りんくうアウトレット、296名でギネス達成 25周年イベントレポ
ベストカレンダー編集部
2025年10月5日 22:00
りんくう25周年ギネス挑戦
開催日:10月5日
雨の中で達成された、りんくうプレミアム・アウトレットの25周年ギネス挑戦
2025年10月5日(日)11:00から13:00に、りんくうプレミアム・アウトレット(大阪府泉佐野市、運営:三菱地所・サイモン株式会社)は開業25周年記念イベント「りんくう25周年ギネス世界記録™チャレンジプロジェクト」を開催し、ギネス世界記録™の公式種目である「最大のチャールストンダンスレッスン(Largest Charleston dance lesson)」の記録を達成しました。
当日の総参加者数は296名。目標とした250名を大きく上回る参加者が、シーサイドエリア P4駐車場の特設会場に集まり、厳正な公式ルールの下で30分以上のレッスンを受け、3分以上の一斉ダンスを実施。ギネス世界記録公式認定員の認定により、正式に「296名での達成」が宣言されました。
- 名称:りんくう25周年ギネス世界記録™チャレンジプロジェクト
- 日時:2025年10月5日(日)11:00~13:00
- 会場:りんくうプレミアム・アウトレット シーサイドエリア P4駐車場 特設会場
- 総参加者数:296名
- 挑戦内容:「最大のチャールストンダンスレッスン」
当日は開始から徐々に天候が悪化し、時折激しい土砂降りとなったものの、参加者は雨の中でも最後までレッスンと一斉ダンスを完遂しました。会場では安全面の配慮やケガ防止のための準備運動、公式認定員からのルール説明が行われ、参加者の真剣かつ協力的な姿勢が結果につながりました。
TAKAHIRO氏が導いた実技と指導方針
講師を務めたのは、国内外で豊富な実績を持つ世界的ダンサー・演出家のTAKAHIRO(上野隆博)氏。TAKAHIRO氏は大阪芸術大学 舞台芸術学科の立ち上げに関わり、現在も客員教授として教育・文化発信に携わる人物です。自身が過去に保持したギネス世界記録「20mのムーンウォークで最速(The fastest 20 m moonwalk)」の実績も紹介されました。
レッスンは、チャールストンダンスの歴史や発祥地に関する解説から始まり、ステップの分解・実演・反復練習へと段階的に進みました。TAKAHIRO氏は初心者や子どもにも分かりやすく、テンポの速い足使いを丁寧に指導。指導の途中で短時間のデモンストレーションとしてムーンウォークを披露する場面もあり、会場の注目を集めました。
チャールストンダンスについては、以下のように説明されました。
- 発祥
- アメリカ・チャールストン
- 時代
- 1920年代に全米で流行したダンススタイル
- 特徴
- 膝の内側/外側の開閉を使った独特のステップ、リズミカルで元気な動き
レッスンはノリの良い洋楽のリズムに合わせて行われ、参加者は前後移動や回転を含む一連のステップを反復練習することで、短時間でも着実に動きを合わせていきました。TAKAHIRO氏は、苦戦する参加者を個別に励まし、会場全体の士気を高める役割を果たしました。
教えて!TAKAHIROさん質問コーナー
公式認定員の審議時間中には、参加者から事前に募集した質問にTAKAHIRO氏が答えるコーナーが設けられました。プロの視点からの助言や経験に基づく回答は、参加者にとって具体的で示唆に富む内容となりました。
以下に質問と回答を整理して紹介します。発言は要旨に基づき抜粋しています。
- 質問1:25年後に挑戦していたいことは?
回答:70歳近くになっても誰かと一緒にものづくりを続けたい。50周年でもギネス挑戦を考えている、と語りました。 - 質問2:アウトレットで今欲しいものは?
回答:これからの季節に向けたアウター。特にゴアテックス製などの機能的な一着を探したいとのことでした。 - 質問3:ダンスをしていて楽しい瞬間、辞めたいと思った時は?
回答:続ける理由は「好き」だという気持ち。比較で悩んだ時でも、一人でも応援してくれる人がいれば前に進めると述べました。 - 質問4:練習や大会の両立、モチベーションの維持方法は?
回答:受け身にならず自分でやるという意思を持つこと。自分で決めて前に進む姿勢が重要だと助言しました。
企画の背景、地域性と参加者の構成
イベント冒頭では、りんくうプレミアム・アウトレット 平岡支配人が登壇し、企画の背景と想いを説明しました。施設は2000年に開業し、サウスカロライナ州チャールストンの街並みをイメージして造られたことから、発祥地にちなんだチャールストンダンスの挑戦を社員のアイデアで採用した経緯が示されました。
平岡支配人のコメントには、地域に支えられて25周年を迎えたこと、関西人らしい元気な力でりんくうから大阪を盛り上げ、次の25年に向けて新たなチャレンジを続ける意図が述べられました。こうした背景説明が参加者の連帯感を高める一因となりました。
参加者は幅広い層で構成され、具体的には以下の通りです。
- 全国大会出場経験のある大阪府立柴島高等学校ダンス部
- 近隣ダンススクールの受講生
- ダンス未経験の親子連れや一般の来場者
さらに、ギネス世界記録の挑戦は小学生以上が参加可能な内容であったため、キッズから大人まで一堂に会し、年齢・経験を問わない参加型イベントとして機能しました。公式認定員によるルール説明が実施され、参加者は真剣な表情で説明を聞き入っていました。
結果の発表と関連イベント、まとめ
公式認定員による審議の結果、参加者全員の基準クリアを確認した上で「296名でギネス世界記録達成」が宣言されました。発表の場では参加者や観覧者から歓声と拍手が上がり、講師のTAKAHIRO氏や施設スタッフも安堵と喜びを表しました。
イベント当日の模様は集合写真の撮影で締めくくられ、参加者からは「地元で楽しめた」「雨の中だが盛り上がった」「子どもも最後までやりきれた」などの声が聞かれ、企画担当者からは雨中での実施に対する準備と実行への感謝と共に、ケガなく開催できたことへの安堵のコメントが出されました。
このチャレンジを皮切りに、りんくうプレミアム・アウトレットでは10月の毎週末に参加型イベントを実施し、11月の開業月には「25th Anniversary Sale」を2025年11月7日(金)~11月16日(日)に開催予定です。9月に配信された参考プレスリリース(2025年9月29日、2025年9月9日)でも10月のイベントやギネス挑戦について案内されています(参照URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000642.000009047.html、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000622.000009047.html)。
以下の表は、本記事で扱った主要な情報を項目別に整理したものです。記事の最後に改めて要点を確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | りんくう25周年ギネス世界記録™チャレンジプロジェクト |
| 主催 / 運営 | 三菱地所・サイモン株式会社(りんくうプレミアム・アウトレット) |
| 開催日時 | 2025年10月5日(日)11:00~13:00 |
| 会場 | りんくうプレミアム・アウトレット シーサイドエリア P4駐車場 特設会場 |
| 挑戦種目 | 最大のチャールストンダンスレッスン(Largest Charleston dance lesson) |
| 参加者数 | 296名(ギネス世界記録™として認定) |
| 講師 | TAKAHIRO(上野隆博)氏(世界的ダンサー・演出家、元ギネス記録保持者) |
| 天候 | 開始後に天候が悪化、時折激しい土砂降りの中での実施 |
| 関連スケジュール | 10月は毎週末イベントを実施、25th Anniversary Sale:2025年11月7日~11月16日 |
| 施設概要(所在地) | 〒598-8508 大阪府泉佐野市りんくう往来南3-28(営業時間:10:00~20:00 ※一部店舗を除く、定休日:年1回(2月)) |
| アクセス | 南海・JR りんくうタウン駅下車徒歩約6分、関西国際空港よりシャトルバス約15分 |
| 参考情報 | 参考プレスリリース(2025年9月29日、2025年9月9日)および施設公式サイト(https://www.premiumoutlets.co.jp/rinku/) |
本記事では、りんくうプレミアム・アウトレットが開催した開業25周年のギネス世界記録挑戦イベントの実施概要、講師によるプログラム内容、参加者の構成や当日の状況、結果と今後の関連企画について整理して紹介しました。天候の困難がありながらも公式認定のもとで記録が達成された点、幅広い層が参加した点、10月からの周年イベントの継続予定と11月のセール実施予定を含め、地域との連携を重視した周年企画であったことが確認できます。