9月27日TGSで配布　ZETooNのバーチャ新作

『バーチャファイター』を起点に生まれる新作ストーリーの全貌

セガの人気格闘ゲームシリーズ『バーチャファイター』を題材にした完全新作ストーリーコンテンツが、フルカラー縦スクロールエンタメレーベルZETooN（ゼットゥーン）からリリースされることが発表されました。作品タイトルは「14歳と3ヵ月の夏 1995年に飛ばされて ゲーセンいったら涙出た ～バーチャファイターシスターズ～（仮）」で、現代の三姉妹が1995年へと飛ばされるという設定を軸に物語が展開します。

本作はスマートフォン向けのフルカラー縦スクロール形式にて配信される予定で、アニメやゲームのファンに向けて、縦読みコミックと物語性を組み合わせた新たな体験を提供することを目指しています。主要な登場人物として、レナ（中央）、サヤカ（右）、リズ（左）の三姉妹が明記されています。

企画・制作とクリエイターチーム

企画・制作はZETooNスタジオが担当します。キャラクターデザインには平山寛菜氏が参加しており、同氏はアニメ『推しの子』『彼女、お借りします』などのキャラクターデザインで知られています。

脚本は冨田頼子氏が担当し、代表作としてアニメ『逃げ上手の若君』シリーズの構成・脚本や『ハイスコアガール』などの実績があります。プレスリリースは他にも「ほか、豪華クリエイター陣も参画」と記載しており、複数の制作スタッフが連携して作品を制作します。

企画・制作

ZETooNスタジオ

キャラクターデザイン

平山寛菜（代表作: アニメ「推しの子」「彼女、お借りします」）

脚本

冨田頼子（代表作: アニメ「逃げ上手の若君」シリーズ構成・脚本、「ハイスコアガール」ほか）

東京ゲームショウ2025での展示・配布とイベント情報

東京ゲームショウ2025（以下 TGS）において、セガ／アトラスブースで本作に関する展示と物理ノベルティの配布が行われます。配布物はオリジナルうちわで、レナ、サヤカ、リズの三姉妹を大胆に配置したデザインとなります。配布はセガ／アトラスブース限定、なくなり次第終了です。

TGSの一般公開日は9月27日（土）、9月28日（日）です。あわせて、TGS期間中のセガ公式生放送内でZETooNが紹介されます。具体的には、9月28日（日）10:15から配信予定の『Virtua Fighter 5 R.E.V.O. World Stage』番組内にてZETooNがピックアップされる予定です。

• 配布物: オリジナルうちわ（レナ・サヤカ・リズのデザイン）
• 配布場所: 東京ゲームショウ2025 セガ／アトラスブース
• 配布条件: QRコードから公式SNSへの登録を促す案内あり、配布は先着・なくなり次第終了
• 紹介番組: 9月28日（日）10:15配信『Virtua Fighter 5 R.E.V.O. World Stage』内でZETooN紹介
• TGS一般公開日: 9月27日（土）、9月28日（日）

会場での参加方法と注意点

会場にてオリジナルうちわを受け取るには、配布場所での案内に従いQRコードを読み取ることで公式SNSへの導線に誘導される仕様です。配布数には限りがあるため、早期に配布終了となる可能性があります。

生放送での紹介が予定されているため、TGS会場に来場できない場合でも配信を通じて情報を追うことができます。番組の開始時刻や配信チャンネルはセガ公式の案内を確認してください。

ZETooNレーベルの位置づけと関連情報

ZETooN（ゼットゥーン）は、セガサミーグループ（セガサミーホールディングス株式会社）と株式会社パピレスが共同で立ち上げたフルカラー縦スクロールエンタメレーベルです。次世代のオリジナルIPを多メディア展開することを目的に設立され、世界規模で注目を集めることを意図しています。

同レーベルの第一弾のひとつとして本作が位置づけられており、縦スクロールコミック形式の利点を生かした展開を進める予定です。リリースに先駆けて特設サイトや公式SNSアカウントが開設されています。

併せて、関連する企業情報としてJadeComiX株式会社の存在が明記されています。JadeComiX株式会社は、セガサミーグループと株式会社パピレスが縦スクロールコミックレーベル「ZETooN」立ち上げに伴い設立した合弁会社です。公式の関連サイトとして https://jadecomix.com/ が案内されています。

なお、プレスリリースには作品紹介の特報ムービーへの案内もあり、作品の初期情報や世界観が映像で紹介されることが示されています。詳細は特設サイトおよび公式SNSで確認できます。

『バーチャファイター』の歴史的背景と本作の関係性

『バーチャファイター』シリーズは1993年に初代がゲームセンターで稼働した際、日本国内で大きな衝撃を与えました。人間の動きを滑らかに表現した当時としては先進的な3DCGによる格闘アクションは注目を集め、その実機や資料は米国のスミソニアン博物館にも収蔵されています。

続く『バーチャファイター2』は、さらに高められたグラフィックとゲーム性により爆発的な人気を得て、日本中のゲームセンターが対戦を行う人々であふれ、社会現象となりました。以降のシリーズでも新技術の導入と時代に合わせた進化を続け、本シリーズはセガの中でも革新的なタイトルの一つと位置づけられています。

1. 1993年: 初代『バーチャファイター』稼働、3DCG格闘アクションとして衝撃を与える
2. 『バーチャファイター2』: グラフィック・ゲーム性の飛躍的向上により大ブームとなる
3. アーカイブ的評価: 実機や資料が米スミソニアン博物館に収蔵

今回のZETooNによる新作は、往時のゲーセン文化やシリーズの歴史的背景を物語の一要素として活用しながら、新しいメディアフォーマットで展開する位置づけです。作品では1995年の時代背景が物語の重要な舞台となることがタイトルや設定から読み取れます。

要点整理と情報の一覧

以下の表は、本稿で取り上げたプレスリリースの主要情報を整理したものです。各項目は発表内容を正確に反映しています。

本稿はプレスリリースの内容を基に、発表された事実を整理してお伝えしました。発表に含まれる日付、担当クリエイター、配布物の詳細、公式サイトやSNSの情報は上記の表および本文中の記載がすべてです。