11/21開催 三代達也が語る心のバリアフリー
ベストカレンダー編集部
2025年10月7日 15:29
心のバリアフリーセミナー
開催日:11月21日
車いすトラベラー三代達也氏が伝える「心のバリアフリー」とその背景
社会福祉法人名古屋市社会福祉協議会が2025年10月7日に発表した本セミナーは、車いすで世界一周を達成した三代達也氏を講師に迎え、障害のある人を取り巻く「心のバリアフリー」について具体的な経験と実践を通して学ぶ内容です。三代氏が初めてハワイを訪れた際に感じた日本との違いや、「障害者であることを忘れた日」といった体験談を通じ、受講者が接遇や情報提供のあり方を見直す契機となる構成です。
三代氏の語りは当事者の視点に根ざしており、車いすトラベラーとしての移動経験や宿泊、飲食、公共施設で遭遇した事例を通じて、目に見えにくい心の壁や、情報のバリアフリーが実際の行動やサービスにどう影響するかを具体的に提示します。事業者側の立場で日常業務に携わる方、特に接客や宿泊、飲食に関わる方にとっては、現場で使える示唆が得られる内容です。
名古屋での開催形式と参加対象 ― ハイブリッドで学べる実務的セミナー
本セミナーは令和7年11月21日(金)14:30~16:30に開催され、来場とオンラインの両方で参加できます。来場はウインクあいち1204号室(名古屋市中村区名駅4丁目4-38)で行われ、オンライン参加者にはウェビナー形式で配信される予定です。両形式を用意することで、現場での学びを得たい方も遠隔地から参加したい方も参加しやすく設計されています。
来場参加は定員50名で抽選による参加者決定となります。参加費は無料です。対象は名古屋市内に事業所を有する経営者、職員研修担当者、従業員であり、特に宿泊業、飲食業、接客業に従事する方々に適した内容となっています。申込締切は令和7年11月17日(月)ですので、来場参加・オンライン参加ともに締切日までに所定の申込フォームから申し込む必要があります。
対象者が得られる学びのポイント
参加対象者に求められる学びは、法律や制度の知識のみならず、接客現場での具体的な対応や情報提供のあり方に関する実践的な示唆です。宿泊施設での合理的配慮、飲食店での動線確保やメニューの伝え方、接客における言葉遣いや配慮の仕方など、現場で即実践できる内容が中心になります。
また、ハイブリッド開催のためオンライン参加でも質疑応答や講師の体験談を直接聞く機会が設けられる可能性があります。来場・オンラインのどちらで参加するかに関わらず、研修担当者は自社の研修プログラムやマニュアル改善に役立てられる情報を得ることができます。
当日のプログラム構成と講師プロフィール
当日のプログラムは前半に制度や法的側面、後半に当事者の経験に基づく実践的な講話という構成になっています。両部を通じて、事業者側の実務に直結する理解を深めることがねらいです。
講師は第1部が名古屋市障害者差別相談センターの職員による「障害者差別解消法について」の講義、第2部が三代達也氏(車いすトラベラー)による「心のバリアフリーセミナー」です。法制度の解説と当事者の実体験を組み合わせることで、制度的な対策と日常的な配慮の両面から学べる機会となります。
- 第1部
- 障害者差別解消法について(講師:名古屋市障害者差別相談センター 職員)
- 第2部
- 心のバリアフリーセミナー(講師:三代 達也 氏/車いすトラベラー)
三代達也氏の講話内容(予定されている主な話題)
三代氏は車いすで世界一周を達成した経験を基に、国や地域による受け止め方の違い、施設やサービスの使い勝手、現場で必要な配慮と接遇について語ります。初めてハワイを訪れた際の印象や、「障害者であることを忘れた日」と表現した出来事など、具体的な体験談を交えて示される予定です。
さらに、情報のバリアフリー、すなわちウェブや案内表示、予約時の情報伝達の在り方についても触れられ、事業者が取り組むべき改善点や優先順位についての示唆が提供されます。講話は実務に直結する内容が中心で、受講者が自社のサービスを点検するきっかけになる構成です。
申込方法・締切・問い合わせ先と関連情報
来場参加とオンライン参加で申込フォームが分かれています。来場参加は定員50名で抽選となる点に注意が必要です。申込締切は令和7年11月17日(月)です。定員を超えた場合は抽選により参加者が決定されます。
問い合わせや詳細の確認は名古屋市障害者差別相談センターへ連絡してください。電話、FAX、メールのいずれの手段でも問い合わせが可能です。関係するウェブページには案内と関連資料のダウンロードが用意されています。
- 来場参加者専用申込フォーム: https://forms.gle/2yZeHYSzvi1Gao6FA
- オンライン参加者専用申込フォーム: https://forms.gle/5fYZxg7cawGfVj9u7
- 申込締切: 令和7年11月17日(月)
- 問い合わせ: 名古屋市障害者差別相談センター
- 電話: 052-856-8181
- FAX: 052-919-7585
- メール: inclu@nagoya-sabetsusoudan.jp
- 関連案内ページ: https://nagoya-sabetsusoudan.jp/news/oshirase/000160.html#000160
事務局サイトでは当該セミナーの案内ページと合わせてプレスリリース素材や当日使用予定の画像ファイルのダウンロードも提供されています。研修担当者は自社での回覧資料として利用することができます。
キーワードと要点の整理(受講の意義と実務へのつながり)
本セミナーは、単に法の解説を聞くだけでなく、当事者の経験に基づいた具体的な接遇改善策や情報提供の方法を学べる点が特徴です。事業者は合理的配慮の実践、接客現場での配慮、SDGsやサスティナブルな取り組みといった観点から職場づくりを確認できます。
以下のキーワードは本セミナーの核となる要素を示しています。これらは参加者が研修後に取り組むべき課題や改善項目の指標にもなります。
- 障害者差別解消法
- 合理的配慮
- 事業者の役割
- 障害者の視点に基づく接客
- 情報のバリアフリー
- サスティナブル/SDGsの観点
- 無料の事業者向けセミナー
参加者はこれらの観点を踏まえ、実際の業務フローやマニュアルを見直すことで、利用者にとって利用しやすいサービス設計に近づける可能性があります。特に宿泊業・飲食業・接客業においては利用する側の視点を取り入れることが事業価値の向上につながります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 社会福祉法人名古屋市社会福祉協議会(名古屋市障害者差別相談センター) |
| 発表日 | 2025年10月7日 |
| 開催日 | 令和7年11月21日(金)14:30~16:30 |
| 会場 | ウインクあいち 1204号室(名古屋市中村区名駅4丁目4-38)およびオンライン(ハイブリッド形式) |
| 定員 | 来場50名(抽選)/オンライン参加は定員の記載なし |
| 対象 | 名古屋市内に事業所を有する経営者・職員研修担当者・従業員(特に宿泊業・飲食業・接客業) |
| 参加費 | 無料 |
| 申込方法 |
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| 申込締切 | 令和7年11月17日(月) |
| 講師 | 名古屋市障害者差別相談センター職員(第1部)、三代 達也 氏(車いすトラベラー・第2部) |
| 問い合わせ |
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以上の表は本セミナーの主要な情報を整理したものです。制度的な解説と当事者の経験を組み合わせた構成になっているため、参加後は自社の接遇・情報提供・施設運用の具体的な見直しにつなげることができる内容です。関心がある事業者・研修担当者は締切日までに所定のフォームから手続きを行ってください。
参考リンク: