『モノノケの国』をハピネットがパブリッシュ、TGSで試遊展示へ

離れていても寄り添う物語とハピネットのパブリッシング決定

株式会社ハピネットは2025年9月18日10時00分の発表にて、Lights Interactiveが開発するアクションアドベンチャーゲーム『モノノケの国』のパブリッシャーを、同社のゲームレーベル「Happinet Indie Collection」として担当することを発表しました。ハピネットは東京都台東区に本社を置き、代表取締役社長は水谷敏之（証券コード：7552）です。本件は同社が世界中から選りすぐったインディータイトルを展開するレーベルによるパブリッシングの一環となります。

本作は経済産業省が支援する次世代クリエイタープロジェクト「創風」の採択クリエイターにも選出された作品であり、その評価の高さから国内外で注目されています。創風の選出については、プロジェクト情報の公開ページ（https://game-sofu.jp/20250701.html）に詳細が掲載されています。

作品概要：物語とゲーム性

『モノノケの国』は、孤独な少年・タイキと、その相棒であった仔犬ムサシを巡る物語を描くアクションアドベンチャーです。物語は、ムサシの死を悼むタイキが神社で祈ることから始まり、ムサシが“犬柱”として蘇るも呪鎖に囚われているという設定が展開されます。

プレイヤーは巫女クシナの導きにより「モノノケの国」を巡り、三つの神具を集める過程で村人との交流や探索、戦闘を繰り返し、やがて明かされる“真実”と運命的な選択に直面します。ゲームジャンルは異世界アクションアドベンチャーで、神話や妖怪をモチーフにした世界観と、運命や絆をテーマにしたストーリーが特徴です。

関連情報は公式サイト（https://mononokenokuni.happinet-games.com/）、公式X（@MononokeNoKuni）、トレーラー（https://youtu.be/3J-TwTeuzMw）、Steamページ（https://store.steampowered.com/app/2597610/_/?l=japanese）にて順次公開されています。

作り手とキャストが紡ぐ世界 — 制作陣と参加声優

本作はLights Interactiveのチームが中心となって制作しており、主要スタッフにはAAAタイトルでの実績を持つ人材が参加しています。プロジェクトのディレクションやアート監修、シナリオを担当する七瀬セイジ氏は、FINAL FANTASY XVやKINGDOM HEARTS IIIに関わった経歴を持ちます。

開発陣の主なメンバーと役割は次の通りです。作品の表現やシステム設計には経験豊富なメンバーが多く関与しています。

• 七瀬 セイジ：Director / Producer / Scenario / Art Supervision（代表作：FINAL FANTASY XV、KINGDOM HEARTS III テクニカルアーティスト）
• 七瀬 マイ：Co-Creation
• ムサシ：Companion（Character Model）
• 横山 充：チーフゲームデザイナー（代表作：FINAL FANTASY XV、すばらしきこのせかい、LIGHTNING RETURNS FINAL FANTASY XIII）
• 平井 督人：プログラマー＆デザイナー
• yuta：プログラマー（代表作：StrangeTelephone、バタガチャ！）
• 田中 芙実：ゲームデザイナー
• 藤田 亨：アニメーター

キャラクターボイスとトレーラー

本作のキャラクターボイスに花澤香菜氏を起用しており、花澤氏がナレーションを担当したトレーラーが本日より公式サイトおよびYouTubeで公開されています。トレーラーの音声面は今後の続報でさらに詳細が公開される予定です。

花澤香菜氏の代表作としては『鬼滅の刃』（甘露寺蜜璃 役）、『劇場版 呪術廻戦 0』（祈本里香 役）、『五等分の花嫁』（中野一花 役）などがあり、本作の音声出演は作品の演出面にも大きく寄与すると考えられます。トレーラーはこちらから視聴可能です：https://youtu.be/3J-TwTeuzMw

TOKYO GAME SHOW 2025での出展内容と来場者向け施策

ハピネットはTOKYO GAME SHOW 2025（以下TGS）にて『モノノケの国』を大きく展開します。TGSは2025年9月25日（木）から9月28日（日）まで開催され、25日・26日はビジネスデイです。ハピネットのメイン出展は幕張メッセ国際展示場Hall7で、ブースは07-N12に設置されます。

出展に関する詳細や来場方法はTGS公式サイト（https://tgs.cesa.or.jp/jp）およびハピネットTGS特設サイト（https://happinet-tgs.com/）で案内されています。下記にメインブースおよびインディーブースでの具体的な内容を列挙します。

メインブース（Hall 7）での展示内容

メインブースでは試遊体験、フォトスポット、会場参加型のおみくじキャンペーンを実施します。試遊は新たな体験版をプレイでき、村人との交流や各ロケーションの探索パート、バトルシステムを体験してボス戦まで到達できるモードを用意しています。

試遊参加者にはノベルティとして本作のメインビジュアルとムサシのイラストが入ったステッカーを配布します。ノベルティは数量限定で、なくなり次第終了となるため配布状況は会場での案内に従う必要があります。また、会場で撮影可能なフォトスポットは複数のキャラクターパネルを立体的に表現しており、ムサシのぬいぐるみと一緒に撮影することが可能です（画像はイメージと明記）。

おみくじキャンペーンと景品

会場では「モノノケみくじ」と呼ばれるオリジナルおみくじを配布し、引いた種類に応じてその場で景品が当たります。景品は本作のビジュアルを使用したTシャツ、トートバッグ、クリアファイルなどが用意されています。参加方法はSteamやDiscordの登録、またはX（旧Twitter）のフォロー＆リポストでの参加が可能です。詳細な参加手順や配布条件は当日ブースで案内されます。

注意事項として、景品やおみくじ、ノベルティは数に限りがあり、順次終了する点が明記されています。

インディーブース（Hall 11 / 11-C-6）での展示

インディーブースではメインブースに準じた試遊エリア（2台）やノベルティ配布、フォトスポットを展開します。期間中は開発者がブースに常駐予定で、開発者による案内や直接的なコミュニケーションが行える機会が設けられます。

インディーブースの運営はLights Interactiveが担当し、試遊内容やノベルティ、景品の配布はメインブースと同様の内容が提供される予定です。ただし画像はイメージとの注記があり、実際の展示物や景品の仕様は会場での案内が優先されます。

商品仕様・対応言語・ライセンス情報と素材配布

『モノノケの国』の販売はパブリッシャーであるハピネットを通じて行われ、Happinet Indie Collectionレーベルの一作として展開されます。商品概要としては以下の通りです。発売は2026年秋を予定しており、価格は未定です。対応機種はSteamで、ジャンルは異世界アクションアドベンチャーです。

対応言語は日本語および多言語が予定されています。ローカライズ対象はアジア・欧米・中東を含む広範囲で、リリース時には以下の言語でのプレイが可能になる見込みです。

• 日本語、英語、簡体字、繁体字
• フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語（スペイン）
• インドネシア語、タイ語、トルコ語、ベトナム語
• ポーランド語、ロシア語、韓国語、スウェーデン語、ポルトガル語（ブラジル）

著作権表記は「© LIGHTS-INTERACTIVE Co.,Ltd. All Rights Reserved. Published by Happinet.」となり、SteamおよびSteamロゴはValve Corporationの商標である旨の注意書きも含まれています（©2025 Valve Corporation. SteamおよびSteamロゴは、米国および／またはその他の国のValve Corporationの商標および／または登録商標です）。

メディア素材やリリース素材はハピネットの提供するダウンロードリンクから取得可能です：https://happinet.box.com/s/g3a8myv2fd1hxioc8ohv4gqa91qizd3k。また関連リンクとしてハピネット公式サイト（https://happinet-games.com/）も案内されています。

要点まとめ

以下の表に本記事で触れた主要な情報を整理しました。本作の発売予定、出展日時・場所、公式情報のリンク、主要スタッフや参加声優、イベントでの展示内容とノベルティの概要を明確にまとめています。

以上が本リリースの主要な情報と出展内容の整理です。公式サイトやTGSの現地案内により、試遊やキャンペーンの詳しい手順・配布状況は随時確認することができます。