9/26公開 シネマ歌舞伎『源氏物語』公式プログラム発売へ
ベストカレンダー編集部
2025年9月19日 14:20
シネマ歌舞伎新作プログラム発売
開催日:9月26日
シネマ歌舞伎『源氏物語 六条御息所の巻』のプログラム発売が決定
松竹株式会社は、シネマ歌舞伎の新作『源氏物語 六条御息所の巻』の公式プログラムを、2025年9月26日(金)より上映映画館および松竹ストア内の松竹歌舞伎屋本舗通販で発売すると発表しました。発表は2025年9月19日12時00分付のリリースによるものです。
本プログラムは、舞台の詳細なあらすじや相関図、主演・監修を務めた坂東玉三郎氏と市川染五郎氏それぞれのインタビューを収録するほか、著名作家・創作者からの寄稿を含む内容構成となっています。シネマ歌舞伎は歌舞伎を映画館で楽しむ映像コンテンツとして位置づけられており、本作は2025年9月26日全国公開です。
プログラムの内容と寄稿者の視点
プログラムには、作品のあらすじ、登場人物の相関図、舞台・映像制作に関わる情報のほか、出演者へのインタビューや外部寄稿が収録されています。本文では各項目の要点と、寄稿の特徴を整理します。
特に注目されるのは、小説家・角田光代氏と 漫画家・大和和紀氏による寄稿です。角田氏は「源氏物語」の新訳を手掛けた経験を踏まえ、六条御息所という人物像について一般的イメージと原典および本シネマ歌舞伎版での描かれ方を比較・考察しています。大和氏は、自身の漫画『あさきゆめみし』(講談社)における六条御息所のイメージモデルが坂東玉三郎であったことを明かし、そのモデルが映像として現れたことに対する見解と新鮮な感想を寄せています。
坂東玉三郎・市川染五郎の言葉
プログラム内インタビューでは、主演・監修を担当した坂東玉三郎氏と市川染五郎氏がそれぞれ作品への思いを語ります。二人の視点は舞台表現と映像化に際する意識差や表現上の選択を理解する上で重要です。
インタビューでは作品解釈、役作り、舞台から映画化される際の技術面・表現面の工夫などが取り上げられ、読者は映像作品を鑑賞する前後にそれらを参照することで鑑賞体験を深めることができます。
寄稿の特色と意味
角田光代氏は原作と本作の描写の相違点や人物像の深化について論じています。本文では六条御息所の一般的イメージと本作でどのように描かれているかの対比が示され、その背景にある文化的・文学的文脈が説明されています。
大和和紀氏の寄稿では、自作『あさきゆめみし』での表現史や制作当時の視点が述べられています。大和氏は六条御息所のイメージモデルが坂東玉三郎氏であったことを明かし、舞台上の表現が漫画の描写に結びついていた経緯と、実際の映像化を目の当たりにした感想を綴っています。
作品情報と上映・販売の詳細
シネマ歌舞伎『源氏物語 六条御息所の巻』は、2025年9月26日(金)に全国公開されます。上映時間は87分で、もともと舞台は2024年10月に歌舞伎座で上演されていた作品を映像化したものです。
作品の公式情報や予告編は以下の公式リンクから確認できます。作品HPは こちら、予告編は YouTube にて公開されています。プログラムの販売ページは松竹ストア内の松竹歌舞伎屋本舗通販で確認可能です。
上映情報と料金
上映に関する基本情報は次のとおりです。一般料金は2,200円(税込)、学生・小人は1,500円(税込)となります。なお本作は特別興行のため、サービスデーやレディースデー等の各種割引は適用されません。障がい者の鑑賞料金に関しては劇場ごとに対応が異なるため、該当する方は各映画館にお問い合わせください。
上映キャストには坂東玉三郎、市川染五郎、中村時蔵、中村歌女之丞、中村亀鶴、坂東彌十郎、中村萬壽らが名を連ねています。
プログラム販売の具体情報
プログラムは2025年9月26日(金)より発売開始となります。販売価格は1,100円(税込)です。販売場所は上映映画館の売店および松竹ストア内の松竹歌舞伎屋本舗通販ページです。販売劇場一覧や取扱店舗の詳細は松竹のシネマ歌舞伎ラインナップページにて案内されています。
以下に関連リンクを示します。上映情報や販売ページの直接リンクは公式情報の確認に利用してください。
- シネマ歌舞伎 作品ページ: https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/2803/
- 上映劇場リスト(ラインナップ内): https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/2803/#joei
- 松竹歌舞伎屋本舗(通販): https://store.shochiku.co.jp/shop/c/ccinemaK/
- プレスリリース(松竹): https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/news/3056
あらすじ、上演情報と制作上の注記
ここでは作品のあらすじと、舞台上演の時期・劇場など基本情報を改めて整理します。物語の要点と上演・公開に関するデータを網羅的に列記します。
あらすじは、平安時代を舞台に光源氏と六条御息所を巡る愛憎と霊的な装置が物語を動かす構成です。葵の上が光源氏との子を身籠る中で謎の病に臥し、僧による修法の際に感じられた女の気配、光源氏と六条御息所の再会、そこから生じる嫉妬と悲嘆が描かれます。六条御息所は葵の上やその懐妊を嫉み、次第に狂気に至る描写が作品の中心となります。
- 上演月
- 2024(令和6)年10月(歌舞伎座)
- シネマ歌舞伎公開日
- 2025(令和7)年9月26日
- 上映時間
- 87分
- 上映キャスト
-
- 坂東玉三郎
- 市川染五郎
- 中村時蔵
- 中村歌女之丞
- 中村亀鶴
- 坂東彌十郎
- 中村萬壽
以上の情報は松竹の発表に基づくもので、上映劇場や販売の詳細は公式ページにて最新情報を確認することができます。
要点の整理(表)と結びの文章
以下の表に、本リリースで示された主要な事柄を整理してまとめます。発売日、価格、販売場所、公開日、上演情報、収録内容などの要素を一覧化しました。本文中に示した各項目を参照することで、購入や鑑賞の判断に必要な情報を一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プログラム発売日 | 2025年9月26日(金)〜 |
| プログラム販売価格 | 1,100円(税込) |
| 販売場所 | 上映映画館の売店/松竹ストア内 松竹歌舞伎屋本舗通販(https://store.shochiku.co.jp/shop/c/ccinemaK/) |
| 作品公開日 | 2025年9月26日(金)全国公開 |
| 上映時間 | 87分 |
| 上演月・劇場(舞台) | 2024年10月(歌舞伎座) |
| 主な出演 | 坂東玉三郎/市川染五郎/中村時蔵/中村歌女之丞/中村亀鶴/坂東彌十郎/中村萬壽 |
| 映画料金 | 一般 2,200円(税込)/学生・小人 1,500円(税込)。特別興行のため各種割引は適用外。障がい者料金は劇場へ要問合せ。 |
| プログラム収録内容 | あらすじ、相関図、坂東玉三郎・市川染五郎のインタビュー、角田光代・大和和紀の寄稿など |
| 寄稿者(収録) | 角田光代(小説家、源氏物語新訳担当)/大和和紀(漫画家、『あさきゆめみし』作) |
| プレス発表日時 | 2025年9月19日 12:00(松竹株式会社) |
| 関連リンク |
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以上がプログラム発売に関する要点の整理です。本文中で触れた出演者、寄稿者、販売情報、作品の上映条件・料金等は松竹の発表を基にしています。購入や鑑賞にあたっては、上映劇場および公式サイトで最新の情報を確認してください。
参考リンク: