10月11日発売|キュレル手足マスクで保湿力アップ
ベストカレンダー編集部
2025年10月7日 12:39
キュレル手足マスク発売
開催日:10月11日
手と足のケアを「底上げ」する新しいシート体験
花王株式会社(Kao Beauty Brands)は、乾燥性敏感肌を考えた総合スキンケアブランド「Curél(キュレル)」より、花王のFine Fiber技術*²を活用したシート型マスク2種類を、2025年10月11日(土)に発売します。プレスリリースは2025年10月7日 11時00分に発表されました。今回の製品は、スキンケア後に着用するだけで保湿クリームなどの有効成分を肌にとどめ、寝ている間や日中の環境での乾燥悩みを軽減することを目的としています。
発売されるのは、手指用の『キュレル 一晩中指先までまるごと守る お手入れ底上げ ハンドケアマスク』(4枚入・全2種:M・L)と、かかと用の『キュレル ガサガサかかとをしっとり包む お手入れ底上げ かかとケアマスク』(6枚入・1種、ワンサイズ目安22~26cm)です。両製品ともに、肌荒れやカサつきが繰り返す乾燥性敏感肌の方のお手入れを意図した設計になっています。
発売の背景と必要性
花王の調査では、からだのカサつきで最も気になる部位は「手」で約73%*⁴、次いで「かかと」が約65%*⁵という結果が出ています。手については、敏感肌の方の約5割が1日に3回以上ケアを行うという実態も明らかになりました*⁴。一方でかかとの乾燥に関しては、ストッキングやタイツにひっかかる、サンダルを履けないといった具体的な悩みが挙がっており、かかとの乾燥を気にしていても毎日ケアしている人は全体の約3割にとどまり、約7割は定期的なケアがされていない実態が示されています*⁷。
これらの背景を踏まえ、花王は「日常のケアが行われにくい部位」に対して、スキンケア直後の保湿状態を持続させるシートタイプのアプローチでお手入れを底上げする必要があると判断し、Fine Fiber技術を応用した製品開発に至りました。
Fine Fiber技術と独自の2層構造がもたらす効果
新製品は花王独自のFine Fiber技術*²を用い、内側に極細繊維(髪の毛の100分の1程の細さ)を用いた極薄の「Fine Fiber層」と、外側に伸縮性の高い繊維を組み合わせた独自開発の2層構造*³を採用しています。この構造により、通気性を保ちながら肌とシート間に湿潤環境*⁸を維持します。
内側の極細繊維層は、ハンドクリームや保湿クリームなどの製剤を肌表面に留める機能を担い、外側の伸縮繊維層はさらさら感を保ちながらフィット性を確保します。結果として、寝具や床、衣類を汚さずに保湿効果を長時間維持できる点が大きな特徴です。
技術的ポイントの詳細
- Fine Fiber技術*²:機器を用いて極細繊維を吐出し、積層型の極薄ヴェールを作る花王の独自技術。
- 2層構造*³:内側は極細繊維でクリーム等を肌上にとどめ、外側は伸縮性の高い繊維でフィットとさらさら感を確保。
- 湿潤環境*⁸:蒸れにくく、適切な湿度を保った環境をシートと肌の間に作り出すことで、スキンケア直後の有効成分が保持されやすくなる。
この構造により、ハンドケアマスクは指先まで包み込む設計でスマートフォン操作が可能な点、かかとケアマスクは日中着用できるフィット感と保護機能がある点が挙げられます。どちらも保湿クリームを塗布した後に着用するだけで使える点が利便性として訴求されています。
商品ラインナップと使用時の注意点
発売される商品は以下のとおりです。各製品は乾燥性敏感肌を想定した設計で、アレルギーおよびパッチテストなどの使用評価が実施されています。ただし、すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起きないと保証するものではありません。
商品一覧
- キュレル 一晩中指先までまるごと守る お手入れ底上げ ハンドケアマスク(4枚入・全2種:M・L)
- ハンドクリーム等をつけたあとに装着するだけで肌を締めつけずに包む
- 寝具を汚さないさらさらの外側生地と、クリームをとどめる内側の極細繊維層を併せ持つ2層構造
- 水仕事など摩擦刺激や過酷な環境でのガサガサ手肌を保護・しっとりさせる
- 一晩中クリームが落ちにくく、スマートフォン操作が可能
- 皮膚科医協力のもと乾燥性敏感肌の方による使用テスト済み、アレルギーテスト済み、協力者によるパッチテスト済み(※すべての方に反応が起きないわけではありません)
- キュレル ガサガサかかとをしっとり包む お手入れ底上げ かかとケアマスク(6枚入・ワンサイズ:22~26cm目安)
- かかとに保湿クリーム等を塗ったあとにはくだけで一晩中快適にフィット
- 内側の極細繊維が保湿成分を肌上にとどめ、外側はさらさらで床や寝具を汚さない
- ガサガサかかとをなめらかにしっとり包み、寝具や靴下等へのひっかかりから保護
- 日中そのまま履いて過ごすことも可能(状況により着用感は異なります)
- アレルギーテスト済み、乾燥性敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み(※すべての方に反応が起きないわけではありません)
使用上の留意点
いずれの製品も、保湿クリーム等を塗布した直後に着用することで効果を発揮するよう設計されています。使用前には製品の注意事項を確認し、肌に異常が現れた場合は使用を中止することが推奨されています。
また、製品は通気性を保ちながら湿潤環境を維持する設計ですが、長時間の着用や個人差により感触や効果に差が生じることがあります。アレルギーテストやパッチテストは実施済みであるものの、すべての肌質で安全性を保証するものではない点に留意が必要です。
キュレルブランドの背景と調査データ
キュレルは1999年に誕生し、フェイスケア・ボディケア・頭皮ヘアケアに至るまで「セラミド」の機能に着目して製品開発を続けているブランドです。赤ちゃんから高齢者まで幅広い世代を対象に、洗浄から保湿まで一貫したアプローチで乾燥性敏感肌のQOL向上に寄与することを目標としています。
今回の製品投入にあたっては、複数の調査結果が参照されています。主な調査データは以下のとおりです。
- *1
- インテージSRI+敏感肌用化粧品市場2024年1月~2024年12月 シリーズ別金額シェア
- *2
- 機器を用いて極細繊維を吐出し、積層型の極薄ヴェールをつくる花王独自の技術
- *3
- 内側は髪の毛の100分の1程の細さの極細繊維、外側は伸縮性の高い繊維を合わせた独自の2層構造
- *4
- 15-79歳、女性、2024年2月、N=1,200(花王調べ)。からだのカサつきで手が約73%。
- *5
- 15-79歳、女性、2024年2月、N=960(花王調べ)。かかとが約65%。
- *6
- 20‐59歳、手足の乾燥・敏感意識のある女性、2024年9月、N=50(花王調べ)。かかとのひっかかり等の悩み。
- *7
- 18-65歳、かかとの乾燥を気にしている女性、2025年5-6月、N=1,788(花王調べ)。毎日ケアしていない人が約7割。
- *8
- 蒸れにくく、湿度を保った環境
製品情報や詳細は花王の特設ページに掲載されています:https://www.kao.co.jp/curel/special/oteiresokoagemask/
要点整理
以下の表に本記事で紹介した製品の主要情報を整理します。最後に本記事で触れたポイントを簡潔にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元 | 花王株式会社(Kao Beauty Brands) |
| プレス発表日時 | 2025年10月7日 11:00 |
| 発売日 | 2025年10月11日(土) |
| ブランド | Curél(キュレル) |
| 製品名 | ・キュレル ハンドケアマスク(4枚入・M・L) ・キュレル かかとケアマスク(6枚入・ワンサイズ22~26cm目安) |
| 技術 | 花王 Fine Fiber技術(極細繊維による積層型極薄ヴェール)と独自の2層構造(内側:Fine Fiber層/外側:伸縮繊維層) |
| 主な特長 | 保湿クリーム等を肌上にとどめ、肌とシート間に湿潤環境を保つ。寝具等を汚さない、ハンドはスマホ操作可、かかとは日中着用可 |
| 対象 | 乾燥性敏感肌で肌荒れ・カサつきに悩む方 |
| 試験・評価 | 皮膚科医協力の使用テスト(ハンド)、アレルギーテスト、パッチテスト(協力者による実施)※すべての方に反応が出ないわけではない |
| 情報・購入ページ | https://www.kao.co.jp/curel/special/oteiresokoagemask/ |
| 調査データの要点 | 手のカサつきが気になる人は約73%*⁴、かかとは約65%*⁵。かかとの乾燥を気にしていても日常的にケアしていない人が約7割*⁷ |
以上のとおり、今回のキュレルの新製品はFine Fiber技術と独自の2層シート構造を活用して、スキンケア直後の保湿状態を効率よく保持することを目的としたアイテムです。手やかかとの乾燥・カサつきに対して、既存の保湿習慣を補完する形で利用できる点が特徴であり、製品の詳細や使用感は花王の製品ページで確認できます。
参考リンク: