第7回Minecraftカップ、836作品集結 会員投票は9/12開始
ベストカレンダー編集部
2025年9月12日 14:30
第7回Minecraftカップ
開催期間:9月12日〜9月18日

高校生以下から836作品、過去最多の応募数を記録した第7回大会の全体像
Minecraftカップ運営委員会は、教育版マインクラフトを活用した子ども向け作品コンテスト「第7回Minecraftカップ(2025年度)」の応募結果と予選スケジュールを発表しました。プレスリリースは2025年9月12日12時00分付で公表されています。
今年度の大会には、申込数として過去7年間で最大となる21,577人のエントリーがあり、2025年9月4日の募集締め切り時点で合計836作品の応募が寄せられました。応募は国内だけでなく海外からもありました。
本章では、まず応募の規模とスケジュール、主催・協力体制などの基本情報を整理します。
- 発表団体
- Minecraftカップ運営委員会
- 発表日時
- 2025年9月12日 12時00分
- 応募者数
- 21,577人(エントリー人数)
- 応募作品数
- 836作品(2025年9月4日締め切り時点)
- 公式サイト
- https://minecraftcup.com/

今年度のテーマと各募集部門の狙い
第7回大会のテーマは「未曾有の災害から人類の命をまもれ!〜レジリエンスを備えたまちづくり〜」。2025年は阪神・淡路大震災から30年、戦後80年という節目でもあり、災害や気候変動、戦争など「予想外の出来事に対応できる未来のまち」を参加者に問いかけるテーマ設定になっています。
大会は2つの部門で作品を募集しました。各部門は防災や復興、地域の課題解決をマインクラフトの世界で設計・表現することを目的としています。

まちづくり部門
部門テーマは「レジリエンスを備えたまちをつくろう」。レジリエンスや防災・復興を切り口に、未来のまちの設計を行います。想定される災害や地域ごとの特性に合わせたまちづくりの提案が求められます。
まちづくり部門は、予選を通過した作品が地区大会(全国・海外14地区ブロック)へ進出し、地区大会での発表・審査を経て全国大会に進む仕組みです。

たてもの部門
部門テーマは「レジリエンスを備えた建物をデザインしよう」。参加者は地域の防災対策を調査し、防災・減災に役立つ建物の設計を行います。大会が用意したオリジナルの「防災ワールド」を活用して制作します。
防災ワールドでは、以下の5種類の災害が想定され、参加者は4つのエリアから1つを選んで被害や対策を検討します。
- 想定される災害:台風、洪水、地震、津波、土砂災害
- 選択できるエリア:住宅街、オフィス街、農場、港(海辺)

予選のオンライン投票と地区大会の仕組み
予選は2025年9月12日(金)から9月18日(木)23:59まで、Minecraftカップ会員によるオンライン投票と予選審査員による審査で実施されます。投票権はすべてのMinecraftカップ会員にあります。
オンライン投票はMinecraftカップへの会員登録後、マイページにログインして行います。会員登録・ログイン先は以下のURLです。
- 会員ログイン(マイページ):https://mypage.minecraftcup.com/user/signin
- 作品一覧:https://minecraftcup.com/works/
- オンライン投票の方法:https://minecraftcup.com/25334/

各部門の予選通過枠とその後の流れ
たてもの部門とまちづくり部門で、予選通過後の扱いが異なります。下記の通り通過枠が定められていますが、さらにシード権を満たす作品がある場合は上記の通過枠に追加されます。
部門 | 予選通過作品数(最大) | 通過後の処遇 |
---|---|---|
たてもの部門 | 最大70作品(全14地区×各地区上位5作品) | 予選通過で書類審査へ進出 |
まちづくり部門 | 最大28作品(全14地区×(小学生編成上位1作品+中高生編成上位1作品)) | 予選通過で11月1日より順次開催される地区大会へ出場 |
地区大会はまちづくり部門のみで開催され、全国・海外14地区ブロックごとに審査会が行われます。地区大会の会場や日程、詳細は公式ページに掲載されており、会場の様子は大会YouTubeで後日公開される予定です。地区大会の結果発表は12月を予定しています。
地区大会の詳細ページ:https://minecraftcup.com/city-planning/

大会の目的・教育的意義、運営体制と関連情報
Minecraftカップは高校生以下を対象に、教育版マインクラフトで制作された作品を国内外から募集し、構想力や計画遂行力、表現力を競う大会です。大会のコンセプトは「ひとりひとりが可能性に挑戦できる場所」であり、プログラミング教育やデジタルものづくり体験をすべての子どもたちに届けることを目指しています。
東京大学との共同研究では、大会参加を通じて子どもたちの創造的態度(自ら問いを発し好奇心を持ち、失敗から学び新しいものを生み出す力)が向上する傾向が確認されています。教育版マインクラフトを使うことで、共同作業やプログラミングを伴った高度な作り込みが可能になり、将来を見据えたスキル養成に資する点が強調されています。

組織とパートナー
大会の主催・協力体制は以下の通りです。
- 特別パートナー:日本マイクロソフト株式会社
- 主催:Minecraftカップ運営委員会
- 構成団体:特定非営利活動法人デジタルものづくり協議会、一般社団法人ICT CONNECT 21
公式サイトや関連研究資料、過去大会の様子(発表・表彰式など)およびプレスリリース内素材のダウンロード情報は公式サイトで公開されています。
参考:教育版マインクラフトの教育効果に関する研究資料は公式ページに掲載されています。https://minecraftcup.com/research/

要点の整理(大会データまとめ)
ここまでで提示された主要情報を表形式で整理します。各項目は発表内容に基づき、日付・数値・URLを含めてまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
発表団体・日時 | Minecraftカップ運営委員会/2025年9月12日 12:00 |
応募エントリー数 | 21,577人(エントリー人数) |
応募作品数 | 836作品(締切:2025年9月4日) |
大会テーマ | 未曾有の災害から人類の命をまもれ!〜レジリエンスを備えたまちづくり〜 |
募集部門 | まちづくり部門、たてもの部門(防災ワールド利用) |
防災ワールド 想定災害 | 台風、洪水、地震、津波、土砂災害 |
防災ワールド 選択エリア | 住宅街、オフィス街、農場、港(海辺) |
予選(オンライン投票)期間 | 2025年9月12日(金)~9月18日(木)23:59 |
投票権 | すべてのMinecraftカップ会員(マイページから投票) |
たてもの部門 予選通過数 | 最大70作品(14地区×各地区上位5作品、シード権追加分あり) |
まちづくり部門 予選通過数 | 最大28作品(14地区×(小学生編成上位1+中高生編成上位1)、シード権追加分あり) |
まちづくり部門 地区大会 | 全国・海外14地区ブロックで開催(11月1日より順次)。会場の様子は大会YouTubeで公開。結果発表は12月予定。 |
公式リンク | https://minecraftcup.com/ / 作品一覧:https://minecraftcup.com/works/ / マイページ:https://mypage.minecraftcup.com/user/signin |
以上が第7回Minecraftカップに関する発表内容の整理です。大会は教育版マインクラフトを通じて防災・レジリエンスというテーマを扱い、全国・海外から集まった多数の応募作品を予選投票と審査で選出します。参加・投票に関する詳細は公式サイトの該当ページをご確認ください。
参考リンク: