ハンズ渋谷が「生活編集図鑑」始動　10月に街歩き＆トーク

「生活編集図鑑」──ハンズ渋谷店が描く“訪れる図鑑”の構想

株式会社ハンズ（本社：東京都新宿区）は、2025年8月に創業49周年を迎え、2026年の創業50周年に向けた取り組みの一環として、ハンズ渋谷店を「生活編集図鑑」としてリブランディングするプロジェクトを2025年9月より始動します。プレスリリース配信日は2025年9月22日14時00分で、同日より体験型イベントの抽選予約が開始されました。

「生活編集図鑑」は、子どものころに図鑑をめくった際の発見の喜びと、日々の暮らしを豊かにするモノ・コト・ヒトとの出会いを重ね合わせたコンセプトです。ハンズ渋谷店は創業初期から地域に根差した店舗であり、本プロジェクトでは売場全体や商品構成を見直し、来店者が実際に見て触れて楽しめる“図鑑”のような体験を提供することを目的としています。

運営主体

株式会社ハンズ（本社：東京都新宿区）

プロジェクト名

生活編集図鑑（ハンズ渋谷店 リブランディング）

開始時期

2025年9月より始動

関連サイト

https://hands.net/season/50th/#zukan

ビジュアルと売場づくり：図鑑らしさを表現するデザインとカテゴリ横断の紹介

メインビジュアルは「ぐるぐる巡ってワクワク広がる」を軸に、図鑑を覗き込んだときの好奇心や発見の体験を視覚的に表現しています。背景に配された「おもちゃ」「文化」「旅行」などの文字は、ハンズが扱う多彩なジャンルを示すため、オリジナルの作字を一から描き起こしたものです。

売場づくりにおいては、カテゴリー横断でのアイテム提示とイラスト表現によって、来店者がフロアを巡る中で多種多様なモノ・コトに出会える構成を目指します。具体的には、商品構成の見直しと売場レイアウトの再設計により「はじめてのきっかけ」となる体験要素を強化します。

• 表現手法：図鑑らしい見開き感のある導線設計、イラストを用いた横断的なカテゴリ表示
• 狙い：来店者が「暮らし」をテーマに編集感覚を持ち帰れる売場体験

プロジェクトの背景にある考え方

「日々の暮らしをたいせつに営む」「はじめてのきっかけと出会う」「自分らしい楽しみを自分の手でつくる」という観点で、頼れるモノ・コトをセレクトするハンズの購買体験と、図鑑を通じた発見体験の類似性に着想を得たのが本企画の出発点です。

そのため売場は、単なる商品陳列にとどまらない「出会い」の場として設計され、来店者が自らの暮らしを編集する手がかりを得られるように構成されます。

体験型プログラム：街を歩く「ハンズさんぽ」の全スケジュール

プロジェクトの体験型企画として、渋谷の街を実際に歩きながら暮らしにまつわる「好き」や「偏愛」を拾い集める「ハンズさんぽ」が開催されます。各回はフィールドワーク型で、ハンズのアイテムと都市の風景や文化の結びつきを発見することに重点を置いたプログラムです。

抽選予約はプレスリリース発表日（2025年9月22日）より開始されており、各回の開催日時と予約リンク、ガイド情報は以下の通りです。

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  ハンズさんぽ「防災」編 — ながら防災クエスト～散歩してたら防災できた～

  開催日時：2025年10月19日(日) 11:00～13:00

  抽選予約：https://event.hands.net/learn/tokyo/shibuya/27227

  ガイド：CAMMOC（三沢真実さん・内舘綾子さん）

  内容：キャンプの知恵を暮らしに活かす視点から、もしもの際の危険をゲーム感覚で探す「ながら防災さんぽ」を実施します。『ラクして備えるながら防災 フェーズフリーな暮らし方』（辰巳出版）を出版するCAMMOCの両氏が案内し、楽しみながら日常に無理なく取り入れられる防災のヒントを伝えます。

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  ハンズさんぽ「マンホール」編 — 下を向いて歩くと見えてくる世界

  開催日時：2025年10月26日(日) 11:00～13:00

  抽選予約：https://event.hands.net/learn/tokyo/shibuya/27229

  ガイド：マンホールナイトの白浜さん、山田秀人（山ぴぃ）さん

  内容：マンホールの観察と鑑賞を通じて、そのデザインや地域性、歴史的背景を掘り下げます。マンホールカードの発案者である山田さんらと共に、足元から街の文化を再発見する企画です。

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  ハンズさんぽ「平成レトロ」編 — 澁谷にのこるバブル建築と若者文化

  開催日時：2025年10月26日(日) 15:00～17:00

  抽選予約：https://event.hands.net/learn/tokyo/shibuya/27230

  ガイド：山下メロさん

  内容：平成に生まれた文化や建築をテーマに渋谷の街を巡るツアーです。80年代からバブル期にかけての建築や若者文化の足跡を辿り、当時の熱気や文化的背景を再考します。

ハンズトーク：モノと文化を掘り下げるトークプログラム全6回

「生活編集図鑑」では、売場で出会えるアイテムにまつわる「偏愛」や「制作過程」「文化背景」を掘り下げるトークイベントも実施します。複数のゲストを招き、各テーマについて深掘りすることで、売場体験をより豊かなものにつなげる狙いがあります。

以下は各回の開催日時、抽選予約リンク、ゲスト、及び内容の詳細です。抽選予約はそれぞれの専用URLで受け付けています。

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  ハンズトーク「アナログヴィンテージ」編 — 人生を豊かにする物の愛で方

  開催日時：2025年10月18日(土) 11:00～12:30

  抽選予約：https://event.hands.net/learn/tokyo/shibuya/27231

  ゲスト：松崎順一さん（家電蒐集家・家電考古学者）

  内容：ヴィンテージラジカセを中心に長年収集を続ける松崎さんが、アナログ製品の魅力や高度経済成長期以降の家電デザイン・機能美について語ります。コレクションや調達の話、物との向き合い方に関する示唆が得られます。

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  ハンズトーク「推し活」編 — 今さら聞けない⁉推し活のこと

  開催日時：2025年10月18日(土) 14:00～15:30

  抽選予約：https://event.hands.net/learn/tokyo/shibuya/27232

  ゲスト：西村咲希さん（株式会社Oshicoco コンテンツプロデューサー）

  内容：推し活カルチャーを育んできた立場から、どうやって“好き”が文化やコミュニティを作るのか、個人のこだわりを深める手法や物語の共有について語られます。

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  ハンズトーク「サウナ・お風呂」編 — YOU＆湯 あなたと銭湯

  開催日時：2025年10月18日(土) 17:00～18:30

  抽選予約：https://event.hands.net/learn/tokyo/shibuya/27233

  ゲスト：SENTO FOREVER、塩谷歩波さん

  内容：銭湯文化をデザインやアートの視点で読み解くセッションです。銭湯の美的価値や文化的意義、日常としての入浴体験の深掘りが行われます。

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  ハンズトーク「ソフビ」編 — おもちゃ？アート？ちまたで話題のソフビとは

  開催日時：2025年10月19日(日) 15:00～16:30

  抽選予約：https://event.hands.net/learn/tokyo/shibuya/27234

  ゲスト：SUNGUTS（いちみや忠義）さん（ソフビ造形家／映像作家）

  内容：ソフビ造形の深い世界を、制作背景やコレクションの楽しみ方を通じて紹介します。造形技術や表現としての可能性、収集の楽しみを広げる視点が示されます。

まとめ：プロジェクトの要点とイベント概要の整理

ここまで触れた内容を表形式で整理します。本プロジェクトは店舗のリブランディングと、それに伴う体験型イベントの実施を通して、来店者が「暮らし」を編集するための手がかりを提供するものです。抽選予約はプレスリリース発表日である2025年9月22日から開始されています。

上記はハンズ渋谷店が掲げる「生活編集図鑑」プロジェクトの全体像と、実施が発表されたイベントの詳細をまとめたものです。各イベントの参加方法は専用の抽選予約ページから行えます。来店者が商品や街の文化、ゲストの知見と触れ合うことで、従来の買物体験を越えた編集的な発見が生まれることが目指されています。