10月8日開催｜NATUREVERSE Forumで農×ウェルネスを考える

万博の舞台で提示される新たな「農」と「ウェルビーイング」の関係性

株式会社パソナグループは、農業とウェルビーイングの融合を軸に、新しい価値創造と持続可能な地域づくりを考えるフォーラム『NATUREVERSE Forum in Expo “Farm to Wellness -畑から始まるウェルネス革命-”』を、2025年10月8日（水）13:00〜18:00に大阪・関西万博会場内のEXPOサロン（リアル）とZoomウェビナー（オンライン）で開催します。プレスリリースは2025年10月1日13:00に株式会社パソナグループから発表されています。

本フォーラムは、ウェルビーイングやサステナビリティへの関心が高まる現在において、農業が健康・環境保全・地域活性化に直結する重要領域であるという視点に立ち、具体的事例と専門家の議論を通じて「農」から始まる社会変革を可視化することを目的としています。パソナグループは、本フォーラムを通じて農業とウェルビーイングを融合させた地域振興と持続可能な社会実現を目指すとしています。

開催の背景と意義

近年、消費者の健康意識や環境配慮、地域資源を活かす取り組みが重要視されており、農業はその中心的役割を果たし得ます。本フォーラムでは、行政・学術・企業・生産者・文化人など多様なステークホルダーが一堂に会し、農業の価値を多面的に再評価します。

こうした対話と事例紹介は、単なる知見交換にとどまらず、地方創生や食の未来、地域ブランド化、健康増進など複合的な課題解決へとつながる施策やビジネスのヒントを提供することが期待されます。

プログラム詳細：基調講演からトークセッション、受賞創設まで

当日のプログラムは13:00の開会挨拶ののち、13:20〜13:50に基調講演、14:00〜順次トークセッションやパネル討論、最後に17:50〜18:00に『Wellness Farmer Award』創設に関する発表が行われます。時間配分は以下の通りです。

本節では各セッションのテーマ、登壇者、ファシリテーター等を具体的に列挙します。参加者は現地での収容約200名（リアル）あるいはオンライン無制限（Zoomウェビナー）での参加が可能です。

基調講演（13:20〜13:50）

基調講演は「農業振興を通じた地方創生と真の豊かな国づくりに向けて」をテーマに、農林水産省 輸出・国際局 局長の杉中 淳氏が登壇します。行政の視点から農業振興と地方創生の連携の重要性や政策的課題が提示される予定です。

基調講演はフォーラム全体の方向性を示す位置づけで、参加者は政策と現場の接点を確認する機会となります。

トークセッション①（14:00〜15:30）「“農業”の多面的な魅力と豊かな国づくりに向けた各地の具体的な取り組み」

多様な領域からの登壇者による約90分のセッションです。地域や食文化、マーケティング、観光、企業のウェルビーイング事業といった観点から、実践的な取り組みや事例を共有します。

登壇者は以下の方々です。モデレーター（ファシリテーター）は佐藤 洋一郎氏が務めます。

• 末松 広行氏（東京農業大学 特命教授）
• 久保 典昭氏（料理王国 編集部長）
• 中津隈 哲郎氏（カゴメ株式会社 マーケティング本部 ウェルビーイング事業部長）
• 古田 菜穂子氏（兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科 特任教授／公益社団法人ひょうご観光本部 ツーリズムプロデューサー）
• 小林 直樹氏（一般社団法人 Well-being in Nature 代表理事／ヤンマーホールディングス株式会社 参与）
• パンツェッタ・ジローラモ氏（タレント／モデル）
• ファシリテーター: 佐藤 洋一郎氏（ふじのくに地球環境史ミュージアム 館長／京都府立大学 客員教授）

トークセッション②（15:40〜16:10）「農業界のスターを創る ～“スター農家”が食の未来を変える～」

このセッションでは「スター農家」という概念を通して、農業の魅力発信や生産者のブランディング、食文化との接続を議論します。登壇者には料理界の視点と学術／地域文化を横断する議論が期待されます。

登壇者：

• 村田 吉弘氏（菊乃井三代目主人）
• 佐藤 洋一郎氏（ふじのくに地球環境史ミュージアム 館長／京都府立大学 客員教授）

トークセッション③（16:20〜17:50）「農業から始まるイノベーション ～環境・健康・美味しさから持続可能な未来を創るスター農家～」

本セッションは約90分で、環境、健康、美味しさという三つの視点から具体的なイノベーションや実践例を提示する形式です。各観点での事業者や生産者が登壇し、議論を深めます。

構成（3つのコンテンツ）と登壇者は次の通りです。

1. 環境から考えるこれからの農業
   • 横山 和成氏（株式会社DGCテクノロジー チーフリサーチャー）
   • 井田 速美氏（井田農園）
   • 井田 雄斗氏（井田農園）
2. 人の健康から考えるこれからの農業
   • 丹羽 真清氏（一般社団法人 食と農の生命科学研究会 代表理事）
   • 林 俊輔氏（株式会社 de la hataraku 代表取締役）
3. 美味しさから考えるこれからの農業
   • 前田 元氏（Restaurant MOTOÏ 統括シェフ）
   • 藤田 尚隆氏（Kyodo Farm 代表）

このセッションのファシリテーターは佐藤 洋一郎氏です。参加者は環境配慮型農法や健康志向の農産物、食の価値化に関する具体的事例や課題を把握できます。

「Wellness Farmer Award」の創設（17:50〜18:00）

フォーラムの終盤、17:50〜18:00に新設される「Wellness Farmer Award」についての発表が行われます。本アワードは農業とウェルビーイングを結びつける先進的な取り組みを評価・顕彰することを意図しています。

発表と登壇者は以下の通りです。

• 小林 直樹氏（一般社団法人 Well-being in Nature 代表理事／ヤンマーホールディングス株式会社 参与）
• 田中 康輔氏（株式会社パソナ農援隊 代表取締役）

参加方法、定員、主催・共催、申込と問い合わせ

参加方法は現地参加（大阪・関西万博 会場内 EXPOサロン）とオンライン参加（Zoomウェビナー）の2通りがあります。リアル会場の定員は約200名、オンラインについては人数制限なしとされています。参加を希望する場合は下記の申込先から申し込み手続きを行う必要があります。

申込および関連情報はウェブ上で公開されています。内容は現時点でのものであり、将来的に変更の可能性がある旨の注意書きも発表資料に含まれています。

主催・共催

本フォーラムの主催・共催体制は以下の通りです。組織間での連携により、行政・企業・民間団体が複合的に事例提供や議論に参加する構成です。

• 主催：株式会社パソナグループ
• 共催：ヤンマーホールディングス株式会社、一般社団法人 Well-being in Nature

主催者側はフォーラムを通じて地域活性化や持続可能な社会実現に向けた具体的な取り組みの促進を目指しています。

申込・URL・問い合わせ先

申込はPeatixのイベントページから行います。参加登録に関する詳細や最新情報は主催者の公開ページを確認してください。

申込：

https://peatix.com/event/4582561

関連情報（シンポジウム案内）：

https://kingofchefssummit.com/symposium/

問い合わせ：

株式会社パソナグループ NATUREVERSE総本部 事業推進本部

E-mail: kingofchefs@pasonagroup.co.jp

TEL: 050-3684-4245

申込や問い合わせの際は上記連絡先を利用してください。参加方法やプログラム等は主催者側の判断で変更される可能性があります。

登壇者一覧とカテゴリ別整理

フォーラムには行政、学術、料理界、企業、農業生産者、タレントなど多様な分野の人物が登壇します。ここでは登壇者をカテゴリ別に整理し、各セッションとの対応関係を明示します。

カテゴリ別の整理により、参加者は関心領域ごとに誰がどのセッションに出るのかを把握しやすくなります。

• 行政・政策：杉中 淳氏（農林水産省 輸出・国際局 局長）
• 学術・研究：末松 広行氏（東京農業大学 特命教授）、佐藤 洋一郎氏（ふじのくに地球環境史ミュージアム 館長／京都府立大学 客員教授）、古田 菜穂子氏（兵庫県立大学大学院 特任教授）
• 企業・事業：中津隈 哲郎氏（カゴメ株式会社 ウェルビーイング事業部長）、横山 和成氏（株式会社DGCテクノロジー）、林 俊輔氏（株式会社 de la hataraku）など
• 料理・食文化：久保 典昭氏（料理王国 編集部長）、村田 吉弘氏（菊乃井三代目主人）、前田 元氏（Restaurant MOTOÏ 統括シェフ）
• 生産者・現場：井田 速美氏・井田 雄斗氏（井田農園）、藤田 尚隆氏（Kyodo Farm 代表）
• ウェルビーイング関連団体：小林 直樹氏（一般社団法人 Well-being in Nature 代表理事）、田中 康輔氏（株式会社パソナ農援隊 代表取締役）
• その他：パンツェッタ・ジローラモ氏（タレント／モデル）

要点の整理（表形式）

以上がフォーラムの主要内容と参加に関する要点の整理です。イベントは農業の持つ多面的価値を明確にし、政策・学術・産業・生産現場をつなぐ議論の場となることが意図されています。詳細や最新情報は上記の申込ページおよび関連URLで確認してください。