ENGAGE UPで可視化 クリエイティブヨーコの働き方改革

ENGAGE UP導入事例

開催日:9月10日

ENGAGE UP導入事例
ENGAGE UPって何するサービスなの?
組織のIT活用度をデータで可視化するアセスメントサービス。メール中心の偏りや資料の属人化など課題箇所を特定し、Google Workspaceを軸に改善策を提示します。
この施策で具体的に何が変わるの?
会議を意思決定の場に集約し、共有ドライブや共同編集でナレッジを組織資産化。情報伝達の遅延や手戻りを減らし業務効率化と協働力向上が期待できます。

データで明らかになった業務課題と隠れた強み──ENGAGE UPによる可視化の成果

吉積情報株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 秋田 晴通)は、2025年9月10日10時に発表したリリースで、ペット用品やキャラクター事業を展開する株式会社クリエイティブヨーコ(本社: 長野県長野市、代表取締役社長: 北原 武幸)に対して、組織のIT活用度を可視化するアセスメントサービス「ENGAGE UP」を実施したことを公表した。

本取り組みは、従来は感覚的に捉えられていた部署間の連携課題をデータで裏付けるとともに、組織文化に関するポジティブな側面を発見し、Google Workspaceを中心とした次世代の働き方への具体的な道筋を提示することを目的としている。

株式会社クリエイティブヨーコの次世代の働き方改革を支援 画像 2

実施日と関係者の構成

アセスメントの実施に関する発表は2025年9月10日 10:00に行われた。プロジェクトには吉積情報のセールスマーケティング部メンバーのほか、協力パートナーである株式会社MyGearの代表や、クリエイティブヨーコの情報物流部門の担当者が参加している。

写真説明には以下のメンバーが並んでいると記載されている。

  • 株式会社MyGear 益子 滋(本プロジェクト協力パートナー)
  • 株式会社クリエイティブヨーコ 情報物流部 情報物流課 課長 滝沢 佳生様
  • 吉積情報株式会社 セールスマーケティング部 ジェネラルマネージャー 堀川 茉莉絵
  • 吉積情報株式会社 セールスマーケティング部 武部 真優
  • 株式会社クリエイティブヨーコ 情報物流部 情報物流課 課長代理 油科 政治様
  • 株式会社クリエイティブヨーコ 代表取締役社長 北原 武幸様
  • 株式会社クリエイティブヨーコ 取締役副社長 渡辺 樹様

アセスメント導入の背景と明確化された課題

クリエイティブヨーコはブランドパーパスとして「ペットと人間の、新しいカンケイ」を掲げ、『ペットパラダイス』『マザーガーデン』『しろたん』といった3つの事業の柱を持つ企業である。部署間の情報連携において、意思決定が部署内で固まってから他部署へ展開されるケースが多く、後からの検討漏れや手戻りが発生していた。

こうした課題を客観データで把握し、組織全体で改善を進めるために、組織のIT活用度を可視化するサービスとしてENGAGE UPの導入が決定された。サービスページは以下の通りで、詳細な説明と導入手順が確認できる。

https://www.yoshidumi.co.jp/service/engage-up

データが示した具体的な課題

アセスメントの結果、社内のコミュニケーションがメール中心である点や、資料作成を個人で行う文化が根強く残っていることが明確になった。これらは情報共有や意思決定プロセスに非効率をもたらしていた。

データによる裏付けにより、どの部署・どのプロセスで手戻りが発生しやすいかが可視化され、改善施策の優先順位付けが可能となった。

主な可視化された課題
・コミュニケーションの偏り(メール中心)
・資料作成の個人依存による属人化
・他部署への情報伝達の遅延と考慮漏れ

「挑戦意欲の高い文化」を見出した報告と、Google Workspace活用の提案

報告書は課題の指摘だけでなく、組織の強みも示した。特に「カルチャー」に関するスコアが高く、「新しいことに挑戦する意欲」や「他者と協力する文化」が組織に根付いていることが判明した。

この発見は、適切なツール導入により迅速に成果を出せる可能性を示しており、吉積情報はGoogle Workspaceを活用した施策を提案している。

提案された働き方の変化

提案では、会議の目的を再定義し、会議を意思決定の場に集中させること、ナレッジを共有ドライブや共同編集を通じて組織全体で蓄積することが挙げられている。これにより、個人の知識や資料を組織の資産へと変換することが狙いである。

具体的な施策には、Google Workspaceを中心にした情報共有の再設計、共有ドライブの運用設計、共同編集ツールの活用、会議運営ルールの見直しが含まれる。

  1. 情報共有のプラットフォーム統一(Google Workspace)
  2. 会議形式の見直し(意思決定に特化)
  3. ナレッジの組織化と共有ドライブ運用設計

関連サービス、セミナー、会社情報と問い合わせ先

吉積情報はGoogle Cloudのプレミアパートナーとして、Google Workspace導入支援やファイルサーバー移行、脱PPAPを支援する自社サービス「Cmosy(クモシィ)」、およびノーコード開発ツールAppSheetの活用支援など、企業の働き方改革を支援する事業を展開している。

本件に関連して吉積情報は無料オンラインセミナーを開催する。セミナーは9月24日(水)14:00 – 15:00にオンラインで実施され、ゼロトラストセキュリティの考え方からGoogle Workspaceによる多層的なセキュリティ対策、共有ドライブマネージャーの紹介までを扱う。

セミナー概要と対象

セミナーの主な内容は以下の通りで、リモートワーク導入企業やGoogle Workspace導入を検討している企業、Googleドライブ運用設計に関心のある担当者に向けられている。

  • 現代のセキュリティ課題とゼロトラストの考え方
  • Google Workspaceによる多層的なセキュリティ対策
  • 共有ドライブマネージャーの紹介(見えない共有を可視化・管理)

セミナー申込ページ: https://www.yoshidumi.co.jp/seminar/google-workspace-zero-trust-security

本事例の詳細は、事例紹介ページでも確認できる。

事例ページ: https://www.yoshidumi.co.jp/work/creativeyoko-engageup

吉積情報株式会社(問い合わせ・会社情報)
本社:東京都千代田区大手町1丁目7番2号 東京サンケイビル26階
代表取締役:秋田 晴通
ウェブサイト:https://www.yoshidumi.co.jp/
お問い合わせ:https://www.yoshidumi.co.jp/contact
株式会社クリエイティブヨーコ(企業概要)
本社:長野市高田 667-16
代表取締役社長:北原 武幸
ウェブサイト:https://www.creativeyoko.co.jp/
事業内容:『ペットパラダイス』『マザーガーデン』『しろたん』等の企画・製造・販売、アイテムの内製化による商品提供

本リリースでは、商標表示として、Google Workspace、Google Cloud、AppSheet、GoogleドライブはGoogle LLCの商標であり、Cmosyは吉積情報株式会社の商標、しろたん・ペットパラダイスは株式会社クリエイティブヨーコの商標であることが明記されている。

今回の記事で触れた要点の整理

以下の表に、本件で示された主要な事項を整理する。表は実施サービス、関係企業、発表日時、セミナー情報、問い合わせ先、主要な発見と提案をまとめたものである。

項目 内容
発表者 吉積情報株式会社(代表:秋田 晴通)
対象企業 株式会社クリエイティブヨーコ(代表取締役社長:北原 武幸)
発表日時 2025年9月10日 10:00
実施サービス ENGAGE UP(組織のIT活用度可視化アセスメント)
主な発見 ・メール中心のコミュニケーションによる非効率
・資料作成の属人化
・挑戦意欲の高いカルチャー
提案内容 Google Workspaceを活用した情報共有再設計、会議の意思決定化、ナレッジ共有設計
関連サービス Cmosy(ファイル同期/移行等)、AppSheet活用支援
セミナー 9月24日(水)14:00-15:00「Google Workspaceで始める、実践的なゼロトラストセキュリティ対策セミナー」
問い合わせ 吉積情報株式会社 セールスマーケティング部 堀川 茉莉絵(お問い合わせフォーム: https://www.yoshidumi.co.jp/contact)

以上が本件リリースの要点である。データによる組織課題の可視化と、組織文化の強みを踏まえた具体的な働き方の提案が、今回のアセスメントで示された主要な成果である。