藍染×檜の女性専用サウナ「藍美」が愛媛の工芸展に出品

藍美サウナ展示出品

開催期間:10月4日〜10月5日

藍美サウナ展示出品
藍美サウナってどんな体験なの?
藍染や伊予絣、檜の香りを取り入れた女性専用サウナで、藍色の視覚刺激や触感のあるファブリック、檜の蒸気演出で五感から深くリラックスできる体験だよ。
展示会の開催日時と場所はどこ?
会期は2025年10月4日〜10月5日、会場は愛媛県美術館2階特別展示室(松山市堀之内)、開場は10:00〜17:00で来場者投票が行われるよ。

藍染と木の温もりがつむぐ「藍美サウナ」の体験

2025年6月に誕生した女性専用サウナ「藍美サウナ」は、“藍色にととのう”をテーマに、愛媛の自然と伝統を五感で体験できる空間を目指している。藍染や伊予絣、檜(ひのき)の香りを取り入れる設計により、視覚・触覚・嗅覚を通じて深いリラックス状態、いわゆる「ととのい」を誘うことを志向している。

この施設はキスケ株式会社(本社:愛媛県松山市)が運営し、地元の職人や農家、社内のサウナ愛好チームが一体となってつくりあげた。藍の栽培から染めまでを手がける岬藍ファームが素材を供給し、ベンチやファブリックへの藍染の適用、伊予絣の採用、檜の香り演出など、伝統と現代の体験が響き合う設計となっている。

「藍色にととのう」体験を伝統工芸へ。藍美サウナ、「21世紀えひめの伝統工芸大賞 展示会」に特別出品【愛媛県・松山市】 画像 2

素材と空間設計の具体的な取り組み

藍美サウナの空間づくりでは、藍染の布地が直接触れるベンチカバーやタオル類、サウナ内装のアクセントとして活用されている。藍の色彩は視覚的な落ち着きを与え、触感のあるファブリックは身体に馴染むための配慮がなされている。

檜の香りはヒノキ材を用いた内装や蒸気の演出により実現され、伊予絣は地域特有の織物としてデザイン面でのアクセントを提供している。これらは単なる装飾にとどまらず、伝統工芸と現代のサウナ体験を結びつける機能的要素である。

  • 藍染:岬藍ファームが栽培から染めまで一貫して担当。ベンチやファブリックへ適用。
  • 木工:地元大工職人・松岡氏の木工技術を活かしたベンチや内装。
  • 香り:檜を素材とした香りによる嗅覚へのアプローチ。
  • テキスタイル:伊予絣を取り入れた視覚的・触覚的演出。
「藍色にととのう」体験を伝統工芸へ。藍美サウナ、「21世紀えひめの伝統工芸大賞 展示会」に特別出品【愛媛県・松山市】 画像 3

「21世紀えひめの伝統工芸大賞 展示会」への特別出品内容

キスケ株式会社が運営する藍美サウナは、愛媛県主催の「21世紀えひめの伝統工芸大賞 展示会」に特別出品を行う。出品作品は、松岡氏の木工技術、岬藍ファームによる藍染、そしてサウナブランド「kSc(Kisuke Sauna Club)」のデザインが融合したコラボレーション作品である。

出品の狙いは、サウナ空間を構成する要素を伝統工芸の文脈で再解釈し、サウナという体験そのものを「愛媛発の伝統工芸の進化形」として提示することにある。木の温もりと藍の深い色調が互いに響き合う作品になっている。

「藍色にととのう」体験を伝統工芸へ。藍美サウナ、「21世紀えひめの伝統工芸大賞 展示会」に特別出品【愛媛県・松山市】 画像 4

展示会の開催概要と来場者投票について

展示会の詳細は以下の通りである。会場は愛媛県美術館(松山市堀之内)の2階 特別展示室、会期は令和7年(2025年)10月4日(土)から10月5日(日)まで、開催時間は10:00〜17:00である。主催は愛媛県。

会場では来場者による一般投票が行われるため、展示作品の評価には来場者の声が反映される仕組みとなっている。展示の趣旨や背景、制作過程の説明も会場で得られる予定で、地域の職人と共同で生まれた取り組みを直接確認できる。

名称
21世紀えひめの伝統工芸大賞 展示会
会場
愛媛県美術館 2階 特別展示室(松山市堀之内)
会期
令和7年(2025年)10月4日(土)〜10月5日(日)
時間
10:00〜17:00
主催
愛媛県
詳細ページ
https://www.pref.ehime.jp/page/6206.html

Project kSc∞(ケイ・エス・シー インフィニティ)の役割と地域連携

藍美サウナをプロデュースしたのは、キスケ社内のサウナ好き社員によるプロジェクトチーム「kSc」である。kScは「Project kSc∞」の理念に基づき、サウナがもたらす“ととのい”の時間にさまざまな価値を付与する取り組みを行っている。

Project kSc∞の理念は「ととのいに、無限の可能性を。」であり、イベント企画、オリジナル商品の開発、地域とのコラボレーションを通じて、サウナ体験を多角的に発信することを目的としている。藍美サウナはその具体的な成果のひとつとして位置づけられている。

地域との協働プロセス

kScのメンバーは実際に藍畑に立ち、栽培・染色の工程を体験しながら素材選定とデザインへの落とし込みを行った。地元の職人や農家と伴走し、試行錯誤を重ねることで、地域資源を活かしたプロダクトデザインを実現している。

このプロセスは単なる外部委託ではなく、地域の技術や文化をプロジェクトに組み込む取り組みであり、展示会での出品を通じてその試みが広く公開される。

  1. 地元藍畑での栽培と染色工程の現地体験
  2. 松岡氏による木工の設計・制作
  3. kScによるデザイン統合と空間設計
  4. 展示会での公開と来場者投票による評価

関連情報、投票・ランキング、問い合わせ先

この記事で触れた藍美サウナは、キスケ株式会社が運営する温浴施設〈伊予の湯治場 喜助の湯〉の一部に位置する取り組みであり、同施設はニフティー温泉の「年間ランキング2025」に関わる情報も発信している。ニフティー温泉のランキングは、ユーザー投票に加えて施設ページの閲覧件数、口コミ評価、電子チケットやクーポン利用状況など複数の指標をもとに評価される。

ニフティー温泉 年間ランキング2025の投票期間は2025年9月1日(月)〜11月30日(日)、発表日は2025年12月18日(木)である。投票は各施設ページの「投票ボタン」をクリックするだけで、会員登録は不要、1施設につき1票で投票できる仕組みになっている。

ニフティー温泉 投票期間
2025年9月1日(月)〜11月30日(日)
発表日
2025年12月18日(木)
投票方法
ニフティー温泉の各施設ページから「投票ボタン」をクリック(会員登録不要・1施設につき1票)
喜助の湯 投票ページ
https://x.gd/fWxXYh

関連する連絡先と施設情報は以下の通りである。報道や展示会に関する問い合わせはキスケ株式会社 エンターテイメント事業部の田中誠氏まで連絡可能である。

問い合わせ先 連絡先情報
エンターテイメント事業部 田中 誠(キスケ株式会社) 電話:089-921-0133
メール:tanaka@kisuke.com
伊予の湯治場 喜助の湯(施設情報) 電話:089-921-0131
営業時間:5:00〜26:00(最終受付 25:00)
公式HP:https://www.kisuke.com/yu-matsuyama/

プレスリリース内で使用された画像素材はダウンロード可能であること、ならびに関連リンクとしてキスケの施設ページおよび愛媛県の展示会詳細ページが公開されていることも確認できる。

この記事の要点を整理した表

以下の表に、本記事で取り上げた主要情報を整理した。

項目 内容
プロジェクト名 藍美サウナ(女性専用サウナ)、プロデュース:kSc(Kisuke Sauna Club)
出品先 21世紀えひめの伝統工芸大賞 展示会(愛媛県美術館 2階 特別展示室)
展示会 会期・時間 令和7年(2025年)10月4日(土)〜10月5日(日) 10:00〜17:00
主要協働者 松岡氏(木工職人)、岬藍ファーム(藍染)、kSc(デザイン・プロデュース)
特徴 藍染×木工×檜の香り×伊予絣による五感で感じるサウナ体験
ニフティー温泉・投票期間 2025年9月1日〜11月30日(発表 2025年12月18日) 投票は会員登録不要
問い合わせ 田中 誠(エンターテイメント事業部) 電話:089-921-0133 メール:tanaka@kisuke.com
関連リンク 愛媛県の展示会詳細伊予の湯治場 喜助の湯(公式)

以上が今回の出品と関連情報の要点である。藍美サウナは地域の素材と技術を組み合わせ、伝統工芸の文脈でサウナ体験を再構築した事例として展示会で紹介される予定であり、展示会会期中は来場者による投票も行われる。

参考リンク: