10月1日開幕｜白井屋ホテルでフィンランド食フェア

前橋の白井屋ホテルが届ける、フィンランドの「食」と暮らしの出会い

群馬県前橋市のアートデスティネーション「白井屋ホテル」は、開業5周年を記念して2025年10月1日（水）から10月31日（金）まで「白井屋ホテル：フィンランドフェア」を開催します。監修は、日本在住14年でフィンランドの建築やサウナ、デザインを紹介し、年間500以上のパフェを食べる食の評論家でもあるラウラ・コピロウさん（著書『フィンランド発 幸せが見つかるライフスタイル』（WAVE出版）、2025年刊行）。

フェアは、白井屋ホテルの「ザ・ベーカリー」「ザ・パティスリー」「ザ・ラウンジ」を舞台に、フィンランドで日常的に親しまれている味を日本の素材とホテルの技術で再現した限定メニューを提供します。自然環境に恵まれた群馬とフィンランドの共通項を背景に、食を通じてフィンランド文化の一端に触れる企画です。

開催期間と主な狙い

開催期間は2025年10月1日（水）〜10月31日（金）です。期間中はテイクアウト商品、ベーカリーのフィンランド伝統菓子の再現、ラウンジでのアフタヌーンティーオプションなど、多彩なラインナップを展開します。

加えて、ラウラ・コピロウさんを囲んだセミナー付きランチを2025年11月9日（日）に実施します。こちらは事前予約（定員制）で、フィンランドの食やデザインについて直接話を聞きつつ、当日限定の特製ランチを楽しめる構成です。

ザ・パティスリーとザ・ラウンジ：ベリーとオーツ麦で描くフィンランドの味わい

白井屋ザ・パティスリーでは、ラウラさん監修のテイクアウトパフェ「ベリーベリーパフェ」を中心に、フィンランドの食卓に欠かせないオーツ麦を使用したスイーツや、北欧で親しまれる焼き菓子を期間限定で販売します。屋外のレンガ敷きベンチ周辺の緑豊かな空間で楽しめるように設計されています。

ザ・ラウンジでは、10月の秋のアフタヌーンティーにオプションパフェとしてラウラさん監修の「ベリーベリーパフェ」を追加可能とし、フィンランド定番のケーキ「マルヤピーラッカ」や、白井屋オリジナルのキャロットケーキなども提供します。

テイクアウト＆ラウンジ用スイーツの内容と価格

• ベリーベリーパフェ（テイクアウト）：ブルーベリー、リンゴンベリー（コケモモ）、ベリーのタルト、オーツ麦のアイス、クランブル、エディブルフラワー（ペンタスやミント）を合わせた贅沢なテイクアウトパフェ。価格：1,200円。
• フラワークッキー「クッカケクシ」：フィンランド語で花を意味する「クッカ（kukka）」とクッキーの「ケクシ（keksi）」を合わせた花形クッキー。小分けの贈り物にも適した商品。価格：600円（12枚入り）。
• 白井屋オリジナル キャロットケーキ：スパイスとにんじんの甘みを活かし、ライムを使った爽やかなアイシングをあしらった一品。パティスリーでのピース販売価格：450円。ザ・ラウンジ提供価格（花形クッキー付）：700円。
• マルヤピーラッカ（ラウンジ提供）：ブルーベリーとリンゴンベリーがたっぷりの伝統的なケーキ。花形クッキー「クッカケクシ」とのセットで価格：650円。

オーツ麦について

フィンランドの食卓ではオーツ麦が欠かせない食材です。世界有数のオーツ麦生産国であり、一人当たりの消費量も多い国柄を考慮し、今回はオーツ麦のアイスを用いるなどして現地の味わいを再現しています。

ザ・ベーカリー：伝統のピーラッカやシナモンロール、ラスキアイスプッラ

白井屋ザ・ベーカリーでは、フィンランドの郷土料理的存在であるカルヤランピーラッカ（Karelian pie）や、イースター時に食べる伝統的な菓子パン「ラスキアイスプッラ」、そしてフィンランド風のシナモンロールなどをラインナップします。監修のラウラさんの南カレリア出身の家系のレシピ指導をもとに、生地の折り込み方法や素材の組合せにまで配慮して再現しています。

ベーカリー商品の一部は量り売りでの提供や、通年の人気商品となることも想定されています。10月4日（土）はシナモンロールの日として、フィンランド風のカルダモンを効かせたシナモンロールをおすすめします。

ベーカリーの主な商品と価格

写真提供・©Shinya Kigure（商品写真やイメージ素材に関してのクレジットあり）。

ラウラ・コピロウ監修セミナー付きランチ（11月9日）と予約情報

フェア期間終了後の2025年11月9日（日）には、ラウラ・コピロウさんを迎えたセミナー付きランチを開催します。ラウラさんがフィンランドの食やデザイン、日常のライフスタイルについて語り、ペーパーナプキンの楽しい使い方など実践的な話題も取り上げます。セミナー後は、白井屋ホテル特製ランチ（ベリーベリーパフェ付き）をラウラさんと共に提供されます。

参加は事前予約制で、定員は小規模の11名。参加費は税込・サービス料込で5,000円／名です。申し込みは電話またはオンライン予約ページから行えます。

セミナー付きランチの当日スケジュールとメニュー

1. 11:15 受付開始（ホテルフロント集合）
2. 11:30 セミナー（ザ・レストラン）
3. 12:15 特製ランチ（ザ・ラウンジ）〜13:45 終了

ランチメニューは次の通りです。

• カルヤランピーラッカ ＆ ペルナピーラッカ
• スモークサーモンのサラダ
• 真鯛の香草風味
• ジャガイモとネギのポタージュ
• ベリーベリーパフェ（ラウラ監修）
• ロンネフェルトのアップルクランブルティー

予約・問い合わせ先

予約申し込みは電話もしくはオンラインで受け付けています。白井屋ホテル代表番号は027-231-4618です。オンライン予約は以下のURLから可能です（メニュー指定含む）。

• 一般予約ページ：https://www.tablecheck.com/shops/shiroiya-lounge/reserve
• セミナー付きランチ専用リンク：https://www.tablecheck.com/shops/shiroiya-lounge/reserve?menu_items=68cb919245722efd35e67d77

メディア問い合わせは pr@shiroiya.com または 070-9350-1597（PR担当：守田美奈子）、ホテル一般問い合わせは info@shiroiya.com、代表番号 027-231-4618 にて対応します。

白井屋ホテルの背景とフェア全体の要点整理

白井屋ホテルは前橋の老舗旅館の歴史を受け継ぎ、建築家・藤本壮介氏によるリノベーションを経て誕生したアートホテルです。コンクリート打ち放しの吹き抜け空間や、レアンドロ・エルリッヒ氏による“光のアート”、展示される現代アート作品など、ホテル全体が美術館のような環境を提供しています。敷地内にはレストラン、ラウンジ、パティスリー、ベーカリー、バー、茶室、そして個室サウナを併設し、世界的食のガイド『ゴ・エ・ミヨ』にも4年連続掲載されるレストランを有します。ミシュランガイドのホテルセレクションにも選出されています。

本フェアは、そうしたアート的空間とフィンランドの食文化を掛け合わせることで、地域の自然や文化と結びついた新たな滞在体験を提示する試みと位置付けられます。ラウラ・コピロウさんの監修により、単なる商品提供にとどまらず、文化的背景や素材の意味も伝える構成になっています。

以下の表は、本記事で紹介した主要な情報を整理したものです。イベント期間、代表的なメニューと価格、セミナー付きランチの開催日程・料金、予約・問い合わせ先を一覧にまとめています。

本記事は、白井屋ホテルが発表したプレスリリースの内容に基づき、開催日程、メニュー、価格、予約方法、問い合わせ先、監修者のプロフィール、ホテルの概要を漏れなく整理してお伝えしました。イベントの詳細や最新の提供状況は、公式サイトや予約ページをご確認ください。