新宿区とゴジラがコラボ、ふるさと納税で怪獣マーラータン登場
ベストカレンダー編集部
2025年10月7日 14:27
新宿×ゴジラ返礼品企画
開催期間:9月1日〜12月31日
新宿区×ゴジラ×頂マーラータン──地域資源とポップカルチャーが結ぶ新たな返礼品の形
新宿区(区長:吉住健一)と東宝の公式キャラクター「ゴジラ」が連携し、新宿の名物料理である頂マーラータン(頂マーラータン・おうちでマーラータン株式会社)が監修・製造を行うふるさと納税コラボ企画が実施されます。コラボは2025年9月1日から12月31日までの期間限定で、区の伝統産業である染色業や印刷・製本関連業、区内製造加工の食品を活用したオリジナル返礼品がラインナップされます。
本企画は、新宿区ふるさと納税の特設サイト(https://furusato-shinjuku.jp/godzilla2025/)および各ふるさと納税ポータルサイトで申し込みを受け付けます。返礼品の中には、着物やネクタイ、Tシャツ、ポスター、集印帳、麻辣湯(マーラータン)やドリップコーヒーなど多岐にわたる品目が含まれます。
コラボの特徴と申込方法
今回のコラボレーションでは、東宝監修のモチーフを用いた商品設計に加えて、新宿区内の技術や素材を生かしたものづくりが行われます。地域の地場産業を巻き込みながら、ふるさと納税を通じた新しい地域振興の形が提示されています。
申込は新宿区の特設ページと各ポータルサイトで受け付けます。期間は2025年9月1日から同年12月31日までで、期間内の申込により各種返礼品を入手できます。
モスラマーラータンを中心に──頂マーラータンの製品設計と味のこだわり
頂マーラータンがプロデュースする「モスラマーラータン」は、ふるさと納税の返礼品として提供される商品シリーズの一つです。TM & © TOHO CO., LTD. の表記がある通り、東宝のキャラクター要素を取り入れた全7種の怪獣シリーズの一角として登場します。
「モスラマーラータン」は辛さレベル0に設定されており、モスラのイメージに合わせた優しい味わいの麻辣湯です。パンチの強い“ゴジラ麻辣湯”など他の怪獣シリーズと並んで、幅広い嗜好に応えるラインナップとなっています。
味の構成と原材料のこだわり
頂マーラータンのスープは、挽きたての薬膳スパイス30種類以上を使用し、国産地鶏の旨味を凝縮した淡麗鶏汁と鹿児島県産の焼きあご(トビウオ)を合わせた和出汁をベースにしています。これにより、和の旨味と本格スパイスが調和した独自のWスープが完成しています。
付属の春雨は奈良県の老舗「戎はるさめ」が製造する極太でもちもちとした生はるさめを採用。無漂白のオリジナル麺で、グルテンフリーの選択肢としても適合します。スープの主要素材には国産鶏、徳島県の柚子、愛知県の八丁味噌などを用いるなど、国産食材への強いこだわりがあります。
製品ラインナップと辛さ表示
- ゴジラ麻辣湯:強烈な痺れと辛さを想起させる“咆哮するシビ辛”。頂マーラータン本店が開発・製造。
- モスラマーラータン:辛さレベル0。優しさで包み込む味設計。
- その他、全7種の怪獣シリーズとしてバリエーション展開。
辛さレベルに関する注記として、辛さレベル1は一般的なレトルトカレーの中辛程度に相当する旨が明記されています。商品購入や返礼品選択にあたっては、この辛さ指標を参照することが可能です。
事業体制とサステナビリティへの取り組み
頂マーラータン・おうちでマーラータン株式会社は、ネクスター株式会社のグループ会社として、日本式・和製マーラータンを基軸にB2C(D2Cブランド『おうちでマーラータン』https://maratan.tokyo)とB2B(卸し、温浴施設や宿泊施設などへの提供)を並行して展開しています。直営店舗(COS)やフランチャイズ(FC)展開も視野に入れ、川上から川下まで一気通貫の店舗モデルを構築しています。
また、同社は新宿区エコ事業者連絡会に加入し、フードロス削減や環境保全を推進している点が特徴です。飲食店向けの「日替わりマーラータン」メニュー提供や、家庭での残食をスープに活用するなど具体的なフードロス削減の実践を行っています。
ネクスターブランドゥホールディングスとグループ概要
- 持株会社名
- ネクスターブランドゥホールディングス株式会社(英語表記:Nexter Inc.|Nexter bran-do Holdings)
- 事業会社名
- 頂マーラータン・おうちでマーラータン株式会社(日本式・和製マーラータンB2C|B2B|COS|FC事業)
- 代表者
- 代表取締役社長 CEO:細田悠巨(ネクスター株式会社)、共同代表:細田悠巨、齋藤悠(頂マーラータン)ほか 取締役 二瓶寛史、宮田隆啓
- 本社所在地
- 東京都新宿区大久保3-8-3 住友不動産新宿ガーデンタワー LaTour Shinjuku Garden 29F
- スタッフ数
- 42名(グループ合計・業務委託、アルバイト含む)
- 資本金
- 1億2,428万4,842円(グループ合計・資本準備金含む)
連絡先として、頂マーラータン・おうちでマーラータン株式会社のCOO取締役 二瓶寛史(ニヘイ ヒロフミ)氏のメールアドレス(hirofumi@nexter.tokyo)が本件の問い合わせ窓口として記載されています。
サステナビリティの具体的施策
新宿区エコ事業者連絡会の活動に参加することで、地域と事業者の情報交換や事例発表、環境保全に関する見学会、調査研究・普及啓発といった取り組みが行われています。現在の会員は約80事業者で、事務局は区の環境対策課が担当しています。
頂マーラータンは、日常的に出る食材の余りを細かく刻んで薬膳スープへ活用するなど、事業としてフードロス削減(SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」)に寄与する方策を取っています。飲食店向けの提供やクーポンコードの発行などを通じて、事業全体での削減効果を目指しています。
提供先・販売チャネルと関連情報の整理
頂マーラータンの麻辣湯は、D2Cブランド「おうちでマーラータン」を通じた通販(https://maratan.tokyo/)のほか、温浴施設や飲食店とのB2B提供も拡大しています。具体的には温泉バルコニー King&Queen、用宗みなと温泉、OYUGIWA(イオンファンタジー運営の温浴施設)、焼肉 赤坂 えいとまん、羊次郎、焼肉 真焔(肉の大栄運営)などでの期間限定提供や常設提供が報告されています。
これらの展開は、地域の飲食・温浴施設との連携を深化させるだけでなく、フードロス削減と健康支援の観点からB2B事業の本格化を示すものです。各施設での提供開始に関するプレスはPR TIMESに複数掲載されています。
- 公式HP(おうちでマーラータン):https://maratan.tokyo/
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/ouchide_maratan/
- 公式X(Twitter):https://twitter.com/OUCHIDE_MARATAN
- 新宿区ふるさと納税特設サイト:https://furusato-shinjuku.jp/godzilla2025/
この記事で伝えた主要項目の整理
以下は、本記事で取り上げた企画・商品・組織情報を表形式で整理したものです。内容を確認することで、申込方法や製品特徴、事業体制とサステナビリティ施策を俯瞰できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コラボ名称 | 新宿区VSゴジラVS頂マーラータン(TM & © TOHO CO., LTD. モスラマーラータン produce by 頂マーラータン) |
| 開催期間 | 2025年9月1日~2025年12月31日 |
| 申込方法 | 新宿区ふるさと納税特設サイト(https://furusato-shinjuku.jp/godzilla2025/)または各ふるさと納税ポータルサイト |
| 主な返礼品 | 染色製品(着物、カードケース、ネクタイ、Tシャツ等)、印刷製本(ポスター、集印帳、ジャバラノート等)、食品(麻辣湯、ドリップコーヒー等) |
| 代表的商品 | モスラマーラータン(辛さレベル0)、ゴジラ麻辣湯(高めのシビ辛)を含む全7種の怪獣シリーズ |
| 製造・運営 | 頂マーラータン・おうちでマーラータン株式会社(グループ:ネクスター株式会社/ネクスターブランドゥホールディングス) |
| 主要原材料・こだわり | 国産地鶏、徳島県の柚子、鹿児島県トビウオ(焼きあご)、愛知県八丁味噌、奈良県製造の無漂白春雨、薬膳スパイス30種以上 |
| サステナビリティ施策 | 新宿区エコ事業者連絡会加入、フードロス削減(日替わりマーラータン、残食のスープ活用)、SDGs目標12への貢献 |
| 問い合わせ窓口 | 頂マーラータン・おうちでマーラータン株式会社 COO取締役 二瓶寛史(hirofumi@nexter.tokyo) |
| 運営会社情報 | 本社:東京都新宿区大久保3-8-3 住友不動産新宿ガーデンタワー LaTour Shinjuku Garden 29F/スタッフ数:42名(グループ合計)/資本金:1億2,428万4,842円(グループ合計) |
本件は新宿区の地域資源とキャラクターIP、地元飲食店発の製品設計が連動する事例として、返礼品を通じた地域活性化とサステナブルな事業運営を両立させる取り組みとして位置付けられます。申込や詳細は上記の特設サイト、公式サイトおよび各SNSで確認することが可能です。