10月14日開催｜ミライリンク始動イベントでダイバーシティ×グローバル戦略を公開

渋谷Googleで開く始動記念イベント：日程・狙いと当日の構成

ミライリンク株式会社は、2025年10月14日（火）19:00より、Google for Startupsの協力を得てCampus Tokyo（渋谷）で始動記念イベント『Day1からグローバルにいっちゃえ！　”ダイバーシティ・スタートアップ”戦略と、現場のリアル』を開催します。本イベントは一般参加可、参加費は無料です。ただし定員があるため、事前申込が必要です。

当日はミライリンクの創業経緯や国内外での受賞・採択実績を紹介するとともに、ダイバーシティを旗印にした多国籍チームの事業運営の実務や、VCや政府機関によるグローバル支援の具体的内容を共有します。後半には始動パーティ＆Founder Meetupを行い、起業家と投資家、支援者が交流する場を提供します。

イベントの基本情報と申し込み方法

イベントの日時と会場は以下の通りです。会場はGoogle for Startups Campus Tokyo（渋谷ストリーム5F）。参加は無料ですが、ケータリング提供や交流の場が設けられているため定員制です。参加を希望する場合は所定の申込ページから手続きを行ってください。

申込みや詳細は公式のPeatixページで案内されています。問い合わせはミライリンク社のinfo@mirai-link.comにて受け付けています。

• 日時：2025年10月14日（火）19:00-20:30（終了後に交流パーティ）
• 会場：Google for Startups Campus Tokyo（東京都渋谷区渋谷3丁目21-3 渋谷ストリーム5F）
• 参加費：無料（要事前申し込み、定員あり）
• 申込ページ：https://mirai-link02.peatix.com/
• お問い合わせ：info@mirai-link.com
• 協力：Google for Startups

当日のプログラム構成

イベントは3部構成で進行します。第1部では投資家と起業家の現場目線、第2部で戦略策定と成功事例、第3部で始動パーティ＆Founder Meetupを行います。政府機関からは経済産業省やJETROなどによるグローバル・スタートアップ支援の紹介も予定されています。

1. 第1部：「投資家＆起業家のリアルな現場から：ダイバーシティ・スタートアップ」
2. 第2部：「ダイバーシティ・スタートアップの戦略策定方法と成功事例」
3. 第3部：「ミライリンク始動パーティ＆Founder Meetup!」（交流、ケータリングあり）

後半の交流会は、Google for Startups TokyoコミュニティやAPT Womenコミュニティなど、多様なバックグラウンドを持つ参加者が出会う場として設計されています。参加希望者は申込ページで詳細と定員を確認してください。

プロダクトと実績：ELYとMiraiLINK Businessの現状と受賞・採択

ミライリンクは、高度な対話型AIとユーザー生成コンテンツ（UGC）やAI駆動コンテンツ（AIGC）を融合した共創型プラットフォームを開発しています。主要プロダクトは、AIゲーム『ELY』（エリー）と越境学習型オンデマンド研修『MiraiLINK Business』です。両プロダクトはエンターテインメントと教育という異なる領域で、ユーザーを“冒険者”として体験させる設計が共通点です。

『ELY』は対話型生成AIによる没入型RPGのスマホアプリで、現在は中国国内限定でテストローンチ中です。口コミを中心に登録ユーザー数は5か月で1万3千人を超え、2025年7月開催のHNSE（東南アジアAIテックバトル）ではファイナリストに選出され、「AIライジングスター賞」を受賞しました。日本での正式ローンチは2025年12月を目標にローカライズと最終調整が進められています。

ELY（エリー）

・対話型生成AIを用いたインタラクティブRPGスマホアプリ。現在中国でテスト提供中。

・5か月で登録ユーザー数：13,000人超。

・HNSE（東南アジアAIテックバトル）ファイナリスト選出、AIライジングスター賞受賞（2025年7月）。

・日本での正式ローンチ予定：2025年12月（ローカライズ・品質調整中）。

『MiraiLINK Business』は越境学習をベースにしたオンデマンドのビジネス研修アプリです。企業や行政、大学などが参加する越境協働型学習プログラムをスケールすることを目標に設計されており、先行提供を通じてパッケージ化と機能拡張を進めています。2025年9月には東京都の女性ベンチャー成長促進事業「APT Women」に採択され、支援を受けながら事業ブラッシュアップとグローバル展開力の強化を進めています。

MiraiLINK Business

・越境学習型オンデマンドビジネス研修アプリ。

・武庫川女子大学主催「社会課題解決AIスタートアップチャレンジ2025」に採用され、6大学1高校の越境協働型ビジネス学習プロジェクトで検証中。

・2025年9月、東京都女性ベンチャー成長促進事業「APT Women」採択。

これらの実績は、ミライリンクの製品がエンターテインメントと学習両面でユーザーの参加を促す設計になっていること、そして越境協働の課題にAIで対応しようとする試みが評価されたことを示しています。

チーム構成、創業の経緯と連携先：多国籍チームの実務と支援体制

ミライリンクは日本、カナダ、中国出身のメンバーを中心に、ゲーム、教育、AIなど多様な背景を持つ人材が集まっています。創業は2025年1月28日、チーム構成と各メンバーの役割・背景を明確にした上で事業を展開しています。共通言語がない状況でも、TRPG（テーブルトークRPG）への共感や「すべての人が自らの可能性を広げ、より自由に生きられるサポートをしたい」という価値観を基軸に協働が進められてきました。

組織としては、外部投資や政府支援、コミュニティ連携を受けながら製品開発と市場投入を進めています。主な協働先・支援機関としてはIntrinsic Venture Capital（カナダ）、Google for Startups、経済産業省、JETRO、APT Womenなどが挙げられます。

主要メンバーと役割

言語面の特徴として、湯川は英検3級レベルの英語能力、Zhouは同程度の英語力、Andrewは日本語・中国語は理解しない点が明記されており、言語が異なるメンバー間の事業推進ではオンライン会議やAI翻訳アプリなどのツールを活用してコミュニケーションを行っています。

創業背景と開発の発想

創業の発端はTRPGの遊び方のハードルに着目した技術的な課題認識でした。TRPGはルール理解や準備の負担が大きく、プレイヤー人口は全ゲーム人口の約1％程度とされるなど普及の限界がありました。Zhouが対話型生成AIでその課題を解き、ユーザーが簡単にキャラクターや世界を創造できる基盤を作ることを志したことが始まりです。

その技術的な発想に対し、教育現場で越境学習プログラムを実施していた湯川が教育用途への転用可能性を見出し、両者が協業してゲームと学習を横断するプロダクト群の開発へと発展しました。ミライリンクはこの掛け合わせを通じて、教育とエンターテインメントの双方でスケールすることを目指しています。

要点の整理：イベント・製品・実績の一覧

以下の表は本稿で紹介したイベントとミライリンクの主要情報を整理したものです。各項目は日付や場所、連絡先など具体的な事実を中心にまとめています。

本稿はミライリンク社のプレスリリースに基づき、イベントの開催概要、プロダクトと受賞・採択の経緯、チームの背景および連携先と連絡先を整理して伝えています。イベント参加や製品に関する詳細は、記載の申込ページおよび問い合わせ先で確認ください。