10月21日開催 Hanataba Fes vol.1|制作陣と対話
ベストカレンダー編集部
2025年10月6日 12:49
Hanataba Fes開幕
開催日:10月21日
映画『花束』と共に問い直す――Hanataba Fes の趣旨と制作背景
「Hanataba Fes」は、映画『花束』の制作に携わったメンバーと認定NPO法人Learning for All(以下、LFA)が連携して開催する連続イベントです。多様な分野で活動するゲストを招き、親を頼れない子ども・若者を取り巻く現状を多角的に見つめ、社会問題に向き合うために個人や組織ができることを考える場を目指します。
本フェスは、映画制作や当事者の証言を通じて現状を伝えるとともに、観客一人ひとりが行動の糸口を見つけられるよう設計されています。キックオフとなるvol.1では、運営メンバーによるトークショーや映画制作陣の登壇、そしてスペシャルゲストとして音楽家の小林武史さんを迎えた対談を行います。
映画『花束』の概要と制作チーム
映画『花束』は、サヘル・ローズ監督が手がけた作品で、児童養護施設で育った若者たちの記憶や痕跡を、ドキュメンタリー、フィクション、ドラマを融合して描く実験的な映画です。8人の青少年が自身の忘れがたい瞬間をカメラの前で演じることで、彼らの体験とそれが抱える社会的な影を浮き彫りにします。
作品にはオーストラリア出身でバイオリニスト、ボーカリストとして活躍するサラ・オレインや、短期里親制度に参加した経験もある名優・佐藤浩市が出演。岩井俊二がエグゼクティブプロデューサーを務め、LUNA SEAのSUGIZOが音楽を担当するなど、多彩なクリエイターが参加しています。
- 監督:サヘル・ローズ(1985年イラン生まれ。孤児院で過ごした経験を持ち、来日後は俳優・監督として活動。国際人権NGOの親善大使や人権活動家賞受賞歴あり)
- エグゼクティブプロデューサー:岩井俊二(1963年宮城県生まれ。『Love Letter』で長編監督デビュー。多方面での創作活動)
- 出演(主な):サラ・オレイン、佐藤浩市、ほか
- 音楽:SUGIZO(LUNA SEA)
公式情報は公式サイトおよびSNSで公開されています。公式HPは hanataba-project.com、公式Xは x.com/hanataba_pro、公式Instagramは instagram.com/hanataba.pro/ で確認できます。
当日のプログラムと参加方法――具体的なスケジュールと会場案内
Hanataba Fes vol.1 は、2025年10月21日(火)19:00〜21:00にグレイドパーク恵比寿で開催されます。イベントはオープニングからエンディングまでを一貫したプログラムとして構成し、第1部から第3部までを通して映画の背景と社会課題、実践に繋がる対話を行います。
参加に際しては事前の申し込みが必要です。参加費用、定員、申し込み方法などの主要情報は以下の通りです。
- 開催日程
- 2025年10月21日(火)19:00〜21:00
- 開催場所
- グレイドパーク恵比寿(〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南 3-1-24 シティスクエア恵比寿 1F)
- アクセス
- JR各線「恵比寿駅」西口 徒歩5分、東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」5番出口 徒歩2分。地図:Google Maps
- 参加費用
- 3,800円
- 定員
- 100名
- 申込先
- https://hanatabafesvol1.peatix.com
プログラムは次の構成で進行します。各部は登壇者の経験や知見をもとに、映画の舞台裏や現場で見えてきた課題、支援のあり方を提示する内容です。
- オープニング
- 第1部:運営メンバーによるキックオフ対談(Hanataba Fesの趣旨説明と運営方針)
- 第2部:映画『花束』出演キャスト(一部)による対談(制作背景や当事者の声)
- 第3部:スペシャル対談(Special Guest:小林武史さん)
- エンディング
登壇者としては、サヘル・ローズ(監督)、岩井俊二(エグゼクティブプロデューサー)、佐東亜耶(映画プロデュース)、李炯植(認定NPO法人Learning for All 代表理事)、そして音楽家の小林武史が予定されています。各登壇者は自らの立場や実践を通じて、児童養護施設や里親制度、貧困や虐待などの問題点を語り、具体的な支援や参加方法についても言及します。
登壇者プロフィールと主催情報――関係者の背景とLearning for Allの活動
本イベントの登壇者は、映画制作に関わるクリエイターと、子ども支援を実践するNPOの代表者で構成されています。それぞれの経歴や関わり方を把握することで、当日の対話がどのような視点で進められるかが見えてきます。
以下に登壇者の略歴と、主催である認定NPO法人Learning for Allの活動概要を整理します。
- サヘル・ローズ(監督)
- 1985年イラン生まれ。7歳までイランの孤児院で過ごし、8歳で養母と来日。俳優・タレントとして幅広く活動し、主演作『冷たい床』で国際映画祭の受賞歴あり。国際人権NGOの親善大使や、2020年にアメリカで人権活動家賞受賞。
- 岩井俊二(エグゼクティブプロデューサー)
- 1963年宮城県生まれ。『Love Letter』で長編監督デビュー。東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」の作詞など社会的活動も行う。多彩なジャンルで国内外に作品を発信している。
- 佐東亜耶(プロデュース)
- 一般社団法人泉鳳、一般社団法人BEAUDOUBLE代表理事。社会的養護の子ども・若者に向けた学びや居場所、無料美容施術など現場に即した支援を実施。
- 李炯植(Learning for All 代表理事)
- 1990年兵庫県生まれ。2014年にNPO法人Learning for All設立。経済的困窮や家庭環境等で困難を抱える子どもに無償の学習支援や居場所支援を提供。これまで延べ11,800人の子どもに支援を届けている。行政の委員やアドバイザー歴も有する。
- 小林武史(スペシャルゲスト・音楽家)
- サザンオールスターズやMr.Childrenなどのプロデュース・録音を手掛ける音楽家。2003年に非営利組織「ap bank」を設立し、復興支援や環境プロジェクト、野外音楽イベント「ap bank fes」などを通じて社会課題に取り組む。2010年以降は農業生産法人「株式会社耕す。」や「KURKKU FIELDS」の運営など食の循環にも関与。
主催:認定NPO法人Learning for All。ミッションは「子どもの貧困に、本質的解決を。」で、学習支援と居場所づくりを通じて、地域協働型の子ども包括支援モデルを構築・展開しています。支援実績は延べ11,800人にのぼります。
寄付や支援の窓口、詳細な法人情報は以下の公式リンクから確認可能です。
イベントやプレス素材のダウンロード、画像提供に関する情報はプレスリリース素材として公開されています。お問い合わせは info@hanataba-project.com まで送付してください。
関連情報とキーワード
本イベントはボランティアや社会的養護、寄付や地域協働に関連するテーマを含んでいます。キーワードとしては「寄付」「子ども」「映画」「貧困」「イベント」「音楽」「経済」「ボランティア」「格差」「学校」などが挙げられます。
イベント種別は「イベント」、カテゴリとしては「ボランティア」「財団法人・社団法人・宗教法人」に分類されます。詳細・申し込みは本ページ内のリンクおよびPeatixページを参照してください。
まとめ:開催要項の一覧(本記事の内容を表で整理)
以下の表に本記事で触れた主要情報を整理しました。参加を検討する際の確認用として利用してください。表の後に一文で締めます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | Hanataba Fes vol.1 |
| 主旨 | 映画『花束』制作チームとLFAが連携し、親を頼れない子ども・若者を取り巻く社会課題を多角的に議論・共有する連続イベントのキックオフ |
| 開催日時 | 2025年10月21日(火)19:00〜21:00 |
| 会場 | グレイドパーク恵比寿(〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南 3-1-24 シティスクエア恵比寿 1F) |
| アクセス | JR恵比寿駅西口 徒歩5分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅5番出口 徒歩2分(地図: Google Maps) |
| 参加費 | 3,800円 |
| 定員 | 100名 |
| 申し込み | https://hanatabafesvol1.peatix.com |
| 主催 | 認定NPO法人 Learning for All |
| 問い合わせ | info@hanataba-project.com |
| 登壇者(主な人物) | サヘル・ローズ(監督)、岩井俊二(エグゼクティブプロデューサー)、佐東亜耶(プロデュース)、李炯植(LFA代表理事)、小林武史(音楽家)ほか |
| 関連サイト | 公式HP: hanataba-project.com、Peatix: 申し込みページ |
以上がHanataba Fes vol.1の開催概要と関係者情報の整理です。イベントは映画のメッセージと現場の実践を結びつける場として位置付けられており、参加者は制作の舞台裏、当事者の声、支援組織の取り組みを通じて問題の理解を深めることができます。
参考リンク: