有隣堂、関内に複合文化拠点を出店 3月19日開業予定
ベストカレンダー編集部
2025年9月24日 18:59
有隣堂横浜関内店開業
開催日:3月19日
横浜・関内に新たに開かれる複合文化拠点としての位置づけ
株式会社有隣堂は、横浜・関内エリアに位置する「BASEGATE横浜関内」内に、新業態店舗「有隣堂 BASEGATE横浜関内店」を出店し、2026年3月19日(木)開業予定であると発表しました。本件は同社のプレスリリース(発表日時:2025年9月24日 12時01分)に基づく情報です。
有隣堂は1909年に横浜・伊勢佐木町で創業し、プレスリリース時点で創業116年目を迎えています。2026年には創業117年目を迎えることから、地元横浜における長年の蓄積と信頼を土台に、新たな体験価値を提供する取り組みとして本店舗が位置づけられます。
出店の目的とコンセプト
店舗コンセプトは「あなたの好きに新しい1ページを。」です。これは本と暮らし、仕事、食、アートが交差する場を作り、読む(インプット)と発信(アウトプット)が自然に往復できる交流型書店モデルを目指すという意思を示します。
本出店は従来の書店像を進化させる試みであり、書籍・マルシェ・コワーキング・カフェ・ギャラリーを融合させることで、日常利用とイベント利用の双方に応える“開かれた文化拠点”を構築します。地域クリエイターや文化施設との連携を通じて回遊性と滞在価値を向上させ、関内から横浜の地域活性化・文化的なにぎわいの創出に寄与することを狙いとしています。
- コンセプト:あなたの好きに新しい1ページを。
- 狙い:本と人、街と文化をつなぐハブ機能の発揮
- 出店規模:延べ約450坪の複合空間(B1F〜2F)
フロアごとの構成と提供サービスの詳細
「ザ レガシー(旧横浜市庁舎行政棟)」のB1F〜2Fを活用した三層構成で、各フロアが異なる機能と体験を担います。各フロアの構成は開業時点で変更となる場合がある旨が明記されていますが、現時点での計画内容は以下のとおりです。
フロアごとに、飲食・物販・文化発信・コワーキングなど多様な機能が組み合わさることで、滞在を中心とした回遊導線を設計します。音楽や展示などのイベント開催を通じて、来訪者にとって発見と創造の機会を増やす構えです。
| フロア | 面積(約) | 主な機能・特徴 |
|---|---|---|
| B1F(CAFE & CULTURE) | 約140坪 |
|
| 1F(MARCHE) | 約150坪 |
|
| 2F(BOOKS & WORK) | 約160坪 |
|
なお、掲載の内観イメージはすべてイメージであり、各フロアの内容は開業時点で変更となる可能性があることが示されています。
飲食ブランド「一角」の出店について
1Fの「スタジアム横バル街」には、同社が運営する東京・日比谷の「HIBIYA CENTRAL MARKET」で人気の飲食ブランド「一角」が横浜に初出店します。「一角」は鶏の唐揚げとハイボール、季節のおばんざいを名物とする居酒屋ブランドです。
営業時間帯に応じてメニューを使い分ける方針で、昼は定食中心、夜は旬の食材を用いた酒の肴やおばんざいを提供します。肩肘張らない雰囲気で、一人飲みから仲間との会食まで対応する業態として、施設内での交流を生む役割を担います。
BASEGATE横浜関内プロジェクトとアクセス・運営体制
「有隣堂 BASEGATE横浜関内店」は、BASEGATE横浜関内という大規模なミクストユース型プロジェクトの一部として開業します。プロジェクトは旧市庁舎街区を保護・活用し、オフィス、ホテル、商業、文化・エンタメ機能などを集積する計画です。
BASEGATEの由来は「BASE(拠点)+GATE(玄関口)」。建物竣工は2025年12月26日で、街区開業と有隣堂の開業は同じく2026年3月19日が予定されています。周辺には横浜スタジアムや日本大通りがあり、日常利便と観光回遊の両立が期待される立地です。
- 施設名称
- BASEGATE横浜関内
- 竣工日(竣工式)
- 2025年12月26日(金)
- 街区開業
- 2026年3月19日(木)
- 敷地面積
- 約16,500m2
- 延床面積
- 約128,500m2
- 各棟主用途
- タワー:オフィス・大学、新産業創造拠点、エデュテインメント施設、商業 他
- 主要設計/施工
- 鹿島建設株式会社、株式会社竹中工務店
有隣堂側のブランディングおよび店舗デザインは、株式会社生活スタイル研究所(本社:東京都渋谷区、代表取締役:本田泰、中村雄一)による設計・監修が予定されています。
交通アクセスは、JR根岸線「関内」駅徒歩1分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅徒歩1分、横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅徒歩7分となっています。所在地は神奈川県横浜市中区港町1丁目1番1ほかです。
運営概要、会社情報、開業に関する要点の整理
有隣堂 BASEGATE横浜関内店の主な機能は書籍、マルシェ、コワーキング、カフェ、ギャラリー、イベントです。店舗規模はザ レガシーのB1F〜2F、延べ約450坪(B1F 約140坪/1F 約150坪/2F 約160坪)での運営を想定しています。
営業時間は各フロアで異なる可能性があり、確定次第案内される旨が明記されています。公式情報はプロジェクトのホームページ(https://basegate-yokohama-kannai.com)およびSNS(Instagram: @basegate_official)を通じて更新されます。
以下に、本記事で取り上げた主要情報を表にまとめて整理します。表では施設名称、開業日、竣工日、所在地、フロア構成、主要機能、アクセス、デザイン・施工、敷地・延床面積などを網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元・日時 | 株式会社有隣堂/2025年9月24日 12時01分 |
| 店舗名称 | 有隣堂 BASEGATE横浜関内店 |
| 開業予定日 | 2026年3月19日(木) |
| 竣工日(街区) | 2025年12月26日(金) |
| 所在地 | 神奈川県横浜市中区港町1丁目1番1ほか |
| 建物・フロア構成 | ザ レガシー(旧横浜市庁舎行政棟)B1F〜2F(B1F:CAFE & CULTURE 約140坪、1F:MARCHE 約150坪、2F:BOOKS & WORK 約160坪) |
| 延べ面積(店舗) | 約450坪(B1F 約140坪/1F 約150坪/2F 約160坪) |
| 主な機能 | 書籍、マルシェ、コワーキング、カフェ、ギャラリー、イベント |
| 飲食ブランド | 「一角」— 鶏の唐揚げ、ハイボール、季節のおばんざい(1F スタジアム横バル街に出店) |
| プロジェクト名称 | BASEGATE横浜関内(BASE+GATE) |
| 敷地・延床面積(街区) | 敷地面積:約16,500m2/延床面積:約128,500m2 |
| 主要設計・施工 | 鹿島建設株式会社、株式会社竹中工務店 |
| ブランディング・店舗デザイン | 株式会社生活スタイル研究所(本田泰、中村雄一) |
| アクセス | JR根岸線「関内」駅 徒歩1分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅 徒歩1分、みなとみらい線「日本大通り」駅 徒歩7分 |
| 有隣堂の概要 | 創業:1909年(横浜・伊勢佐木町)、事業:書店運営、複合型店舗運営、楽器・音楽教室運営、図書館等運営受託、OA機器販売、出版等、店舗数:44店舗(神奈川・東京・千葉・兵庫・大阪) |
| 備考 | 掲載の画像はイメージ。各フロアの内容は開業時点で変更となる場合あり。 |
上記はプレスリリースの全文に基づき整理した要点です。開業日やフロアの詳細、営業時間などは変更される可能性があり、確定情報は公式サイトおよびSNSを通じて順次案内されます。