10月18日開幕|Fotografiska15周年展にシグマ協賛、写真集販売とトーク
ベストカレンダー編集部
2025年10月3日 16:43
Fotografiska15周年展
開催期間:10月18日〜2月8日
Fotografiskaの15周年記念展にSIGMAが協賛 — 会期と展示の意義
株式会社シグマは、2025年10月3日15時36分付のリリースにて、スウェーデン・ストックホルムの写真美術館Fotografiskaで開催されるアニバーサリー展「15 Fotografiska Years」に協賛することを発表しました。展覧会は2025年10月18日(土)から2026年2月8日(日)までの会期で開催されます。
Fotografiskaは2010年の設立以来、写真を中心とした現代アートの発信拠点として活動してきた美術館で、ストックホルムのほかベルリン、タリン、上海にも拠点を持ちます。今回の「15 Fotografiska Years」は、同館がこれまでに開催してきた279の展覧会の中から、来場者に特に愛された120点の作品を選出して一堂に会する回顧的なグループ展です。
展覧会の構成と開催背景
展覧会はFotografiskaが15年間にわたり紹介してきた写真芸術の広がりを示すもので、国際的な巨匠からスウェーデンを代表する写真家まで、多様な作家の作品が集められます。開幕週末には多くの出展写真家が来館し、トークやサイン会などのプログラムが予定されています。
Fotografiskaのグローバル展覧会マネージャー兼アーティスティック・ディレクター、ポーリーヌ・ベントヘーデ氏はこの展覧会について「この展覧会は、もっとも身近で影響力のある芸術形式としての写真の力を祝福するものです」と述べています。展覧会の公式情報はFotografiskaの展覧会ページで確認できます:https://stockholm.fotografiska.com/en/exhibitions/15-fotografiska-years
Sigmaの関与:協賛とSigma Foundationによる写真集プロジェクト
シグマは本展の協賛に加え、Sigma Foundationが関わる写真集プロジェクトに参画しています。今回の展示に合わせ、Sigma Foundationに関連する活動がFotografiska会期中に行われ、国際的に評価の高い写真家と連携したプログラムを展開します。
参画する写真家には、Sølve Sundsbø(ソルベ・スンズボー)、Julia Hetta(ユリア・ヘッタ)が含まれ、さらにStephen Gill(スティーブン・ギル)、Anders Petersen(アンデルス・ピーターセン)と合わせた4名の写真家による、月別のトークイベントがSigma主催で開催されます。これらはSigmaが写真文化支援の一環として実施する公開プログラムです。
Sigma Foundationの写真集と販売情報
会場内ではSigma Foundation刊行の写真集が販売されます。販売されるタイトルは以下の2冊です。
- Sølve Sundsbø『HANATABA』
- Julia Hetta『SONGEN』
これらの写真集はSigma Foundationのプロジェクトとして制作されたもので、会場での直接販売を通じて来場者が作品を手に取れる構成になっています。Sigma公式のニュースページにも本発表が掲載されています:https://www.sigma-global.com/jp/news/2025/10/03/011226/
Sigma主催のトークイベント詳細と会場情報
Sigma主催のトークイベントは、展覧会期間中の4回にわたり実施されます。各回は月ごとに設定され、各写真家の作品や制作過程、写真表現について直接聞くことができる機会として予定されています。
トークのスケジュールは次の通りです。詳細や追加情報はFotografiskaのイベント一覧ページで順次公開されます:https://stockholm.fotografiska.com/en/whats-on
- 2025年10月24日(金):Sølve Sundsbø
- 2025年12月6日(土):Julia Hetta
- 2026年1月17日(土):Stephen Gill
- 2026年2月1日(日):Anders Petersen
会場情報は以下の通りです。Fotografiska Stockholmの所在地と来館案内は公式のVisitページで確認できます。
- 会場名
- Fotografiska Stockholm
- 住所
- Stadsgårdshamnen 22, 116 45 Stockholm, Sweden
- 来館案内ページ
- https://stockholm.fotografiska.com/en/visit
トークイベントの位置付けと公開情報の流れ
これらのトークは、各作家の作品理解を深めると同時に、Fotografiskaの回顧展というコンテクストの中で現代写真の多様性を伝える機会として設定されています。開幕後もFotografiska公式ページでイベント詳細やチケット情報が順次更新されます。
スケジュールや参加方法の変更、追加情報はFotografiskaの公式サイトを参照してください。英語での情報提供が中心となります。
展示構成、出展製品、Sigmaの企業理念
展覧会会場では写真作品の展示に併せて、Sigmaの製品展示も行われます。展示の中心となるのはSigma BF(ベイヤーファーム?)とIシリーズを中心とした製品群で、来場者は実機を手に取って確認できる場が設けられます。製品展示は写真表現と撮影機材の関係を具体的に示す意図があります。
同社の発表には、Sigma CEOの山木和人氏のコメントも掲載されています。山木氏は「写真・映像芸術のフェスティバルやイベントを支援することは、当社の企業理念の重要な柱であり、このたびFotografiska Stockholmのアニバーサリー展に協賛できることを大変嬉しく思います」と述べています。
Sigmaの事業と品質に関する説明
Sigmaは1961年創業の日本の光学機器メーカーで、カメラ、レンズ、アクセサリーの製造販売を行っています。企業メッセージとして掲げるフレーズは“The Art of engineering. Engineering for Art.”であり、技術を芸術へと昇華させる姿勢を打ち出しています。
同社は唯一の生産拠点である会津工場と、東北地方を中心としたサプライチェーンによって「Made in Aizu, Japan」の品質を維持しています。これらの生産体制や地域に根差した技術がSigmaブランドの核となっています。Sigmaのコーポレート情報は公式サイトで確認できます:http://www.sigma-global.com
まとめ:重要事項の整理
以下の表は、本記事で触れた主要な情報を分かりやすく整理したものです。展覧会の会期、場所、Sigmaの関与内容、トークスケジュール、販売・展示物などを網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元 | 株式会社シグマ(リリース日時:2025年10月3日 15:36) |
| 展覧会名 | 15 Fotografiska Years |
| 会期 | 2025年10月18日(土)〜2026年2月8日(日) |
| 会場 | Fotografiska Stockholm(Stadsgårdshamnen 22, 116 45 Stockholm, Sweden) |
| 展覧規模 | Fotografiskaが過去15年間で開催した279の展覧会から選出した120点を展示 |
| Sigmaの関与 | 協賛、Sigma Foundationによる写真集プロジェクト参画、Sigma主催トーク、製品展示 |
| 販売写真集 | Sølve Sundsbø『HANATABA』、Julia Hetta『SONGEN』 |
| 製品展示 | Sigma BFとIシリーズを中心とした機材展示 |
| Sigma主催トーク日程 | 2025-10-24:Sølve Sundsbø 2025-12-06:Julia Hetta 2026-01-17:Stephen Gill 2026-02-01:Anders Petersen |
| 参照リンク | 展覧会ページ:https://stockholm.fotografiska.com/en/exhibitions/15-fotografiska-years イベント一覧:https://stockholm.fotografiska.com/en/whats-on 会場案内:https://stockholm.fotografiska.com/en/visit Sigmaニュース:https://www.sigma-global.com/jp/news/2025/10/03/011226/ |
以上が本発表に含まれる主要情報の整理です。Fotografiskaの15周年を記念する大規模な回顧展に対するシグマの協賛、Sigma Foundationの写真集プロジェクト参加、会場での写真集販売と製品展示、そしてSigma主催による4回のトークイベントの日程と会場情報を網羅して伝えました。詳細なスケジュールや入場・参加方法については、Fotografiskaの公式ページおよびSigmaの公式ニュースを参照してください。
参考リンク: