10月3日開幕|あるやうむが万博『未来航路』でDAO体験ブース出展

未来航路でDAO体験

開催期間:10月3日〜10月7日

未来航路でDAO体験
万博のブースでは具体的に何が体験できるの?
来場者は会場設置のPCで全国の移住DAOマネージャーとボイスチャットし、QRコードからその場で各地域のDAOに参加可能。地域課題の相談やキャラクター投票など、意思決定の過程に触れる参加型体験ができます。
会場に行けないと関われないの?
基本は会場での疑似体験が中心だが、各パネルのQRコードやDiscordを通じて後からコミュニティに参加できるため、現地に行けなくても関わる導線は用意されています。

大阪・関西万博「未来航路」に出展 — 来場者が地域DAOの参加を疑似体験できるブース

株式会社あるやうむ(本社:札幌市、代表取締役:畠中博晶)は、2025年10月3日(金)から10月7日(火)までの5日間、2025年大阪・関西万博の会場内 EXPO メッセ「WASSE」で開催される体験型展示「未来航路 ‑20XX年を目指す中小企業の挑戦の旅‑」に出展します。出展の発表は2025年10月2日付のリリースで公表されました。

本ブースは、地方創生に取り組むDAO(分散型自律組織)やNFTの活用を推進する企業が参加する枠組みの一環で、全国各地で活動する地域おこし協力隊(移住DAOマネージャー)と来場者が直接対話することを通じて、デジタルコミュニティへの参加を疑似体験できる場として設計されています。展示はEXPO メッセ「WASSE」の「未来航路」内に位置し、来場者は会場設置のPCを使ってボイスチャットで協力隊員と会話することが可能です。

ブース構成と来場者が体験できる具体的な内容

あるやうむのブースは「地域と人をつなぐ次世代型共創モデル」をテーマに、地域発のDAOを牽引する移住DAOマネージャーらをパネル展示で紹介します。各パネルには当該地域のDAOコミュニティへ直接アクセスできるQRコードを掲示し、来場者はその場で実際にコミュニティへ参加する導線を確認できます。

会期中は毎日10:00〜20:00の時間帯で協力隊員がシフト制でブースに入り、来場者とDiscordを用いた対話を行います。対話内容は地域課題の解決策や活性化アイデアの相談、地域発のキャラクター名の投票など多岐にわたり、来場者は単に地域情報を受け取るだけでなく、意思決定の過程に触れる参加型体験として地域との関わり方を具体的に理解できます。

ブースで行える主な体験

以下はブース来訪者がその場で体験できる具体的な項目です。すべて会場内のPCとDiscordを通じて実施されます。

  • 移住DAOマネージャーとのボイスチャットによる地域課題の意見交換
  • 各地域のDAOコミュニティに参加するためのQRコードによる即時アクセス
  • 地域おこしの取り組みやプロジェクトに関するアイデア出し・相談
  • 地域発キャラクターの名前投票など、意思決定プロセスへの参加体験

参加は来場者の任意であり、時間帯や担当する移住DAOマネージャーは日替わり・時間交代制で提供されます。これにより多様な地域の事例と対話することが可能です。

展示の位置づけと中小企業展示「未来航路」の役割

「未来航路」は独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)と中小企業庁が主催する展示で、中小企業の技術・サービスを“未来思考”の観点から来場者が体感できるように構成されています。出展企業は5つのテーマに分類され、あるやうむはそのうち「包摂的なアイデア」を持つ企業として選定されています。

「未来航路」は中小企業を“挑戦者”に見立てた体験型の枠組みで、紹介される5テーマは次の通りです。ものづくりの精巧さ、最先端デジタルテクノロジー、自然の恵みを活かす発想、伝統の継承と革新、包摂的なアイデア。来場者は展示を通して企業の製品・サービス・技術の価値を五感で理解することが期待されます。

主催
独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)/中小企業庁
展示名
未来航路 ‑20XX年を目指す中小企業の挑戦の旅‑
あるやうむの選定理由
包摂的なアイデアを活用した地域と人をつなぐ次世代型共創モデルの提示

あるやうむの事業内容と代表コメント、企業情報

株式会社あるやうむは「NFTによる地方創生」を掲げる札幌発のスタートアップです。自治体向けにふるさと納税NFT、観光NFT、地域おこし協力隊DAOソリューション等を提供し、NFTの技術を用いて新たな財源の創出やシティプロモーション、関係人口の創出に結びつける取り組みを行っています。

代表取締役の畠中博晶は出展にあたりコメントを発表しました。コメントでは大阪・関西万博で全国から来場する人々と交流し、移住DAOマネージャーを知ってもらう機会を重視している点が示されています。畠中は、構築するDAOを「地域に関わりたいが機会がない人」と自治体や協力隊員とをダイレクトにつなぐ場と位置づけ、出身地域や現在の居住地に限らず関わってみたい地域のコミュニティへ参加するきっかけを提供したいと述べています。

会社概要(プレスリリース記載情報)

以下はプレスリリースに記載された株式会社あるやうむの基本情報です。所在地や設立年、資本金などの公表情報を含みます。

項目 内容
会社名 株式会社あるやうむ
代表者 畠中 博晶(代表取締役)
所在地 札幌市北区北38条西6丁目2番23 カトラン麻生302号室
設立 2020年11月18日
資本金 1億6449万円(準備金含む)
事業内容 NFTを活⽤した地方創生コンサルティング・開発
公式サイト https://alyawmu.com/
Twitter https://twitter.com/alyawmu/
Voicy https://voicy.jp/channel/3545

技術的な仕組みと展示が示す地域創生の実務的意義

あるやうむが推進する仕組みは、NFTを活用した資金調達とDAOによる意思決定の融合にあります。具体的には、地域の魅力をNFT化してふるさと納税の返礼品として提供することで、新たな財源を確保すると同時に、地域に関心を持つ人々をデジタル上で繋げることを目指しています。

DAOは参加者がルールに基づいて共同で意思決定を行う組織形態であり、移住DAOマネージャーは地域内外の関係人口と自治体・協力隊員を繋ぐ役割を担います。展示では、来場者がDiscordを通じて実際の意思決定プロセスの一部を体験することにより、地域に関わるための具体的な手順と関与の仕方を理解できる構成になっています。

また、会社名「あるやうむ」はアラビア語で「今日」を意味する言葉であり、プレスリリースでは「今日、いますぐチャレンジをしたい自治体・地域の皆様にNFTという先端技術を提供し、応援され続ける地域づくりを支援します」と説明されています。展示は技術的側面だけでなく、地域の関係人口創出やシティプロモーションの実務的効果を示す場となります。

参考:未来航路の公式情報

「未来航路 ‑20XX年を目指す中小企業の挑戦の旅‑」の公式サイトは以下の通りです。展示全体の趣旨や参加企業一覧、展示構成などの詳細は公式サイトで確認できます。

https://expo2025.smrj.go.jp/

要点の整理

以下の表は本記事で触れた出展の主要事項を整理したものです。出展期間、会場、体験内容、企業情報などを一覧で示しています。

項目 内容
出展主体 株式会社あるやうむ(札幌市、代表取締役 畠中 博晶)
発表日 2025年10月2日 09:10(プレスリリース)
出展期間 2025年10月3日(金)〜10月7日(火)
会場 大阪・関西万博 会場内 EXPO メッセ「WASSE」
展示名 未来航路 ‑20XX年を目指す中小企業の挑戦の旅‑(「未来航路」内の出展)
出展テーマ 地域と人をつなぐ次世代型共創モデル(包摂的なアイデア)
体験内容 移住DAOマネージャーとのボイスチャット(Discord)/QRコードによるDAOコミュニティ参加/地域課題の相談や意思決定プロセスの体験/キャラクター名投票 等
開催時間 5日間とも10:00〜20:00(移住DAOマネージャーは時間帯で交代)
会社設立 2020年11月18日
資本金 1億6449万円(準備金含む)
事業内容 NFTを活用した地方創生コンサルティング・開発(ふるさと納税NFT、観光NFT、地域おこし協力隊DAOソリューション等)
公式サイト・SNS https://alyawmu.com/https://twitter.com/alyawmu/https://voicy.jp/channel/3545

本記事はプレスリリースの内容を基に、出展の目的、展示の構成、あるやうむの事業内容と企業情報、技術的な意義を整理してまとめました。出展は来場者が地域との接点を得て、デジタルコミュニティの参加と意思決定の仕組みを実際に体験する機会を提供するものです。