方法 | 対面プレゼンテーション(1人15分:発表10分+質疑5分) |
| 評価基準 | 未来志向性、貢献意欲、実現可能性、表現力 |
| 申込条件 | 入学試験合格後に案内される申込フォームより申込。選考料10,000円が必要 |
| 重要な日程 | エントリー締切:2025年11月22日(土)、審査日:2025年12月20日(土) |
| 関連URL | 制度詳細ページ、日本医専公式 |
本制度は、社会人のリスキリングやセカンドキャリア形成を支援するための経済的支援と、教育現場に多様な経験を持つ学生を呼び込むことで、学校全体の学びの質向上を図ることを目的としています。学校法人敬心学園の沿革や日本医専の教育体制に関する情報は公式サイトで確認でき、KEISHIN.netは同法人の独自学習システムとして紹介されています(商標出願中)。発表元のリリースは2025年10月9日付けで公表されています。
参考リンク: