10月1日改編　TOKYO FMに生見愛瑠ら新番組、エヴァ特番も

多彩な顔ぶれで刷新される、TOKYO FMの2025年10月改編

TOKYO FMは2025年10月1日（水）から、幅広い世代やカルチャー領域を横断する新番組群と編成強化を実施します。2025年9月26日12時22分に発表された今回の改編は、多様なパーソナリティの起用、大型コラボレーション企画、そしてポッドキャストメンバーシップとの完全連動を柱に据えています。

今回の改編では、地上波ラジオとデジタル会員サービスの連携を深める取り組みが目立ちます。改編率は13.5％（出演者変更・時間移動を含む）と公表されており、10月以降の編成は世代間の接続とコンテンツの深掘りを意図した構成になっています。

以下では、本改編で新たに導入される全番組、ネットワークや放送時間の情報、編成上の変更点、そして特に注目したいコラボレーション企画や深夜カルチャーゾーンの詳細を網羅的にご紹介します。

注目の新番組とパーソナリティ──日曜午後から深夜まで幅広く

今回の改編で新設された番組は、アイドル・俳優・モデル・クリエイター・お笑い芸人など多彩な顔ぶれが揃っています。放送時間帯も日中から深夜までをカバーし、リスナーのライフスタイルに合わせた選択肢が増えます。

以下に新番組の概要を放送時間、ネットワーク、出演者、番組の趣旨とともに整理します。各項目はプレスリリース記載の情報を網羅して記載しています。

『生見愛瑠 soothing』（JFN37局ネット）

放送時間：日曜日 13:00-13:30

出演者：生見愛瑠

番組趣旨：モデル・俳優として幅広い支持を集める“めるる”こと生見愛瑠が、日曜午後のリラックスタイムに癒しの瞬間や音楽、心落ち着く話題を届ける30分番組です。

『日曜大学 supported by 日本大学』（JFN37局ネット）

放送時間：日曜日 13:30-13:55

出演者：蓮見翔（ダウ90000）

番組趣旨：略して「日大」。普通の大学では学べない独自のテーマを25分で深掘りし、専門家を招いてわかりやすく教わるスタイルです。身近な疑問から宇宙規模の問題まで扱います。

『CANDY TUNE TOKYO CANDY NIGHT』（東京ローカル）

放送時間：月曜日 21:00-21:30

出演者：CANDY TUNE（7人組）

番組趣旨：アソビシステムのKAWAII LAB.発の7人組アイドル・CANDY TUNEが週替わりで登場する音楽＆トークバラエティ。TikTok総再生回数33億回を超える「倍倍FIGHT!」などを背景に、原宿から世界へを掲げる活動の一端を放送します。

『KURE 5-56 Presents GO! GO! Rockon!』（JFN3局ネット）

放送時間：日曜日 22:30-22:55

出演者：Rockon Social Club

番組趣旨：日曜夜を“大人の遊び場”と見立て、メンバーが今夢中になっていることを語り、リスナーのメッセージにも応える25分です。毎回、成田昭次とメンバーがホストを務めます。

『Volkswagen TREASURES』（JFN全国38局フルネット ※一部放送時間違い）

放送時間：月〜木曜日 16:50-17:00

出演者：加藤ローサ

番組趣旨：人生の中で誰もが持つ「心の宝物（TREASURES）」に耳を傾ける10分番組。音楽、風景、言葉、モノなど、形あるものもないものも含めリスナーの心を支えてきた〈大切なもの〉をエピソードとともに紹介します。

『FM EVA 30.0』（JFN全国38局フルネット）

放送時間：土曜日 22:30-22:55（期間限定：2025年10月〜2026年3月）

出演者：アニメ制作関係者やゆかりのあるゲスト

番組趣旨：TVシリーズ放送開始30周年を迎える『エヴァンゲリオン』シリーズと、TOKYO FM55周年イヤーのコラボレーション番組。制作に携わったクリエイターやゆかりのゲストによる対談を通じ、多角的に『エヴァ』を紐解く企画です。TOKYO FMは30周年記念イベント「EVANGELION:30+；30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」にメディアパートナーとして参加します。

『P-CREW』（JFN32局ネット）

放送時間：月〜木曜日 26:00-27:00

出演者：ぐちつぼ、ストグラ参加者、西山智樹、『18TRIP』出演キャスト、超学生、命-mikoto-（-真天地開闢集団-ジグザグ）、ファン太、三浦宏規

番組趣旨：ネットインフルエンサーやゲーム実況者、アーティスト、俳優など唯一無二の存在感を放つ8組のCREWがそれぞれのプロデュースで深夜のプログラムを担当。ラジオとリスナーの対話を重視する文化志向のゾーンです。

『P-CREW Deep』（東京ローカル）

放送時間：月〜木曜日 27:00-28:00

出演者：月替わりパーソナリティ（10月：橋本祥平）、野中ここな、高嶺のなでしこ、きゅるりんってしてみて、SAY MY NAME、aoen、大森夏向、和田雅成

番組趣旨：P-CREWの27時台はさらにディープにカルチャーの担い手を紹介。会員向けのポッドキャストメンバーシップとも連動し、ここでしか聴けないスペシャルコンテンツを提供します。

『ソニー生命 presents 生きがいってなんだろうRADIO』（JFN全国38局フルネット）

放送時間：金曜日 6:30-6:39

出演者：NON STYLE 石田明

番組趣旨：石田明が各界の著名人を月替わりで迎え、ヒストリーやターニングポイント、人生を豊かにした「生きがい」をうかがうトークセッションです。

『すきもあミージアム』（東京ローカル）

放送時間：土曜日 24:00-24:30

出演者：濱岸ひより、佐藤和奏

番組趣旨：ゲストの“好き”や“推し”を深掘りする30分。好きな音楽や本、場所などを通じて、その人の人生や経験を浮かび上がらせる構成です。

『エルスウェア紀行のMidnight Journey』（東京ローカル）

放送時間：土曜日 26:30-27:00（午前2時30分の放送）

出演者：エルスウェア紀行

番組趣旨：真夜中の時間帯に音楽と言葉で“どこでもない場所”へ誘う旅番組です。

『西川あやのと甘党男子のスイーツアイランド』（東京ローカル）

放送時間：土曜日 28:30-29:00

出演者：甘党男子（6人組）、西川あやの

番組趣旨：スイーツをテーマに、聴くだけで甘くスイートな気分になれる情報をお届けする番組です。

注記：ネットワーク、期間、特記事項

新番組のネットワークは番組ごとに異なり、JFN全国ネット（38局）やJFN32局／37局ネットといった構成になっています。『FM EVA 30.0』は2026年3月までの期間限定放送と明記されています。各番組の放送形態や放送時間は上記のとおりです。

また、CANDY TUNEのヒットや『エヴァンゲリオン』の30周年とTOKYO FM55周年の両催事的な意味合いを踏まえたコラボレーションなど、商業的・文化的意義を併せ持つ編成である点が特長です。

深夜カルチャーゾーン『P-CREW』とポッドキャストメンバーシップ連動

月曜から木曜の深夜帯に新設される『P-CREW』と『P-CREW Deep』は、ラジオならではの距離感で時代の最前線にいる若手クリエイターやタレントの“今”の声を伝える枠です。ネットインフルエンサー、ゲーム実況者、俳優、歌い手など多様なジャンルの出演者が登場します。

放送はJFN32局ネット（『P-CREW』）および東京ローカル（『P-CREW Deep’）で行われ、ポッドキャストメンバーシップと連動して会員限定のスペシャルコンテンツを配信する点が重要です。地上波放送とデジタル有料会員サービスの融合により、放送の延長線上にある深い体験を提供することが目指されています。

• 『P-CREW』放送時間：月〜木 26:00-27:00（JFN32局ネット）
• 『P-CREW Deep』放送時間：月〜木 27:00-28:00（東京ローカル）

『P-CREW』の出演者一覧（プレスリリース記載）も以下のとおりです。各メンバーが異なる視点でプロデュースする番組を提供します。

1. ぐちつぼ
2. ストグラ参加者
3. 西山智樹
4. 『18TRIP』出演キャスト
5. 超学生（YouTube登録者数100万人超の歌い手）
6. 命-mikoto-（-真天地開闢集団-ジグザグ）
7. ファン太
8. 三浦宏規（ミュージカル出演などで注目の俳優）

『P-CREW Deep』の出演者（10月の月替わりは橋本祥平を含む）も多岐にわたり、SAY MY NAMEやaoenなどの新世代グループが参加します。これらのコンテンツは、会員向けサービスと連携した独自コンテンツで差別化が図られます。

出演者変更・時間移動の詳細とその他ローカル番組

今回の改編では、新規番組の導入だけでなく、既存番組の出演者変更や放送時間の移動も多数実施されます。改編に伴う時間変更・出演者変更の情報は以下のとおりです。

出演者変更としては、『SPORTLIGHT』が土曜11:30-11:55に出演者を入江陵介、桐生祥秀、富樫勇樹、宮部藍梨、柳田将洋の布陣で継続します。スポーツの舞台裏や選手の素顔を伝える番組として編成されています。

時間変更（移動・ネット拡大等）

『Memories&Discoveries』：月〜木曜日 28:00-6:00（※火・水の28:00-6:00から時間移動）、出演：早見沙織（月〜水）、関口舞（木）。

『ストグラ広報室』：月曜日 26:30-27:00（※水曜日28:00-28:30から時間移動・ネット拡大、JFN32局ネット）。

『アーティスト・プロデュース・スーパー・エディション』：土曜日 5:00-5:55（※木曜日5:00-5:55から時間移動）、出演：月替わり出演者（東京ローカル）。

『武部聡志のSESSIONS』：土曜日 6:00-7:00（※金曜日5:00-6:00から時間移動）、出演：武部聡志（東京ローカル）。

『s**t kingzのダンサーだってしゃべりたい』：土曜日 25:00-25:30（※日曜日24:30-25:00から時間移動）、出演：s**t kingz（東京ローカル）。

『BEST ISHIDA presents クロノス日本版 Tick Tock Talk♪』：日曜日 20:00-20:30（※土曜日25:00-25:30から時間移動）、出演：広田雅将（『クロノス日本版』編集長、東京ローカル）。

『川崎鷹也 MAGIC NOTE』：日曜日 24:30-25:00（※日曜日22:30-22:55から時間移動）、出演：川崎鷹也（東京ローカル）。

これらの変更により、週末のラインナップや深夜帯のカルチャー発信の流れが整理され、聴取時間帯ごとのコンテンツバランスが意図的に調整されています。

まとめ：改編のポイントと番組一覧の整理

本改編のポイントは次のとおりです。①多様な人材の起用による世代横断的な番組編成、②『エヴァンゲリオン』30周年とTOKYO FM55周年を掛け合わせた大型コラボ、③地上波とポッドキャストメンバーシップの連動による付加価値提供、④深夜帯の文化発信拠点『P-CREW』の新設、です。

以下に、この記事で挙げたすべての新番組・出演者・放送時間・ネットワーク・特記事項を表で整理します。

以上がプレスリリースに記載されたTOKYO FMの2025年10月改編に関する全体像と各番組の詳細です。多様な世代とジャンルを横断する番組群の導入により、10月以降のTOKYO FMは地上波放送とデジタル会員サービスを併用した新たな聴取体験を提示します。