今昔荘が天保山に開業 米商・魚商の高級民泊

今昔荘天保山開業

開催日:9月12日

今昔荘天保山開業
開業っていつでどこにあるの?
2025年9月12日に大阪市港区天保山・築港4-4-6(2・3階)で開業。米商(2階)・魚商(3階)の2フロア貸切、101㎡で最大12名、最寄りは大阪港駅徒歩5分です。
開業記念のキャンペーンはどうやって応募するの?
今昔荘公式Instagramから応募。①公式フォロー②応募投稿にいいね③投稿を保存で応募完了。各フロア3組に無料宿泊+大阪産米5kgまたは大阪湾鮮魚が当たり、当選は9月20日にDMで通知されます。

天保山に誕生した「今昔荘 大阪 天保山 -米商・魚商-」の狙いと開業の背景

空き家や空きビルをリノベーションして高級民泊ブランド「今昔荘」を運営する株式会社ファンバウンド(本社:滋賀県野洲市、代表取締役:大門拓童)と、創業125年の総合物流企業・マグチグループ(本社:大阪府、代表取締役COO:袋井 隆)は、2025年9月12日に大阪港・天保山エリアで「今昔荘 大阪 天保山 -米商・魚商-」を開業しました。

本施設はマグチグループの旧事務所ビルを改装して誕生しており、かつての商い文化と現代の暮らしを結びつけることをコンセプトに据えています。江戸時代から続く大阪港の流通史や町家・商家の意匠を活かし、来訪者が五感で日本の文化を体験できる空間づくりを目指しています。

“物流”の次は“空間”を活かす挑戦へ〜創業125年の物流企業マグチグループが、今昔荘と提携し、万博会場近くに高級民泊を開業〜 画像 2

コンセプトの詳細

本施設は「魚商」と「米商」という二つのテーマフロアで構成されています。米商側では米俵や穀物をモチーフにした温かみのある装飾を採用し、魚商側では伝統文様や海を想起させる意匠を通じて、港町としての歴史を表現しています。浴槽やアートワークなど、随所に歴史的な要素が織り込まれています。

こうしたデザインは、今昔荘ブランドの基本方針である「今と昔を伝える」概念と合致しており、地域資源や既存建築の再活用を通じて、廃棄物削減や省エネ化といったSDGsにも配慮した運営が意図されています。

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開業記念キャンペーンの内容と応募方法

開業を記念して、無料試泊と地元食材プレゼントのキャンペーンが実施されます。キャンペーンは「米商」と「魚商」それぞれで実施され、各部門ごとに3組ずつの当選枠が設けられています。

以下がキャンペーンの具体的な内容と応募方法、当選発表に関する情報です。

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キャンペーン詳細

  • 米商:無料宿泊+大阪産のお米5kgを3組にプレゼント。近年の天候不順による収量減や価格高騰などを受け、米文化の価値を見直す機会とするための企画です。
  • 魚商:無料宿泊+大阪湾の鮮魚詰め合わせ(5人前相当)を3組にプレゼント。大阪湾は万博会場に隣接し、江戸期から西日本の流通を支えた港としての歴史があります。
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応募方法と当選発表

  1. 応募はインスタグラムの今昔荘公式アカウントから行います。
  2. 応募手順は、①アカウントをフォロー、②応募投稿にいいね、③応募投稿の保存の3ステップです。
  3. 当選発表は2025年9月20日。抽選結果は当選者に直接DMで通知されます。

注意事項として、抽選は完売(応募枠が埋まった)時点で締め切られます。宿泊期間は応募者と相談のうえ決定されますが、施設の進捗状況により前後する可能性があると明示されています。

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施設の構成・設備・周辺アクセス、運営体制

「今昔荘 大阪 天保山 -米商・魚商-」は、大阪市港区築港4丁目4番6号の2階・3階に位置し、101㎡の1フロア貸し切り形式で提供されます。米商が2階、魚商が3階を担当しています。

寝室は3部屋で最大12名まで宿泊可能なため、家族やグループ旅行に適した構成です。海遊館や天保山マーケットプレースへは徒歩圏内、万博会場へは大阪港駅から2駅で約8分。USJへも車や公共交通機関でアクセスしやすい立地です。

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設備と滞在イメージ

主な設備
洗濯機・乾燥機、フルキッチン、コーヒーマシーンなど、暮らすように過ごせる設備を完備しています。
バスルーム
今昔荘の特徴である浴室は、今回のテーマに合わせて設計されており、訪れるゲストが五感で日本文化を感じられる空間演出がされています。
収容
寝室3部屋、最大12名。101㎡の1フロア貸し切り。

公式HPおよび連絡先は以下のとおりです。公式情報で最新の空室状況や予約方法を確認できます。

  • 公式HP: http://konjakuso.jp/
  • 運営:株式会社ファンバウンド
  • 電話番号: 06-4301-7792
  • Email: konjakuso@funbound.co.jp
  • 所在地(施設):〒552-0021 大阪市港区築港4丁目4番6号 2階・3階
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マグチグループの歴史、関係企業、設計・施工体制と持続可能性への取り組み

マグチグループは1901年(明治34年)創業で、創業者は間口伊之助。大阪市西区湊屋町で艀回漕業を起点に事業を始め、以降大阪港の発展とともに事業を広げてきました。現在は総合物流企業として、物流センター事業、生鮮加工業、国際・港湾事業、陸運、車輌整備、建設営繕、訪問看護・介護、店舗オペレーション、人材派遣、起業家育成支援等の幅広い分野で事業を展開しています(https://www.maguchi.co.jp)。

戦後復興期には港湾機能の再建に尽力し、業界初の企業内職業訓練所を設立するなど「人を育てる」姿勢を重視してきました。今回の民泊事業への参画は、既存資産の活用と地域経済への貢献を狙った新たな挑戦です。

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設計・施工・運営の体制

  • 運営:株式会社ファンバウンド(代表取締役 大門 拓童。日本橋支社所在地:大阪府大阪市中央区日本橋1丁目17-18 日本一福岡ビル4階、URL:https://funbound.co.jp/)
  • 設計:株式会社ワープ シー・シー・エス(昭和59年創業、住宅や商業施設等の設計を手掛ける)
  • 施工:西島建設工業株式会社(マグチグループ関連、企画から設計・施工まで一貫対応)

今昔荘ブランドは、2024年に「BEST OF MINPAKU」のグランプリ、2025年には一棟型民泊部門でグランプリを受賞しており、「立地が良く設備が充実」「お風呂が素晴らしい」「調理器具や洗濯機が揃い長期滞在に最適」といった評価を受けています。

マグチグループと今昔荘は、観光需要の増加に対応しつつ、地域資源の活用や環境負荷の低減、文化財の保全といった持続可能性に配慮した取り組みを進めています。

観光需要と展開計画

万博は開幕3か月で累計来場者数約1,600万人に達しており(公式発表)、大阪市内の宿泊需要は急上昇しています。国土交通省観光庁の調査では、大阪の宿泊施設稼働率が平均80%を超え、全国でトップとなっていることが公表されています(https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001897188.pdf)。

今昔荘は全国展開や東京進出を視野に入れており、都市部の空き家・空きビル再生を通じて高級民泊ブランドを拡大する計画を掲げています。これにより、地域経済の循環や観光の魅力向上を目指す方向性が示されています。

要点の整理と施設情報の一覧

ここまでの記事で触れた「今昔荘 大阪 天保山 -米商・魚商-」の主要情報を、わかりやすく一覧表にまとめます。開業日、所在地、設備、キャンペーン詳細、運営・設計・施工体制、問い合わせ先など、重要な項目を整理しています。

項目 内容
施設名称 今昔荘 大阪 天保山 -米商・魚商-
開業日 2025年9月12日
所在地 〒552-0021 大阪市港区築港4丁目4番6号 2階・3階
アクセス 大阪メトロ中央線 大阪港駅 徒歩5分。万博会場へは大阪港駅から2駅で約8分。海遊館・天保山マーケットプレースは徒歩圏内。
フロア構成 101㎡、1フロア貸し切り(米商:2階、魚商:3階)、寝室3部屋、最大12名
主な設備 洗濯機・乾燥機、フルキッチン、コーヒーマシーン、浴室(テーマに沿った設計)
開業記念キャンペーン 米商:無料宿泊+大阪産のお米5kgを3組。魚商:無料宿泊+大阪湾鮮魚詰め合わせ(5人前相当)を3組。応募はInstagramでフォロー・いいね・保存。抽選、当選発表:2025年9月20日(当選者にDMで通知)。
運営 株式会社ファンバウンド(日本橋支社:大阪市中央区日本橋1丁目17-18 日本一福岡ビル4階、代表取締役 大門 拓童、URL:https://funbound.co.jp/)
設計 株式会社ワープ シー・シー・エス
施工 西島建設工業株式会社(マグチグループ)
問い合わせ(施設) 公式HP: http://konjakuso.jp/ / 電話: 06-4301-7792 / Email: konjakuso@funbound.co.jp
関連企業・概要 マグチグループ(創業1901年、総合物流企業、事業領域は物流・生鮮加工・港湾・建設営繕・介護等)、株式会社ファンバウンド(今昔荘ブランド運営)
参考リンク 公式サイト: https://konjakuso.jp

以上が今回の開業に関する整理です。今回の取り組みは、地域の歴史や資源を現代の滞在体験に結びつける試みであり、既存建物の再生や地域経済への寄与、訪れる人に日本文化を伝えることを目的としています。今後の運営状況やキャンペーンの具体的な応募状況は公式情報で確認することができます。

参考リンク: