SBギフト、複数ギフトを1本のURLにまとめる無料機能開始
ベストカレンダー編集部
2025年9月11日 16:23
まとめるポチッとギフト開始
開催日:9月11日

複数のデジタルギフト配信で生じる煩雑さを解消するために
SBギフト株式会社は、法人向けデジタルギフトサービス「ポチッとギフト」において、複数のデジタルギフトURLを1本に統合できる新機能「まとめるポチッとギフト」を、2025年9月11日14時35分付で無料オプションとして提供開始しました。本リリースは、企業のキャンペーン運用担当者の配信作業の負担軽減と、ギフト受取側の利便性向上を目的としています。
本機能の提供は、メールやSNSでの個別URL送付が増えることで発生する管理負荷、配信ミスのリスク、受取者側でのURL管理の煩雑さといった運用上の課題を念頭に置いています。SBギフトはこれらの課題に対し、業務の効率化と顧客体験(CX)の一貫性を維持する解決策を提示しました。

開発背景と現場での課題認識
近年、eギフトやデジタルギフトの導入が販促や福利厚生、マーケティング施策で増加している一方、複数商品を組み合わせるキャンペーンや同時期に複数キャンペーンを実施するケースでは、発行されるURLが商品ごとに別々となるため、配信・管理作業が煩雑になっていました。
とくに、メール差し込みやSNSのダイレクトメッセージで個別にURLを送るフローは、配信リストとの照合や手作業による貼り付け作業が多く、ヒューマンエラーによる誤配信のリスクが高いことが指摘されています。受け取る側にとっても複数URLの管理は負担となり、受け取り完了までの障壁となる場合がありました。
「まとめるポチッとギフト」の仕組みと受け取りの流れ
「まとめるポチッとギフト」は、これまで商品ごとに個別発行されていたデジタルギフトのURLを、任意のセットとしてまとめて1本のURLに統合する法人向けの機能です。本機能はオプションとして追加でき、費用は無料で提供されます。
受け取り側は1本のURLにアクセスするだけで、贈られたギフトの一覧ページを確認でき、そこから希望のギフトを選択・交換できます。配信側は対象者に対して1本のURLを送るだけで配信作業が完了するため、作業負荷が大幅に軽減されます。
実際の利用イメージ(配信側と受取側の比較)
以下に、従来の配信方法と本機能適用後のイメージを示します。具体的なURL例もプレスリリースと同様に明記します。
- 従来の配信(商品ごとに個別URL):
- ギフトAのURL:
https://sbg.jp/cp/exchange/00001/a - ギフトBのURL:
https://sbg.jp/cp/exchange/00002/b - ギフトCのURL:
https://sbg.jp/cp/exchange/00003/c
- ギフトAのURL:
- 「まとめるポチッとギフト」を利用した配信(URLを統合):
- まとめたURL:
https://sbg.jp/cp/grouping_gifts/abc
- まとめたURL:
受け取った側は上記のまとめたURLにアクセスするだけで、一覧ページで複数ギフトを確認し、そこから希望するものを選んで受け取る操作ができるため、受け取りのハードルが下がります。
この方式は、メールやLINE、SNSでの配信フローにおけるURL差し込み作業を簡素化し、配信リストへの差し込みミスやURLの取り違えを防止する効果が期待できます。
導入による具体的なメリットと業務改善効果
「まとめるポチッとギフト」を導入する企業側と受取側の双方における具体的な利点を整理します。DX(デジタルトランスフォーメーション)推進や顧客体験(CX)の向上といった観点での効果が示されています。
以下に企業側、受取手側それぞれの主なメリットを詳述します。
企業側に期待される効果
業務効率の向上:URLが一本化されることで、メールやSNSを使った配信作業が単純化されます。差し込み作業や個別送付の工数が減少し、担当者の時間を戦略策定やコンテンツ改善に振り向けることが可能です。
誤配信リスクの低減:配信先リストへまとめたURLを差し込むだけで済むため、手作業による貼り間違いやURLの重複送信などのヒューマンエラーを抑制できます。結果として、顧客対応コストの削減につながります。
- マーケティング運用工数の削減
- キャンペーン実施の迅速化
- 配信に関連するトラブル対応の減少
ギフト受取手側(顧客)に期待される効果
管理の簡便化:複数ギフトを受け取る場合でも、URLが1本にまとまるため管理が容易になります。ブラウザのブックマークやメール内の検索がシンプルになる点も利点です。
利便性とCXの向上:1つのページで複数ギフトを一度に確認・選択できるため、受け取り体験がスムーズになります。ストレスの少ない交換体験は、企業やブランドへの満足度やロイヤリティ向上につながる可能性があります。
- 対象利用シーン
- 販促キャンペーン、福利厚生、イベントの景品配布、同時期に複数施策を実施する場合など
- 想定される効果測定指標
- 配信ミス件数の減少、受取完了率の向上、キャンペーン反応率の改善、運用工数の削減
SBギフト株式会社の事業内容と提供サービスの位置づけ
SBギフト株式会社は、メールやLINEで手軽にギフトを贈れる「ポチッとギフト」をはじめ、地域活性化に寄与する「地域活性化クーポン」やWebキャンペーンシステムなどを提供しています。これらのサービスは、O2Oソリューションやデジタルギフト領域での導入実績とノウハウを背景に展開されています。
会社の基本情報は以下の通りです。プレスリリースでは東京オフィスの所在や代表者名などの詳細が明示されています。
商号 | SBギフト株式会社 |
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代表者 | 代表取締役 大和 清隆 |
所在地(福岡) | 〒810-8660 福岡県福岡市中央区地行浜2-2-2 |
所在地(東京) | 〒105-0004 東京都港区新橋5丁目14番10号 新橋スクエアビル2F |
設立 | 2006年9月 |
資本金 | 3,500万円 |
事業内容 | デジタルギフトサービス・O2Oソリューションの提供 |
公式URL | https://www.softbankgift.co.jp/ |
上記サービス群の中で「ポチッとギフト」は、コンビニ商品引換や各種電子ギフトの配布を容易にすることで、販促や福利厚生、マーケティング施策の現場で広く活用されています。今回の「まとめるポチッとギフト」は、その運用効率化をさらに後押しする機能として位置づけられます。
要点の整理(まとめ)
以下の表に、本記事で紹介した重要項目を整理してまとめます。導入の意図、機能概要、配信例、企業・受取側のメリット、そしてSBギフトの会社概要を網羅しています。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日時 | 2025年9月11日 14時35分 |
提供機能名 | まとめるポチッとギフト(無料オプション) |
機能概要 | 複数のデジタルギフトURLを任意にまとめて1本のURLに統合し、受取者は一覧ページから希望のギフトを選択・交換できる |
配信例(従来) | https://sbg.jp/cp/exchange/00001/a、https://sbg.jp/cp/exchange/00002/b、https://sbg.jp/cp/exchange/00003/c(個別URLを送付) |
配信例(本機能適用) | https://sbg.jp/cp/grouping_gifts/abc(1本のURLを送付) |
企業側メリット | 配信作業の効率化、誤配信リスクの低減、キャンペーン運用のDX推進 |
受取側メリット | URL管理の簡便化、受け取りの利便性向上、顧客体験(CX)の改善 |
SBギフト会社概要(主な情報) | 商号:SBギフト株式会社/代表:大和 清隆/設立:2006年9月/資本金:3,500万円/公式:https://www.softbankgift.co.jp/ |
本記事は、SBギフト株式会社が発表したプレスリリースの内容を基に、導入背景、機能の仕組み、配信イメージ、企業および受取側に期待される効果、会社概要までを整理して伝えました。提供開始日は2025年9月11日であり、同社のデジタルギフト領域における運用効率化の取り組みの一環として位置づけられます。