9/12開業 文喫の新旗艦店 BUNKITSU TOKYO、1000坪超の大型書店
ベストカレンダー編集部
2025年9月10日 21:51
BUNKITSU TOKYO開業
開催日:9月12日
ニュウマン高輪に誕生する「BUNKITSU TOKYO」:規模と出店の背景
2025年9月12日(金)、滞在型書店「文喫(BUNKITSU)」の第4号店として「BUNKITSU TOKYO(ブンキツ トーキョー)」がニュウマン高輪 South 5Fにオープンします。発表は日本出版販売株式会社(略称:日販)の子会社である株式会社ひらくによるもので、プレスリリース日は2025年9月10日 10時30分です。
本店舗は文喫史上最大規模の旗艦店であり、店舗面積は1,000坪超(約3,300㎡)、約10万冊の蔵書を擁します。JR東日本が進める品川開発プロジェクト「TAKANAWA GATEWAY CITY」に位置づくニュウマン高輪の一画に出店する背景には、まちづくりのコンセプトと書店の果たす役割が合致した点が挙げられます。書店が知的好奇心とコミュニティを育む場として期待されること、滞在価値を高める施設との相性が出店の決め手となりました。
出店の位置づけと事業者情報
運営は株式会社ひらく(代表取締役社長:染谷 拓郎)が担当し、親会社である日本出版販売株式会社(代表取締役社長:富樫 建)が関与しています。ひらくは「文喫事業」「プロデュース事業」「公共プレイス事業」の3軸で事業を展開し、今回の出店もその一環です。
文喫は2018年の文喫 六本木開業を皮切りに、2021年に文喫 福岡天神、2024年に文喫 栄と展開してきた滞在型書店のブランドであり、BUNKITSU TOKYOはブランドの新たな旗艦店に位置づけられます。
店内構成と「心が躍る、自由で、楽しい本屋」という設計思想
店舗コンセプトは「心が躍る、自由で、楽しい本屋」です。店内はぐねぐねとした小道、段差を活かしたステージのようなエリア、通り穴のある本棚など“遊び”の要素を随所に組み込み、歩くだけでも発見がある設計を目指しています。アーティストによるアート作品も点在し、探索的な体験を生む空間構成です。
書籍の並べ方や什器にも工夫が施され、ブックディレクターの選書によるテーマ性のある棚割りが施されます。滞在型の特性を生かして、読書や仕事、会話、展示・イベントといった多様な用途へ対応できる設計になっています。
フロア全体と主要な販売・展示ゾーン
販売ゾーンと展示ゾーンは用途別に名称が付され、専門性と親しみやすさを両立するよう配慮されています。児童書やコミック、文芸から専門書まで幅広いジャンルを揃え、来訪者の知的探求を支えます。
- 販売・展示の主なゾーン
- ろじ:ビジネス / 新書 / その他(参考書、洋書など)
- tomarigi:文庫 / 文芸
- ノマドマド:ライフスタイル、文具・雑貨
- ときどきやま:児童書
- odoriba:コミック
- 展示スペース「Gallery B」
- ポップアップスペース「POP UP B」
これらのゾーンは、テーマや利用シーンに合わせた選書と什器設計で来訪者の滞在を促します。ポップアップや展示は企画替えが可能で、変化し続ける場所としての機能も担います。
3つのカフェラウンジと利用環境:滞在体験の詳細
BUNKITSU TOKYOは有料のカフェラウンジを備え、合計223席を有します。ラウンジは用途や気分に合わせて自由に行き来でき、Wi-Fiや電源、フリードリンクといった滞在を快適にする設備が共通で提供されます。
各ラウンジはブックディレクターがテーマに沿って選書を行い、座る場所ごとに異なる読書体験を提供します。仕事や読書、会話、ミーティングまで幅広い利用に対応します。
各ラウンジの特徴
- Panorama Lounge(パノラマ ラウンジ):JR「高輪ゲートウェイ駅」を一望できるガラス窓が特徴。選書コンセプトは「手にとりたくなる美しい本」。アート本や写真集を中心に約500冊を配し、20席を基本に配置。予約制のミーティングルームを5室併設(最大4~8名、入場料なし・別途利用料)。
- Cafe ensemble(カフェ アンサンブル):食事も楽しめるカジュアルなラウンジ。選書コンセプトは「日常と非日常」。約6,500冊を揃え、114席を配置。軽食・デザートなどの飲食提供あり(別途料金)。
- BOOK BIOTOP(ブック ビオトープ):「読む・書く・考える」に没頭できる空間。選書コンセプトは「わからない、けど楽しい」。サブカルチャーから専門書まで約13,000冊を配し、61席(半個室含む)。モニター貸出も可能で集中作業や研究にも対応します。
各ラウンジには電源、Wi-Fi、珈琲・煎茶・紅茶のフリードリンクが標準で用意され、長時間の滞在にも配慮した設計です。また、ミーティングルームは予約制で、入場料なしで利用できる部屋もある一方、別途利用料が設定されています。
運営・料金・アクセスなどの実務情報
BUNKITSU TOKYOの営業時間や料金など、来訪の際に必要な実務情報を整理します。施設運営に準じた休館日設定や利用料体系が導入されています。
入場料はカフェラウンジ利用を前提にした滞在型の設定で、未就学児は無料とされています。施設の運営者や問い合わせ先も公開されており、事前確認やメディア対応の連絡先が明示されています。
主な運営・利用情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | BUNKITSU TOKYO(ブンキツ トーキョー) |
| オープン日 | 2025年9月12日(金) |
| 所在地 | 東京都港区高輪二丁目21番2号 ニュウマン高輪 South 5F |
| 営業時間 | 11:00~20:00(飲食L.O. 19:30) |
| 定休日 | 施設の休館日に準ずる |
| 入場料(カフェラウンジ利用) | 1時間 1,100円、以降30分ごとに550円、1日最大 3,850円(税込、未就学児無料) |
| 店舗面積 | 約3,300㎡(1,000坪超) |
| 取扱い書籍 | 約10万冊(内、カフェラウンジ約2万冊) |
| 座席数 | 合計223席(Panorama 20席、Cafe ensemble 114席、BOOK BIOTOP 61席、別途ミーティングルーム) |
| 公式サイト | https://tokyo.bunkitsu.jp/ |
| SNS | Instagram @bunkitsu_tokyo_ / X @BUNKITSU_TOKYO |
| 企画・運営 | 株式会社ひらく |
運営会社の株式会社ひらくは、書店空間や文化コンテンツを通じた場づくりを行っており、文喫のほか「雑誌の図書館 COVER」「まちの本屋&ホテル ねをはす」などのプロデュース実績があります。親会社である日本出版販売株式会社は広報窓口も設置しています。
お問い合わせ窓口と最後の整理
報道や業務上の問い合わせに対応するため、具体的な連絡先が公表されています。事前取材やメディア対応を希望する際は以下の連絡先を利用してください。
本文で示した各種数値や日付、設備構成は出店発表時点の情報に基づきます。運営に関わる詳細な利用条件やミーティングルームの利用料、ポップアップや展示実施のスケジュール等は公式サイトや運営窓口での案内に従ってください。
- 店舗に関するお問い合わせ
- 株式会社ひらく 文喫事業部 担当:山元・定塚
- TEL:03-3233-4802
- E-mail:hiraku@nippan.co.jp
- 報道関係のお問い合わせ
- 日本出版販売株式会社 社長室広報課 担当:陳之内・山田
- TEL:03-3233-3829
- E-mail:press@nippan.co.jp
以下に本記事で取り上げた主要事項を表で整理します。
| 項目 | 内容(要点) |
|---|---|
| 施設名 | BUNKITSU TOKYO(ブンキツ トーキョー) |
| オープン日 | 2025年9月12日(金) |
| 発表 | 日本出版販売株式会社(子会社:株式会社ひらく) 2025年9月10日 10:30 |
| 所在地 | 東京都港区高輪二丁目21番2号 ニュウマン高輪 South 5F |
| 面積 | 約3,300㎡(1,000坪超) |
| 蔵書数 | 約10万冊(カフェラウンジ内約2万冊含む) |
| 座席数 | 合計223席(Panorama 20席、Cafe ensemble 114席、BOOK BIOTOP 61席) |
| 入場料(カフェ利用) | 1時間 1,100円、以降30分ごとに550円、1日最大 3,850円(税込、未就学児無料) |
| 営業時間 | 11:00~20:00(飲食L.O. 19:30) |
| 主な施設 | Panorama Lounge、Cafe ensemble、BOOK BIOTOP、Gallery B、POP UP B、各種販売ゾーン |
| 公式情報 | https://tokyo.bunkitsu.jp/ Instagram @bunkitsu_tokyo_ / X @BUNKITSU_TOKYO |
| 運営 | 企画・運営:株式会社ひらく(代表:染谷 拓郎) 親会社:日本出版販売株式会社(代表:富樫 建) |
この記事は発表されたプレスリリースの内容に基づき、出店の背景、店内設計、主要サービス、利用条件および問い合わせ先までを網羅して整理しました。具体的な利用条件やイベント情報は公式サイトおよび運営窓口の案内を参照してください。
参考リンク: