10月7日発売 キリングッドエール誕生　新味と地域支援

キリンが掲げる新しい定番ビール「キリングッドエール」誕生の狙い

キリンビール株式会社は、2025年10月7日（火）から全国で新発売する新ブランド「キリングッドエール」を発表しました。リリースは同社が2025年10月3日 00時24分に公表しており、次世代の定番ビールとして「キリン一番搾り生ビール」「キリンビール 晴れ風」に続く位置づけを目指しています。

ブランドコンセプトは「ひろがれ、幸せのエール。」。ビールそのものの味わいで飲む人の気持ちを明るくするだけでなく、売上の一部を地域コミュニティ支援に充てるブランドアクション「グッドエールJAPAN」を通じて、日本各地のつながりを活性化することを掲げています。

• 発売日：2025年10月7日（火）
• 公表日時：2025年10月3日 00時24分（キリンビール株式会社のリリース）
• ブランドスローガン：ひろがれ、幸せのエール。
• ブランドアクション：グッドエールJAPAN（47都道府県の自治体と連携）

この取り組みは、地域への継続的な支援を前提にしており、企業の社会的役割と商品価値を結びつける設計になっています。パッケージの二次元コードから専用サイトへ遷移できる点も、消費と寄付を結びつける具体的な仕組みの一部です。

味わい・素材・製法──こだわりが詰まった中味とパッケージ

「キリングッドエール」は、フルーティな味・香りと後味の良さを両立させた満足感のある味わいを目指して設計されています。麦芽100%に加え、希少なCryo Hop®をはじめとしたホップの工夫、キリン独自の製法を採用する点が大きな特徴です。

パッケージは明るさと上質さを兼ね備える現代的なデザインを採用し、オレンジのカラーリングに聖獣麒麟を配した意匠が目を引きます。裏面の二次元コードで「グッドエールJAPAN」の専用サイトへ遷移できる設計です。

素材面では、Cryo Hop®をキリンビールの工場で初めて採用したことが明記されています。Cryo Hop®とは、香り成分のルプリンだけを取り出す特殊加工が施されたホップで、ホップ由来のフルーティさを際立たせるために使用されます。

製法の面では、キリン独自のディップホップ製法を活用した「ブライトアロマ製法」を採用。これはホップのフルーティさを引き出しつつ雑味を抑えるための工程であり、エール酵母を用いることで通常の日本のラガータイプとは異なる味わいの幅を見せる設計です。

鈴木亮平さんがブランドリーダーに就任、公開された新WEB-CMとインタビュー

ビールの力で日本を明るくしたいという趣旨に賛同し、俳優の鈴木亮平さんが「キリングッドエール」の4人目のブランドリーダーに就任しました。これまでのブランドリーダーには綾瀬はるかさん、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴さん、浜辺美波さんが就任しています。

鈴木さんを起用した新WEB-CMは2025年10月3日（金）より公開されており、YouTubeのショート動画が関連リンクとして提示されています（https://www.youtube.com/shorts/uAz6dFb5YTU）。綾瀬さんに紹介されるかたちで鈴木さんが登場し、新ブランドへの期待感を語る映像です。

新WEB-CMの概要

CMでは、綾瀬はるかさんが「キリングッドエール」と日本を明るくする仲間として鈴木亮平さんを紹介します。鈴木さんは手にした「キリングッドエール」を掲げ、「ビールの力で日本を明るくしたい。そんなでっかい話に思いっきり乗っかろうと思っています。」と語り、最後に綾瀬さんとともに発売日までのカウントダウン「あと4日」を行います。

公開日：2025年10月3日（金）。YouTube URLは上記に記載のとおりです。

鈴木亮平さん インタビュー（質疑応答）

以下は鈴木さんが語った内容を質問と回答の形式で整理したものです。質問ごとに鈴木さんの発言が具体的に示されています。

Q. 新商品「キリングッドエール」の第一印象（名前、パッケージ、味など）を教えてください。

まずパッケージのオレンジ色が印象的だと述べ、今までのビールの色調（黄色、ベージュ、グリーン）とは違う暖かさと華やかさがあると評価しました。味についてはラベルの印象どおりフルーティでオレンジや柑橘系の華やかさを感じつつ、キリンのビールとしての深みもあり「まさに『グッドエール』」であると語っています。

Q. キリンビールの広告に出演して10年目を迎える今のお気持ちは？

10年という時間の速さに驚きつつ、これまで関わってきた製品（「一番搾り」「淡麗グリーンラベル」など）に続き、全く新しいビールの担当となることにワクワクしていると述べ、味が自身の好みに合ったため積極的においしさを伝えたいとの意向を示しました。

Q. ブランドアクション「グッドエールJAPAN」についての感想は？

ビールを飲むことが自治体の応援につながる点を好意的に受け止めており、個人的に思い入れのある兵庫県や鹿児島県などを挙げ、QRコードを通じて寄付ができる仕組みは「つながっている感じ」があって良いと述べました。

Q. 「キリングッドエール」にちなんで、誰にエールを送りたいですか？

まずは自分自身に「頑張れ」とエールを送りたいと笑いを交えて語っています。日々を勝負と捉えている自身の姿勢が背景にあります。

Q. どんな時に、どんな方と「キリングッドエール」を飲みたいですか？

仕事後にホッと一息つく場面を想定し、プシュッと開けてグラスに注ぎ、ドラマや映画を観ながら一人でも家族と一緒でも楽しみたいと述べています。

Q. インタビュー動画の視聴者へのメッセージは？

「その名の通り、グッドなおいしいビールになっています。ぜひ一度飲んでみてください。飲んだ瞬間から新しいな、でもおいしいなと感じていただけると思います」と締めくくっています。

「グッドエールJAPAN」の仕組みと参加方法、寄付の流れ

「グッドエールJAPAN」は、未来に向けて人と人とのつながりをつくり、日本各地の地域コミュニティを元気にする活動を支援する取り組みです。47都道府県の自治体と連携し、売上の一部を活用して寄付や情報発信を行います。

取り組みの重要なポイントは、商品購入とウェブ上の仕組みの両面で参加が可能な点です。商品購入時に自動的に寄付が積み上がる仕組みと、専用サイト上でのエールコインによる寄付や応援メッセージの発信が組み合わさっています。

• 寄付対象：公募審査により選出された全国の47自治体（市区町村）。25〜26年度分の対象自治体は2025年8月に選出済み。
• 寄付の利用：選出された自治体における「地域コミュニティを元気にする活動」の資金の一部として活用される予定。
• 寄付の算出と送付：キリンビールにて寄付金を集計後、各自治体へ寄付金を送付。

参加方法は主に二つあります。ひとつは商品の購入、もうひとつは専用サイトでのエールコインの利用です。購入時には350ml缶1本あたり0.5円、500ml缶1本あたり0.8円が自動的に寄付されます。専用サイトにアクセスすると1日1回0.5円分のエールコインが無料で付与され、応援したい自治体を選んで寄付することができます（エールコインでの寄付金額には上限があります）。

専用サイトでは寄付総額の確認、自治体への応援メッセージ投稿、参加証明書のSNSシェア機能なども用意されています。自治体選定や寄付の運用は透明性を保つプロセスを通じて実施されることがリリースで明示されています。

主要スペックと出演者プロフィールの補足

商品スペックは次の通りです。容量は350ml缶と500ml缶の2種で、アルコール分は5%。純アルコール量は350ml缶が14g、500ml缶が20gとなっています。価格はオープン価格で、製造はキリンビール仙台工場、取手工場、滋賀工場、岡山工場の4工場で行われます。

以下に商品情報と出演者プロフィールをまとめた表を示します。記事末の表は投稿内容の要約ではなく、本文で示した情報を整理したものです。

本稿では、キリンビールが公表したリリースの内容に基づき、新ブランド「キリングッドエール」の商品特性、製法・素材、パッケージ、ブランドリーダー就任・CM情報、ならびに地域支援を目的とした「グッドエールJAPAN」の仕組みと参加方法を整理してお伝えしました。製造工場や発売日、アルコール分などの数値情報も本文で示したとおりです。