高島屋の秋冬制服、芦田多恵デザインで10月1日導入

芦田多恵氏が描く高島屋の秋冬ユニフォーム

デザインの背景と表現されたキーワード

株式会社髙島屋は2025年9月24日14時00分に、顧客（店内案内）係の秋冬用制服を一新することを発表しました。新しい制服のデザインは、10月1日（水）から着用開始となります。デザインは、春夏に続き「ジュン アシダ」のクリエイティブディレクターであり「タエ アシダ」のデザイナーである芦田多恵（あしだ たえ）氏が担当しています。

今シーズンのテーマは「モダン」「上品」「軽やか」です。高島屋のCIカラーである赤を際立たせ、チャコールグレーとのコントラストによる配色が印象的に用いられています。伝統性と現代性を両立させたデザイン設計により、来店者に対して整った印象を与えることを意図しています。

デザイナー

芦田多恵（ジュン アシダ クリエイティブディレクター、タエ アシダ デザイナー）

デザインキーワード

モダン／上品／軽やか

配色

高島屋の赤をアクセント、チャコールグレーとのコントラスト

素材と各アイテムの特徴 — 機能性と見た目の両立

素材選定と仕立ての要点

新制服の主要素材には上質なウールフランネルが採用されています。ウールフランネルは柔らかな風合いと保温性を兼ね備えており、秋冬の業務で求められる暖かさと快適さを確保しています。ジャケットは端正なシルエットを基調に、リズミカルに配したボタンがデザインのアクセントとなります。

インナーにはニット素材を採用し、襟元には組み合わせ自在のニットスカーフを付けることで表情の変化を持たせられる仕様です。スカーフやニットの導入により、着用者が個々の体調や気温に合わせて調節できる柔軟性が確保されています。

着用開始日・対象店舗とローズちゃんの衣替え

導入時期と適用範囲

新制服は2025年10月1日（水）より着用開始です。対象は高島屋各店（一部店舗を除く）および一部提携店となっており、店舗ごとに導入状況が異なる可能性があります。社内発表文は2025年9月24日14時00分に公表されています。

対象店舗に関する具体的な適用除外店舗の一覧は公表資料には記載されていませんが、発表文からは「一部店舗を除く」との表現が用いられているため、各店での導入タイミングについては個別の案内が想定されます。

ローズちゃんの制服変更について

高島屋のマスコット「ローズちゃん」は、1988年に初めて制服姿になって以来、顧客係と同じ制服を着て来館者を迎えてきました。2025年秋冬のローズちゃんも制服に衣替えします。

今回のローズちゃんはパンツスタイルを採用し、右手をあげてお客様をご案内するポーズになっています。マスコットも顧客係同様に新しいデザインの配色・雰囲気を反映しています。

• 発表日：2025年9月24日 14:00（株式会社髙島屋発表）
• 着用開始日：2025年10月1日（水）
• 対象：高島屋各店（一部店舗を除く）、および一部提携店

ポイント整理と要約

主要点の再確認

今回の発表は、制服のデザイン刷新を通して高島屋のブランドカラーと接客の印象を強化する狙いが読み取れます。芦田多恵氏によるデザインは、赤とチャコールグレーのコントラスト、ウールフランネルの採用、ボトムスにおけるパンツ継続とスカートのラップ風ドレープといった具体的な特徴を持ちます。

アイテムはセパレート構成（ジャケット・ニット・スカート・パンツ）で、組み合わせにより多様なコーディネートが可能です。スカーフなどのアクセントアイテムにより、着用者自身がスタイルを調整できる点も明確に打ち出されています。

以上が発表された内容の整理です。デザインの意図、素材と機能、運用開始の時期、適用範囲、ならびにマスコットの変更点まで、発表文に記載された情報を網羅的にまとめました。