楽天、セブ島沖地震被災者支援の募金受付を開始

セブ島沖地震募金開始

開催期間:10月7日〜11月28日

寄付はどうやってすればいいの?
楽天ポイント、クレジット(楽天カード/VISA・Mastercard)、楽天銀行の指定口座への振込の3通り。ポイントは1ポイントから、カードは100円から、振込は1円から受け付けます。
領収書や税制上の優遇はあるの?
クラッチ募金では領収書は発行されません。寄付金控除の対象外となるため税制上の優遇は受けられません。振込手数料は口座や方法で異なります。

フィリピン・セブ島沖地震被害支援の寄付受付が楽天クラッチ募金で始動

楽天グループ株式会社は、2025年10月8日10時07分付のプレスリリースで、9月30日(火)(日本時間)に発生したフィリピン・セブ島沖地震の被災者支援を目的とした「フィリピン・セブ島沖地震被害支援募金」への寄付受付をインターネット募金サービス楽天クラッチ募金にて開始したと発表しました。プレスリリースはまず、地震で亡くなられた方々への哀悼と被災された方々へのお見舞いの意を示しています。

この募金は被災者支援を目的とし、寄せられた募金は全額を寄付先に送るとされています。寄付先の団体は決定次第、特設サイトで公表する予定です。受付開始は2025年10月7日(火)からで、原則として2025年11月28日(金)までを受付期間としていますが、状況に応じて受付期間を延長する可能性がある旨も明記されています。

受付開始の背景と発表内容の要点

プレスリリースでは、楽天がインターネットを通じた募金を行う取り組みとして2011年から続けている「楽天クラッチ募金」の枠組みを用いて今回の寄付受付を行うと説明しています。この取り組みは東日本大震災以降、国内外の災害支援を中心に募金活動を行ってきた経緯があります。

具体的な受付期間、寄付方法、注意事項などは公式ページにて案内されており、発表文中でURLも示されています。寄付の方法は複数用意されており、幅広い層の利用が想定されています。

寄付方法の詳細──ポイント・クレジットカード・銀行振込

募金への参加方法は利用者の利便性を考慮した形で三種類が案内されています。各方法ごとに利用可能な最低金額や手続きの特徴が明記されていますので、利用前に確認が必要です。

以下にプレスリリースで示された寄付方法の詳細を整理します。ページ上での案内および振込先情報の公開状況にも留意してください。

受付方法別の具体的要件

1. 「楽天ポイント」による募金

「楽天ポイント」は1ポイントを1円分として寄付可能で、1ポイントから利用できます。ポイントを用いることで、手元のポイントを有効活用して寄付が行えます。

2. クレジットカードによる募金

「楽天カード」およびVISA・Mastercardブランドの各種クレジットカードで寄付が可能です。クレジットカードによる募金は100円から受け付けるとされています。

3. 「楽天銀行」指定口座への現金振込

「楽天銀行」口座を利用することで24時間寄付が可能で、1円から寄付を受け付けるとしています。なお、楽天銀行口座をお持ちでない方も指定口座へ直接振り込みが可能です。振込先の口座情報は近日中に公開予定で、公開後は下記の楽天銀行「募金・寄付」ページで確認できます。

指定口座情報(公開後確認先):https://www.rakuten-bank.co.jp/company/contribution/

  • 募金受付ページ(特設サイト):https://corp.rakuten.co.jp/donation/cebu202510_ja/cebu202510_ja.html
  • 募金受付期間:2025年10月7日(火)~2025年11月28日(金) ※状況により延長の可能性あり

注意事項・手数料・領収書等の取扱い

プレスリリースには、募集の運用上の注意点や手数料に関する留意事項が複数記載されています。寄付を行う前にこれらを確認し、振込方法や費用負担の有無を把握しておくことが重要です。

以下に明記された注意点を整理します。特に税制上の扱いや領収書発行の有無など、寄付者に直接関係する項目を見落とさないようにしてください。

手数料・領収書・税制上の取り扱いなど

プレスリリースの注記によると、クラッチ募金では領収書の発行は行わないと明示されています。また、募金は寄付金控除の対象にならないため、税制上の優遇措置を受けることはできません。

銀行振込に関する手数料については以下のように整理されています。楽天銀行口座からの寄付については振込手数料はかからない一方で、楽天銀行の法人ビジネス口座・個人ビジネス口座から支店名・口座番号を入力して振り込む場合は手数料がかかる旨が記載されています。また、楽天銀行口座以外からの振込については各金融機関が設定する振込手数料が別途必要となります。

領収書の発行
発行されません。
寄付金控除(税制)
対象外です。
楽天銀行口座からの振込手数料
振込手数料はかかりません(個人普通口座等からの振込)。
楽天銀行のビジネス口座からの振込
法人ビジネス口座・個人ビジネス口座からの振込は手数料がかかります。詳細は各手数料一覧ページを参照してください。

  • 法人ビジネス口座:https://www.rakuten-bank.co.jp/business/howto/interest.html
  • 個人ビジネス口座:https://www.rakuten-bank.co.jp/smallbusiness/howto/interest.html
その他
楽天銀行以外からの振込は各金融機関が定める振込手数料がかかります。

楽天クラッチ募金の沿革と今回の運用方針

「楽天クラッチ募金」は東日本大震災発生後の2011年に開始され、国内外の災害支援を中心に募金活動を継続してきた取り組みです。インターネット経由での寄付を求める声に応える形で立ち上げられ、以後、多くの災害に対して募金窓口を開設してきました。

今回のフィリピン・セブ島沖地震に対しても同じ枠組みを用いて募金受付を行うことで、迅速な寄付受け入れと資金の拠出を目指しています。プレスリリースでは、寄せられた募金は被災者支援を目的として全額寄付されるとし、寄付先は決まり次第特設サイトで公表するとしています。また、同社は今後も募金をはじめとした各種支援活動を継続して行う旨をプレスリリース内で伝えています。

関連リンクと問い合わせ先

募金ページ(特設サイト)のURLは以下です。寄付や振込先の詳細はこのページと楽天銀行の募金ページで確認できます。

・募金特設ページ:https://corp.rakuten.co.jp/donation/cebu202510_ja/cebu202510_ja.html

要点まとめ(表形式)

以下の表は本文で紹介した重要事項を整理したものです。寄付を検討する際の確認事項として参照してください。

項目 内容
発表者 楽天グループ株式会社(プレスリリース日:2025年10月8日 10時07分)
被災事案 フィリピン・セブ島沖地震(発生日:2025年9月30日(火) 日本時間)
募金名称 フィリピン・セブ島沖地震被害支援募金(楽天クラッチ募金)
募金受付期間 2025年10月7日(火)~2025年11月28日(金) ※状況により延長の可能性あり
募金方法
  • 楽天ポイント:1ポイント=1円、1ポイントから利用可
  • クレジットカード:楽天カードおよびVISA・Mastercard、100円から
  • 楽天銀行指定口座への現金振込:1円から、24時間可能(振込先は近日公開予定)
寄付金の取扱い 寄せられた募金は被災者支援を目的として全額寄付。寄付先は決定次第特設サイトで公表。
領収書・税制 領収書は発行されない。寄付金控除の対象にならない。
手数料 楽天銀行口座からの寄付は振込手数料無料(ただし法人・個人ビジネス口座の一部振込は手数料あり)。楽天銀行以外の振込は各金融機関の振込手数料が必要。
関連URL
  • 募金特設ページ:https://corp.rakuten.co.jp/donation/cebu202510_ja/cebu202510_ja.html
  • 楽天銀行 募金・寄付ページ(振込先公開後確認):https://www.rakuten-bank.co.jp/company/contribution/
  • 法人ビジネス口座手数料:https://www.rakuten-bank.co.jp/business/howto/interest.html
  • 個人ビジネス口座手数料:https://www.rakuten-bank.co.jp/smallbusiness/howto/interest.html

この記事は楽天グループ株式会社の2025年10月8日付プレスリリースの内容に基づき、受付期間・寄付方法・注意事項などを整理して報じています。寄付を検討する場合は、記載の特設ページや楽天銀行の案内ページで最新情報と振込先の公開状況を確認してください。

参考リンク: