落選作に再挑戦!第3回小説下剋上コンテスト募集締切9/30

第3回小説下剋上コンテスト

開催期間:9月10日〜9月30日

第3回小説下剋上コンテスト
誰が応募できるの?
出版社やWEB小説サイト等のコンテストで過去に落選した作品が対象。BookBase/ダンガン文庫主催の落選作は除外。プロ・アマ、既デビュー作家も応募可で、本文は8万〜20万字の長編に限られる点に注意。
受賞したら何がもらえるの?
受賞作には賞金や書籍化などの特典があり、ダンガン文庫の担当編集が付いてブラッシュアップを行い出版を目指す。ただし規約違反や出版基準不適合なら出版不可になる可能性あり。

見落とされた才能に再挑戦の場を提供するコンテストの趣旨

株式会社BookBase(本社:大阪市)が運営するレーベルダンガン文庫は、過去に小説コンテストで落選した作品のみを対象としたリベンジ企画として、第3回「小説下剋上コンテスト」を開催します。プレスリリースは2025年9月10日13時00分に発表されました。

このコンテストは、従来の一次選考で埋もれてしまった作品に対して、再評価の機会を与えることを目的としています。応募作品の中から受賞作には賞金や書籍化などの特典多数が用意され、ダンガン文庫編集部から担当編集が付き、共に作品のブラッシュアップを行い出版を目指す体制が整っています。

主催
株式会社BookBase(ダンガン文庫)
プレス発表日時
2025年9月10日 13時00分
募集締切
2025年9月30日 23時59分(募集サイト参照)
落選作のみ対象!第3回小説下剋上コンテスト開催!募集締め切りは2025年9月30日まで! 画像 2

応募資格・作品規定と審査の仕組み

本コンテストの対象は過去に出版社やWEB小説投稿サイトなどで開催されたコンテストまたは公募に応募し、落選している作品に限られます。ただし、BookBaseまたはダンガン文庫主催のコンテストでの落選作は対象外となります。また、プロ・アマを問わず既にデビューしている作家も応募可能です。

応募作品の規定や審査に関しては、以下の点を必ず確認してください。応募規定に違反する場合や、選考過程で重大な問題が判明した場合は出版不可となる可能性があります。

  • 対象ジャンル:男性向け作品であればジャンル不問
  • 本文文字数:8万文字以上〜20万文字以下(長編)
  • 審査対象:企画書(プロット)と本文を審査
  • 審査実施者:ダンガン文庫所属の編集者がすべての審査を担当
  • 応募上限:審査数の都合により500作を上限

審査はダンガン文庫編集部によって行われ、採用後は編集担当が付き、作品のブラッシュアップを経て出版を目指します。作品によっては大幅な改稿が必要となること、またレーベルの出版基準に合致しない場合やレギュレーション違反が発覚した場合は出版不可となる可能性がある点にも留意してください。

落選作のみ対象!第3回小説下剋上コンテスト開催!募集締め切りは2025年9月30日まで! 画像 3

応募方法とスケジュール、注意事項

応募は指定の募集サイトから行います。投稿フォームに必要事項を入力のうえ、企画書(プロット)と本文を提出してください。募集サイトには応募規定や注意事項が詳細に掲載されていますので、応募前に必ず全文を確認する必要があります。

応募の際は、下記URLから手続きしてください。応募規定等は募集サイトおよび投稿フォームにて確認のうえ応募するよう明示されています。

スケジュールは以下のとおりです。発表はダンガン文庫の公式HPおよび公式SNSアカウントで行われますが、応募数の影響で発表が遅れる可能性があります。

  1. 募集期間:〜2025年9月30日 23時59分
  2. 結果発表:2025年11月中旬頃(公式HP・公式SNSにて発表)

応募にあたっては、過去の落選履歴があることを示す情報や、応募規定に基づいたフォーマットでの提出が求められる場合があります。投稿フォームで指定される項目は必ず確認してください。

審査の上限と提出物についての補足

審査は企画書(プロット)と本文の両方を対象に行われます。投稿数が多い場合には審査そのものを縮小することができないため、運営側は応募作数を500件までと定めています。

提出後に選考過程で作品の大幅な改稿や方向性の変更が必要となる場合がある点、また規約違反や著作権等の問題が発覚した場合には出版が見送られる可能性がある点については、応募前に確認しておくべき重要事項です。

第2回受賞作の紹介と本コンテストの備考

第2回の受賞作として選ばれた作品の概要が公表されています。これらの紹介は、審査の傾向や編集部が求めるテイストの一端を示す参考資料として活用できます。

以下は第2回受賞作のタイトル、著者、作画(挿絵)担当、およびあらすじの全文です。出典はダンガン文庫側の発表資料に基づきます。

『グリムコネクト』

著者
十利ハレ
絵(挿絵)
にゃんぽ

狂気に侵された童話の世界を浄化せよ──。不治の病に侵された妹を持つ少年、御空マヒルは少年院の図書室で真っ赤な本を見つける。好奇心から開いてみると、よく知る赤ずきんとは全く違う惨劇の物語となっていた。呆気に取られたマヒルは気づけば、真っ白な空間のなかで怪しげな少女の前に立っていた。「さあ、始めようか──これは正真正銘、君の物語だよ」そして始まる狂わされた円環の輪。失敗すれば死に、何度でも繰り返される狂った童話。クリア条件不明、難易度最大、味方なし。この物語の果てになにがあるのか。「いってらっしゃい。幸運を祈っているから──死んでおいで」

『ブルーロア・プラネット』

著者
うつみいっ筆
絵(挿絵)
ナツバ

表面の九割が海に覆われた惑星に浮かぶラヨロ諸島。漁師たちの交易の中継地として栄えたその島に祖父と二人で暮らす十四歳の少年アウロは毎日手伝いとして漁船に乗るなか、島の居住税が上がるという話を耳にする。税を支払うため、アウロは島の掟に逆らい密漁を行うことを決意する。だが漁をするためには銛舟守という相棒が必要でーー。島を騒がす怪しい覆面の僧侶やスラム街を仕切る傭兵や島の巫女。少年アウロの企てが島全体を巻き込んだ出来事へとなっていく。最高の王道冒険ファンタジーここに開幕ーー!

これらの受賞作はジャンルや題材の多様性を示しており、ダンガン文庫編集部が物語性や世界観、キャラクター性に注目していることが伺えます。受賞作は書籍化へ向けた編集作業を経てリリースされています。

コンテスト要項の整理

以下の表は本記事で取り上げたコンテストの主要事項を整理したものです。応募検討時のチェックリストとして参照できます。

項目 内容
主催 株式会社BookBase(ダンガン文庫)
プレス発表日時 2025年9月10日 13:00
募集締切 2025年9月30日 23:59
応募対象 過去に出版社やWEB小説投稿サイト等のコンテストで落選した作品(ただしBookBase又はダンガン文庫主催の落選作は除外)
本文文字数 8万文字以上〜20万文字以下(長編)
審査担当 ダンガン文庫所属編集者全員による審査
応募上限 500作(審査数の上限)
結果発表 2025年11月中旬頃(公式HP・SNSにて発表。応募数により遅延の可能性あり)
特典 賞金や書籍化などの特典多数。受賞作にはダンガン文庫編集部より担当編集がつき出版を目指す
応募方法 指定の募集サイトから(詳細は応募フォームおよび募集サイトを参照)
募集サイト https://lp.bookbase.jp/bosyu/lGC10Iqa

以上が第3回小説下剋上コンテストの主な要項と過去受賞作の紹介です。応募を検討する際は、募集サイトに記載された応募規定や投稿フォームの指示を必ず確認してください。

参考リンク: