ワンダーボックスの学習BGM配信開始 5アルバム公開
ベストカレンダー編集部
2025年9月9日 10:06
ワンダーボックス音源配信
開催日:9月9日

学びの時間を音で再構成する:ワンダーボックスのサウンドトラック配信開始
ワンダーファイ株式会社は、思考力・創造力を育むSTEAM通信教材「ワンダーボックス」のオリジナル・サウンドトラックの配信を、2025年9月9日 10時00分に開始しました。ワンダーボックスは教材そのものの評価だけでなく、教材に付随するBGMも利用者に親しまれてきた点が特徴であり、今回その音源をまとめたサウンドトラックが各種音楽配信サービスで公開されます。
配信の対象は教材のテーマに沿って構成された5枚のアルバムで、家庭でのリラックスタイムや学習時の作業用BGMとしても利用可能です。配信開始に合わせて、作曲家の田中文久氏と教材開発ディレクターへのインタビューが公開され、制作の背景や子どもたちへの想いが語られています。

配信内容の詳細
今回配信されるサウンドトラックは、STEAM(Science, Technology, Engineering, Art, Mathematics)に対応した5枚のアルバムで構成されています。各アルバムは下記の通りで、配信サービスから無料で試聴できます。
- vol.サイエンス:https://linkco.re/2HeBQPt1
- vol.テクノロジー:https://linkco.re/3MdrD6MS
- vol.エンジニアリング:https://linkco.re/FRevSE26
- vol.アート:https://linkco.re/T4YpcgCb
- vol.マスマティクス:https://linkco.re/DRTeZ7aU
上記リンクからApple Music、Spotify、YouTube Musicなど主要な音楽配信サービスでの試聴や再生が可能です。併せてワンダーファイ公式YouTubeには全曲をまとめた再生リストも公開されています(https://youtube.com/playlist?list=PLeMM4I1JK6f1XOQ0f4dRsYEgP9gpOsAr3&si=uK-iprXXdml7PVdV)。
配信発表はワンダーファイのプレスリリースに基づくもので、公開日時は上記の通りです。制作の意図や楽曲の役割については後段のインタビューの内容を参照してください。

音楽が教材体験に果たす役割と制作の背景
ワンダーボックスにおける音楽の役割は、単なるBGMに留まりません。教材全体の設計思想と連動し、子どもたちが没入しやすい環境をつくるための重要な要素として位置づけられています。今回のサウンドトラック公開は、その音が教育体験に与える影響を再認識させる機会となります。
配信に合わせ公開されたインタビューでは、田中文久氏と教材開発ディレクターが「子どもたちの感性を尊重し、本質的な体験を届ける」という共通の想いを語っています。オリジナル楽曲により教材への没入感が高まり、子ども自身が『自分の“好き”という物差しを見つける』ことを支援する意図が明確に示されています。

インタビューの要旨
インタビューはワンダーファイのブログに全文が掲載されています。制作過程のこだわりや、教材設計と音楽制作を横断する視点が紹介され、子どもたちへ届けたい「質の高い本物の体験」について具体的な言及があります。
全文はこちらのブログ記事で確認できます(https://blog.wonderfy.inc/wf20250909/)。インタビューでは、音楽がどのように課題や遊びの導線に寄与するか、教育的な観点とアート的な価値の両面から解説されています。

田中文久(Fumihisa Tanaka)──作曲家・ソニフィケーションの実践者
本サウンドトラックの全楽曲を手がけた田中文久氏は、作曲家でありソニフィケーションアーティスト、サウンドプログラマーとして知られています。1986年生まれ、長野県松本市出身。東京藝術大学音楽環境創造科、同大学院音楽研究科修了の経歴を持ち、音とテクノロジーの接点を探る活動を続けています。
田中氏は、単に楽曲を制作するだけでなく、音を通じて空間や学習体験に働きかけるアプローチを行っており、教育コンテンツとの親和性が高い制作を行ってきました。ワンダーボックスのために制作された楽曲は、その蓄積された技術と表現力に裏打ちされています。
- 主な経歴・作品
- 教育アプリ『Think!Think!』(2017年 Google Play Award ファイナリスト、2023年 APEC Digital Innovation and Educational Opportunities 第1位)、教育アプリ『WONDER BOX』、映画作品(『映画愛の現在』『アトモスフィア』)、NHK関連番組など。
- 公式サイト
- https://www.fumihisatanaka.net/
田中氏の制作領域には、あらゆるデータを音に変換する「ソニフィケーション」を用いた研究や開発も含まれており、教育的なアプリケーションや展示、音響インスタレーションなど、幅広い応用が確認できます。

ワンダーファイとワンダーボックスの概要、実績
ワンダーボックスは2020年4月にサービスを開始したSTEAM領域の通信教育サービスで、対象年齢は4〜10歳です。デジタルとアナログを組み合わせた教材により、家庭で子どもの思考力・創造力・意欲を育成することを目的としています。
教材の構成はプログラミング、アート、ボードゲーム、パズルなど多岐にわたり、遊び感覚で学べる点が特徴です。キッズデザイン賞、グッドデザイン賞、ペアレンティングアワードなど複数のアワードを受賞しており、教育コンテンツとしてのデザインとクオリティが高く評価されています。
ワンダーファイ株式会社について
ワンダーファイは、世界中の子どもから“知的なわくわく”を引き出す教材やコンテンツを開発・運営する企業です。代表的なサービスに、STEAM通信教材「ワンダーボックス」と、150カ国300万人が利用する思考力育成アプリ「シンクシンク」があります。
国際的な取り組みとしては、2018年にGlobal EdTech Startups Awards (GESA) 日本予選で最優秀賞を受賞した実績があり、SXSW EDUなど世界的な教育フォーラムにも出展・登壇しています。社名は2022年12月14日にワンダーラボからワンダーファイ株式会社へ変更されました。
- 会社名:ワンダーファイ株式会社(本社:東京都千代田区)
- 代表取締役:川島 慶
- 公式サイト: https://wonderfy.inc/
- ワンダーボックス公式: https://box.wonderlabedu.com/
同社の取り組みは、教育領域における教材開発とデジタル技術の融合を進める実例として注目されています。教材制作だけでなく、問題作成や国際的な大会の監修など、幅広い活動実績が報告されています。
報道関係者窓口
ワンダーファイ株式会社 広報チームへの問い合わせは、以下のメールアドレスへ送付するよう案内されています。
メールアドレス: pr@wonderfy.inc
この記事の要点まとめ
以下の表は、本記事で触れた主要情報を整理したものです。サウンドトラックの配信情報、制作陣、関連リンク、ワンダーボックスおよびワンダーファイの基本情報を一覧にしています。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日時 | 2025年9月9日 10時00分 |
発表社 | ワンダーファイ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:川島 慶) |
サウンドトラック構成 | 5枚のアルバム(vol.サイエンス / vol.テクノロジー / vol.エンジニアリング / vol.アート / vol.マスマティクス) |
各アルバムリンク | vol.サイエンス: https://linkco.re/2HeBQPt1 vol.テクノロジー: https://linkco.re/3MdrD6MS vol.エンジニアリング: https://linkco.re/FRevSE26 vol.アート: https://linkco.re/T4YpcgCb vol.マスマティクス: https://linkco.re/DRTeZ7aU |
試聴可能サービス | Apple Music、Spotify、YouTube Music 等(各主要音楽配信サービスで試聴可能) |
YouTube再生リスト | https://youtube.com/playlist?list=PLeMM4I1JK6f1XOQ0f4dRsYEgP9gpOsAr3&si=uK-iprXXdml7PVdV |
作曲 | 田中文久(Fumihisa Tanaka) — 作曲家・ソニフィケーションアーティスト・サウンドプログラマー |
インタビュー全文 | https://blog.wonderfy.inc/wf20250909/ |
ワンダーボックス概要 | サービス開始:2020年4月/対象年齢:4〜10歳/教材:STEAM領域(プログラミング、アート、ボードゲーム、パズル等) |
主な実績・受賞 | キッズデザイン賞、グッドデザイン賞、ペアレンティングアワード、2018 GESA 日本予選 最優秀賞 等 |
企業サイト | ワンダーファイ: https://wonderfy.inc/ / ワンダーボックス: https://box.wonderlabedu.com/ |
報道窓口 | pr@wonderfy.inc |
作曲家公式サイト | https://www.fumihisatanaka.net/ |
以上が、ワンダーファイによるワンダーボックス オリジナル・サウンドトラック配信に関する発表の要点と関連情報の整理です。楽曲の配信やインタビューは、それぞれのリンクから確認できます。
参考リンク: