11/21開催|ネウボラが考える組合のキャリア支援

ネウボラエンパワーデイ

開催日:11月21日

ネウボラエンパワーデイ
参加対象は誰?組合員じゃなくても行ける?
組合役員や組合員が主な対象だが一般参加も可能。ネウボラ会員11,000円、一般16,500円。定員80名(1組織あたり最大3名)。開催は11/21池袋、申込は専用ページで登録後に詳細メールが届く。
Neuvolaって何?組合で何が変わるの?
Neuvolaはj.unionの組合向けオンラインキャリア面談サービス。中立の専門家が面談して自己理解を促し、組織課題を抽出して経営提言に結びつける。導入は全国28組合・延べ867名(2025年9月時点)。

変化する雇用環境と「組合によるキャリア支援」の重要性

本リリースは、j.union株式会社 ネウボラ事務局が2025年10月6日10時00分に発表した内容に基づく。記事は、終身雇用が揺らぎ、個人が自らのキャリアを主体的に描く必要性が高まる現在において、労働組合が担うべき新たな役割としてのキャリア支援の可能性を詳述する。

近年の企業環境は、従来の雇用慣行が変容し、将来の見通しが立てにくくなっている。組合員の不安や課題に対し、組合自らがキャリア相談や支援施策を打ち出すことで、組織のエンゲージメント向上や組織活性化につながるという主張が本リリースの中心である。j.unionは、この流れを「組合の未来を切り拓く戦略的な投資」と位置づけている。

【 現地開催 】キャリア支援を「労働組合が担う」時代へ「ネウボラエンパワーデイ」開催(11/21) 画像 2

現状データとサービスの実績

j.unionが企画・運営するオンラインキャリア面談サービス「Neuvola(ネウボラ)」は、2022年の開始以降、組合向けに提供されてきた。2025年9月時点での導入実績は全国28の労働組合、延べ867名の利用であり、組合内で発生する個別課題の発見と組織的提言に寄与している。

「Neuvola」は単なる福利厚生ではなく、中立的な専門家による面談を通じて組合員の自己理解を促進し、組織課題の抽出・分析を行うことで、経営提言に活かせる点が特徴である。組合と経営の双方にとって効果的なツールとして位置づけられている。

ネウボラエンパワーデイ(2025年11月21日)——イベントの構成と参加方法

j.union ネウボラ事務局は、組合役員が果たすべきキャリア支援の具体的な実践と役割を議論する場として、現地開催のイベント「ネウボラエンパワーデイ ~Neuvola Empowerment Day~」を実施する。開催日時は2025年11月21日(金)13:30~17:00、会場は池袋のTKP 池袋カンファレンスセンター ホール5Aである(アクセス:https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-ikebukuro/access/)。

参加費は、ネウボラ・RUV会員労組が11,000円/人(税込)、一般参加が16,500円/人(税込)。定員は80名で、1組織あたり最大3名までの参加枠が設定されている。主催はj.union株式会社 ネウボラ事務局。

当日のプログラム詳細

以下のとおり、講演と研究報告、活動報告、パネルディスカッションを組み合わせた構成となっている。終了後に参加者交流会(17:30~、池袋駅周辺会場想定)を予定しているが、プログラムや交流会の開催は予告なく変更される可能性がある。

  • 13:30~ オリエンテーション
  • 13:40~ 【基調講演】「キャリア支援は、労働組合のプレゼンス復活の鍵」 浅川 正健氏(浅川キャリア研究所 所長)
  • 14:10~ 【研究報告】「労働組合によるキャリア支援に関する事例研究~キャリア面談施策を通した意義と課題~」 原 恵子氏(埼玉学園大学 教授)
  • 14:55~ 【活動実践報告】「組合員の相互支援を通じて、キャリア自律を共に目指す挑戦」 宮﨑 尚大氏(キリン労働組合 中央執行委員)
  • 15:50~ 【パネルディスカッション】「本音で語る!組合と会社で描く、未来の生き方・働き方」
  • 17:00 終了(17:30~参加者交流会)

申し込み方法は、専用の申込ページに必要事項を入力する方式で、申込後に登録メールアドレス宛へ詳細案内が送付される仕組みである。申込先URLはhttps://j-union.com/-/ju-career/newenq/main/enquete.php?cd_enq=10836。

登壇者プロフィールと「Neuvola」サービスの機能・意義

基調講演の浅川 正健氏は、企業内キャリア支援のパイオニアであり、長年にわたる実務経験と普及活動を持つ人物である。以下に略歴の要点を示す。

浅川 正健(浅川キャリア研究所 所長)
1973年 慶應義塾大学卒業後、伊藤忠商事入社。営業第一線で17年間(海外駐在9年を含む)経験を積み、1990年に人事部へ異動。2000年にCDA資格取得、伊藤忠において日本初の全社員対象キャリアカウンセリング室の立ち上げに尽力し2002年7月に正式開設。2015年退社後、浅川キャリア研究所を設立。厚生労働省研究会の委員、全国講演、大学での授業、企業アドバイスなどを通じて企業内キャリアコンサルティングの普及に取り組む。

その他の登壇者として、労働組合の取り組みを学術的に検証する原 恵子氏(埼玉学園大学 教授)、現場で支援を進める宮﨑 尚大氏(キリン労働組合 中央執行委員)が参加し、研究・実践の両面から議論を深める構成である。

Neuvolaの役割と機能

「Neuvola」は、組合員の漠然とした将来不安や職場で話しづらい課題に対して中立的なプロが面談し、自己理解を深める支援を行うオンラインキャリア相談サービスである。サービスの利用は、組合員のエンゲージメントおよび満足度の向上に寄与すると同時に、面談から抽出された組織課題を分析して経営提言へとつなげることができる。

この点が示すのは、単なる個人向けサポートに留まらない、組合としての組織的価値を高めるための包括的なツールであるということである。導入検討にあたっては、組合のニーズに合わせた運用設計が重要になる。

参加にあたっての実務情報と会社・問い合わせ先

イベント参加に関する具体的な手続き、費用、定員などの情報は既に記載したとおりであるが、申込と問い合わせに関する連絡先を下記に整理する。申込後、登録メールアドレスへ追って詳細案内が送付される。

申込方法
申込ページ:https://j-union.com/-/ju-career/newenq/main/enquete.php?cd_enq=10836。必要事項を記入のうえ申し込む。申し込み後、登録メールアドレスへイベント詳細を送付。
会場
TKP 池袋カンファレンスセンター ホール5A(アクセス:https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-ikebukuro/access/)
費用・定員
ネウボラ・RUV会員労組:11,000円/人(税込)、一般:16,500円/人(税込)。定員80名(1組織あたり最大3名)。
主催
j.union株式会社 ネウボラ事務局
問い合わせ
メール:ju-lab@j-union.com 担当:竹内、清水、本岩

また、プログラムの一部やスケジュールは予告なく変更される可能性があることに留意する必要がある。

要点の整理

以下の表は、本記事で紹介した重要事項を項目別に整理したものである。参加検討や情報共有に際して確認しやすい形式としてまとめている。

項目 内容
リリース発信者 j.union株式会社 ネウボラ事務局(発表日:2025年10月6日 10:00)
イベント名 ネウボラエンパワーデイ ~Neuvola Empowerment Day~
開催日時 2025年11月21日(金)13:30~17:00(終了後17:30から参加者交流会を予定)
会場 TKP 池袋カンファレンスセンター ホール5A(アクセスURLあり)
参加費 ネウボラ・RUV会員労組:11,000円/人(税込)、一般:16,500円/人(税込)
定員 80名(1組織あたり最大3名)
主なプログラム 基調講演(浅川正健氏)、研究報告(原恵子氏)、活動実践報告(宮﨑尚大氏)、パネルディスカッション
申し込み 専用申込ページ(https://j-union.com/-/ju-career/newenq/main/enquete.php?cd_enq=10836)。登録メール宛に詳細送付。
Neuvola導入実績(2025年9月時点) 全国28の労働組合、延べ867名が利用
会社概要 社名:j.union株式会社/本社:東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー22階/代表取締役社長:服部 恵祐/設立:1989年3月6日/資本金:4,500万円/事業内容:労働組合専門の活動支援/URL:https://www.j-union.co.jp
問い合わせ ju-lab@j-union.com(担当:竹内、清水、本岩)

本稿では、労働組合が独自にキャリア支援を実装することで期待される組織的効果と、具体的な支援サービスである「Neuvola」の位置づけ、ならびに2025年11月21日に予定される「ネウボラエンパワーデイ」の構成と実務情報を網羅的に整理した。参加や導入を検討する際は、上記の申し込みページおよび問い合わせ先を通じて最新情報の確認を行うことが推奨される。