10月開講:アニメ調エフェクト追加で就職狙う4ヶ月講座
ベストカレンダー編集部
2025年9月26日 13:39
アニメ調エフェクト追加
開催日:10月1日
アニメ調エフェクト追加の背景と本件発表について
デジタルハリウッド株式会社は2025年9月26日12時00分付で、ゲームエフェクトの人材育成講座『CGGYMゲームエフェクトパック』において、2025年10月から新たにアニメ調エフェクトのカリキュラムを追加すると発表しました。運営する学びの場は、Webと動画の学習を提供するラーニングスタジオ『デジタルハリウッドSTUDIO』であり、今回の追加は同スタジオのSTUDIO新宿での提供を中心に実施されます。
デジタルハリウッドの本社・本校は東京都千代田区にあり、代表取締役社長兼CEOは春名啓紀氏、学長は杉山知之氏が務めています。今回のカリキュラム追加は、ゲーム業界で求められる人材の幅を拡大し、就職・転職を目指す受講生に新たな選択肢を提供することを目的としています。
なぜアニメ調エフェクトが求められるのか
ゲーム制作の現場では、漫画やアニメを原作とするIP(版権もの)のゲームや、モバイルゲームの台頭により、アニメ調の表現が重要な要素として増えています。関係者によれば、リアル調のエフェクトに比べてアニメ調のエフェクトを制作できる人材は相対的に少ないため、需要が高まっているとのことです。
アニメ調エフェクトは、自然現象を忠実に再現するリアル調と異なり、デフォルメやシルエットの強調、視認性や演出効果のための省略表現などが求められます。リアル調とアニメ調の両方を制作できる技術を身につけることで、IP作品を多く扱う企業やモバイル向けゲームを手がける企業への就職機会が広がる点が、本カリキュラム追加の狙いです。
4ヶ月で学ぶカリキュラムと講座の特徴
CGGYMゲームエフェクトパックは最短4ヶ月でゲームエフェクトデザイナーを目指せる内容に構成されています。2025年10月より追加されるアニメ調エフェクトのカリキュラムは、既存のリアル調エフェクト講座に対して新たな技術領域を補完するものです。
以下に講座の主な特徴とカリキュラムの詳細を整理します。各項目は受講生が現場で即戦力となるために設計されています。
講座の特徴
講座は現役プロ講師による指導と、実務レベルのアウトプットを重視しています。授業は月1回のクラス授業でフィードバックを受けられ、授業外ではSlackやZoomを通じて講師へ質問可能です。
完全オンラインでの受講も可能であり、これまで全国28都道府県から受講実績があります。受講形式は通学・オンラインのハイブリッド型(※完全オンライン受講可)で運営されます。
- 月1回の授業で現役プロ講師のフィードバックを受けられる
- SlackやZoomで授業外でも質問可能
- 完全オンライン受講可能、全国28都道府県からの受講実績あり
- 最短4ヶ月でゲームエフェクトデザイナー就職を目指せる
- アニメ調エフェクト追加により就職先の幅が拡大
4ヶ月のカリキュラム概要
カリキュラムは月ごとにテーマを定め、ステップを踏んで学習を進めます。基礎から実践的な技術習得までを短期間で行う設計です。
各月の学習内容は以下の通りです。
- 1ヶ月目:ゲームエフェクト制作基礎
- 2ヶ月目:魔法陣エフェクト制作
- 3ヶ月目:ビーム/波動砲エフェクト制作
- 4ヶ月目:リアル調エフェクトのアニメ調エフェクトへの変換、アニメ調の必殺技エフェクト制作
4ヶ月目は特に既存のリアル調表現をアニメ調へ変換する技術と、必殺技系の演出表現に重点を置き、制作物としてポートフォリオに組み込めるアウトプットを目標とします。
受講概要・費用・開講情報と申込方法
講座の正式名称は「CGGYMゲームエフェクトパック」です。受講形式は通学・オンラインのハイブリッド型で、月1回のクラス授業形式ですが、完全オンラインでの受講も選択できます。講座の期間は4ヶ月、開講月は1月・4月・7月・10月です。
受講定員は、いち開講月あたり各校舎合計で15名となっています。使用するソフトウェアはUnity、Maya、Photoshop、After Effectsです。
- 講座名
- CGGYMゲームエフェクトパック
- 受講形式
- 通学・オンラインハイブリッド型(月1回クラス授業)※完全オンライン受講可能
- 開講校舎
- デジタルハリウッドSTUDIO新宿・吉祥寺・立川、デジタルハリウッド大阪本校
- 期間
- 4ヶ月
- 開講月
- 1月・4月・7月・10月
- 定員
- いち開講月あたり各校舎合計で15名
- 使用ソフト
- Unity・Maya・Photoshop・After Effects
受講料は374,000円(税込)です。なお、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象講座に認定されており、条件を満たす方は受講料の補助が受けられ、最大70%の割引が適用される場合があります。
説明会の予約や申込に関する情報は以下のURLで案内されています(テキスト表示)。説明会予約フォーム:https://school.dhw.co.jp/form/counseling/ リスキリング情報:https://school.dhw.co.jp/prospectus/careerup_reskilling.html
講師紹介とデジタルハリウッドSTUDIOの学習環境
本講座の講師として紹介されているのは、邑上貴洋氏です。氏は株式会社アプリボットでチーフエフェクトアーティストを務め、2Dアニメーションチームリーダーや3Dエフェクト制作に携わってきた経歴を持ちます。主な参画タイトルとして「BLADE XLORD―ブレイドエクスロード―」などが挙げられます。
邑上氏はWebクリエイターとしてキャリアを開始し、WebディレクターやFlashDeveloperとして映像系Web制作に従事した後、2013年にアプリボットへ転職しました。2015年に3Dプロジェクトに着手し、エフェクト仕様策定からテイスト制作に関与。2017年からは東京デザインテクノロジーセンター専門学校でゲームエフェクト講師としても活動しています。
- 講師:邑上貴洋氏(株式会社アプリボット、チーフエフェクトアーティスト)
- 経歴:Web制作、Flash開発、2Dチームリーダー、3Dエフェクト制作、教育活動(専門学校講師)
- 主な参画作:BLADE XLORDなど
デジタルハリウッドSTUDIOは「好きなことを、好きな時間で、好きな場所で、自分らしく学ぶ。」をコンセプトとしたラーニングスタジオです。2012年より新しい学びのスタイルを提供し、全国に展開しています。設立から30年以上蓄積された教育ノウハウをカリキュラムに反映し、多様な学習者が世代を超えて学べる環境を整えています。
学習環境の実績として、専業主婦、就転職希望者、独立・フリーランスを目指す方など多様な受講生が参加しており、実務に直結するカリキュラムと講師からの直接的なフィードバックが特徴です。校舎一覧は次のURLで案内されています(テキスト表示)。校舎一覧:https://school.dhw.co.jp/school/index.html
まとめ(要点の整理)
以下の表に、本記事で触れた主要な情報を整理します。新カリキュラムの開始時期、講座の概要、費用、申込先、問い合わせ先などを一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年9月26日 12:00 |
| 新カリキュラム開始 | 2025年10月(アニメ調エフェクトの追加) |
| 講座名 | CGGYMゲームエフェクトパック |
| 受講形式 | 通学・オンラインハイブリッド型(月1回クラス授業)※完全オンライン可 |
| 開講校舎 | デジタルハリウッドSTUDIO新宿・吉祥寺・立川、デジタルハリウッド大阪本校 |
| 期間 | 4ヶ月 |
| 開講月 | 1月・4月・7月・10月 |
| 定員 | いち開講月あたり各校舎合計で15名 |
| 使用ソフト | Unity・Maya・Photoshop・After Effects |
| 受講料 | 374,000円(税込) |
| リスキリング支援 | 経済産業省の対象講座。条件を満たすと受講料最大70%還元 |
| 申込・説明会 | 説明会予約フォーム:https://school.dhw.co.jp/form/counseling/ リスキリング情報:https://school.dhw.co.jp/prospectus/careerup_reskilling.html |
| 問い合わせ | デジタルハリウッドSTUDIO新宿 0120-202-136(月曜定休日) shinjuku@dhw.co.jp |
| 運営 | デジタルハリウッド株式会社(本社/本校:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:春名啓紀、学長:杉山知之) |
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