新DMM JCB連携で永久不滅がDMMポイントに交換開始
ベストカレンダー編集部
2025年9月11日 13:02
永久不滅をDMMに交換
開催日:9月11日

クレディセゾンの「永久不滅ポイント」がDMMの「DMMポイント」として交換可能に
合同会社DMM.com(以下、DMM)は、クレディセゾンが提供するカード会員向けポイントプログラム「永久不滅ポイント」を、DMMの各サービスで利用可能な「DMMポイント」として交換対象に追加したと、2025年9月11日11時00分付のリリースで発表しました。今回の発表は、クレディセゾンとの連携強化の一環であり、DMMが提供する多岐にわたるサービス利用の利便性を高めることを目的としています。
この連携は、両社が7月1日から募集を開始した「新DMM JCBカード」を中心とした取り組みと整合しており、カード会員が保有する永久不滅ポイントをDMMポイントに交換することで、動画配信・電子書籍・ゲーム・英会話などDMMの各種サービスでポイントを使えるようにするものです。DMMは会員数5,146万人(2025年2月時点)を有する総合サービスサイトを運営しており、今回のポイント交換により利用シーンが拡大します。
発表の背景と関連スケジュール
DMMはクレディセゾンと連携し、2025年7月1日から「新DMM JCBカード」の申込受付を開始しました。発行は2025年9月11日から開始されています。本件のポイント交換サービスの提供開始は、同リリース日である2025年9月11日付の発表に合わせて実施されることが示されています。
両社は今回の取り組みを通して、永久不滅ポイントの汎用性と利便性を向上させることを目指しており、今後も連携を強化してポイントエコシステムを拡充していく方針です。
交換サービスの仕組みと手続きの詳細
本サービスでは、クレディセゾンが提供する「永久不滅ポイント」をDMMの電子マネーである「DMMポイント」に交換できます。具体的な交換条件や申請方法は下記の通りです。
交換の申請はSTOREE SAISON(ストーリー セゾン)上で行い、申請後にSTOREE SAISONから提供される「DMMポイントコード」を用いてDMM側でチャージする流れになります。DMMポイントコードはデジタルコードで、受け取り後にDMMのアカウントへチャージすることで各種サービスで利用可能となります。
項目 | 内容 |
---|---|
交換レート | 永久不滅ポイント200ポイント → DMMポイント900ポイント |
交換単位 | 200ポイント単位 |
申請方法 | STOREE SAISON(ストーリー セゾン)上で申請 |
ポイント提供形態 | 申請後、STOREE SAISONから「DMMポイントコード」を提供 |
ポイント交換ページ | https://storee.saisoncard.co.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=CA0002-ZC0009-P |
申請から利用までの手順(要点)
- STOREE SAISONの該当ページにアクセスする(上記URL)。
- STOREE SAISON上で永久不滅ポイントの交換申請を200ポイント単位で行う。
- 申請受付後、STOREE SAISONから「DMMポイントコード」が発行される。
- 受け取ったDMMポイントコードをDMMのチャージ画面で入力してDMMポイントとして反映させる。
この手順により、セゾンカード会員は保有する永久不滅ポイントをDMMの多様なサービスで利用できるようになります。
DMMポイントと永久不滅ポイント、それぞれの特徴
交換対象となる両ポイントの性質を整理します。DMMポイントはDMM内の各種サービスでの支払いに使えるプリペイド式電子マネーで、永久不滅ポイントはセゾンカードやUCカードで貯まる有効期限のないポイントです。
以下に両ポイントの特徴と利用可能なサービス、チャージ方法などを具体的に示します。
- DMMポイントの特徴
- 1ポイント=1円相当のプリペイド式電子マネー。
- 利用先例:DMM GAMESのアイテム購入、AKB48グループの月額見放題・単品購入、DMMブックスの書籍・マンガ、動画配信、通販などDMMが提供する各種サービス。
- チャージ方法:クレジットカード、電子マネー、コンビニ店頭支払いなど多様な支払い方法でチャージ可能。
- DMM内の買い物でクレジットカード決済を行うと、ポイント付与の対象となる場合があるため、貯まったポイントでさらに買い物が可能。
- 永久不滅ポイントの特徴
- セゾンカードやUCカードで利用金額に応じて貯まるポイント。
- 有効期限がない(=永久不滅)が特徴。
- 貯め方:ショッピング利用1,000円ごとに1ポイントが付与。
- 交換先例:商品、ギフト券、他社ポイント、マイルなど幅広い交換先がある。今回の追加先としてDMMポイントが加わった。
利用シーンの具体例
交換後のDMMポイントは、次のような利用シーンで活用できます。動画配信のレンタル・購入、電子書籍・マンガの購入、DMM GAMES内のアイテム課金、英会話サービスの支払い、グッズや通販商品購入など多岐にわたります。
これにより、クレディセゾンのカード会員は日常のカード利用で貯めた永久不滅ポイントをDMMのエンタメやサービスに直結させることができ、ポイントの実用性が高まります。
提携企業の概要と今回の連携の狙い
本提携に関わる主体は合同会社DMM.comと株式会社クレディセゾンです。以下に両社の概要と、今回の連携が目指すところを整理します。
クレディセゾンは「サービス先端企業」を経営理念に掲げ、ペイメント事業を中核に「永久不滅ポイント」や「即与信、即発行」「サインレス決済」などを通じて業界における革新的サービスを提供してきました。一方、DMMは会員数5,146万人を擁し、動画配信、電子書籍、ゲーム、ハードウェア開発、AI関連事業など多岐にわたる事業を展開する総合サービスサイトを運営しています。
- 株式会社クレディセゾン(主な情報)
- 代表者:代表取締役(兼)社長執行役員 COO 水野 克己
- 本社所在地:東京都豊島区東池袋 3-1-1 サンシャイン 60・52F
- 設立:1951年5月1日
- 事業内容:ペイメント・リース・ファイナンス・不動産関連・グローバル・エンタテインメント
- 企業HP:https://corporate.saisoncard.co.jp/
- 合同会社DMM.com(主な情報)
- 会員数:5,146万人(2025年2月時点)
- 事業内容:動画配信・電子書籍・アニメ・ゲーム・3Dプリント・ハードウェア開発・AI等を含む60以上のサービス運営
- 企業サイト:https://dmm-corp.com/
- プレスキット:https://dmm-corp.com/presskit/
- 公式オウンドメディア:https://inside.dmm.com/
両社は今回のポイント交換を通じて、クレディセゾン会員のポイント活用シーンを拡大し、DMMのサービス利用を促進することを狙いとしています。連携は新DMM JCBカードの提供開始(申込受付:2025年7月1日、発行開始:2025年9月11日)に合わせて進められており、ポイントを軸にした顧客利便性の向上とポイントエコシステムの拡充が目的です。
要点の整理
この記事で紹介したポイント交換サービスの主要事項を下表にまとめます。交換レートや申請方法、関連する企業情報などを一目で確認できます。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2025年9月11日 11:00(合同会社DMM.com 発表) |
対象ポイント(交換元) | 株式会社クレディセゾンの「永久不滅ポイント」 |
交換先 | DMMの「DMMポイント」(DMMポイントコードで提供) |
交換レート | 永久不滅ポイント200ポイント → DMMポイント900ポイント |
交換単位 | 200ポイント単位 |
申請方法 | STOREE SAISON(ストーリー セゾン)上で申請。交換ページ:https://storee.saisoncard.co.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=CA0002-ZC0009-P |
DMMポイントの使途 | 動画配信、電子書籍(DMMブックス)、ゲーム(DMM GAMES)アイテム課金、英会話、通販、AKB48グループ関連の月額・単品購入など |
クレディセゾン代表 | 代表取締役(兼)社長執行役員 COO 水野 克己 |
DMMの会員数 | 5,146万人(2025年2月時点) |
本件は、カードポイントの利便性を拡げる具体的な施策として位置づけられます。交換申請はSTOREE SAISONを通じて行われ、申請後に提供されるDMMポイントコードをDMM上でチャージすることで各サービスで利用可能になる点が特徴です。両社は引き続き連携を進め、顧客価値の向上を目指すとしています。