i-koko正式リリース:ペーパーアイテムをWebで完結

i-koko正式リリース

開催日:9月8日

i-koko正式リリース
紙の招待状はもう使わなくていいの?
i-kokoは招待状や席次表をオンラインで作成・公開でき、基本機能は無料。必要なら紙でのDIY出力も可能なので、紙と併用して使うこともできます。
スマホ演出って年配のゲストでも使える?
QRコードや簡単操作で参加できる仕様です。通信トラブルや高齢ゲスト向けに印刷出力や受付代替も用意されており、事前テストで運用確認すれば安心です。

結婚式の準備を「オンラインで完結」させるi-kokoの全体像

2025年9月8日午前5時、株式会社フィーノは結婚式向けWebサービス「i-koko(アイココ)」を正式にリリースしました。招待状、席次表、メニュー表、プロフィールなど、従来は紙で用意されていたいわゆるペーパーアイテムを、花嫁本人がスマホやPCで直感的に作成し、そのままゲストに公開できる会員登録制のWebサービスです。

発表資料によれば、100名規模の席次表・メニュー・プロフィールブックの準備を実際に2〜3日で完了させて披露宴を実施した事例があるとのことです。株式会社フィーノはこれを、単なる効率化ではなく「ゲスト一人ひとりにパーソナライズされた体験でおもてなしする」新しい結婚式スタイルの提示として位置づけています。

  • 発表:株式会社フィーノ(2025年9月8日 05時00分)
  • サービス名:i-koko(アイココ)
  • 対象アイテム:招待状・席次表・メニュー表・プロフィール等のペーパーアイテムすべて
  • 公式サイト:https://i-koko.com
結婚式の新常識【スマホ演出・i-koko】〝ペーパーアイテム〟も〝おもてなし演出〟も、すべてオンラインで完結! 画像 2

主要機能と「スマホ演出」による披露宴の新体験

i-kokoは単にペーパーをデジタル化するだけでなく、披露宴当日の演出まで一つのプラットフォームで完結させる点が大きな特徴です。2025年夏にはゲスト参加型のスマホ演出機能が追加され、従来の披露宴にはなかったインタラクティブな体験を提供します。

具体的には「ドレス色当てクイズ」「言葉合わせゲーム」「スロットくじ引き」といったミニゲームが実装され、会場の盛り上がりをデジタルで演出します。下記に各演出の概要と仕様ページを示します。

結婚式の新常識【スマホ演出・i-koko】〝ペーパーアイテム〟も〝おもてなし演出〟も、すべてオンラインで完結! 画像 3

主な演出機能の概要

これらの演出はすべてゲストのスマホを介して行われ、運営側は公平性や運用の手間を抑えつつ参加型の体験を提供できます。イメージ画像はリリース資料に基づくものです。

各演出のリンクは仕様確認に利用できます。

結婚式の新常識【スマホ演出・i-koko】〝ペーパーアイテム〟も〝おもてなし演出〟も、すべてオンラインで完結! 画像 4

ペーパーアイテムの機能一覧と実務的利点

i-kokoが提供するベース機能は、招待・出欠管理から当日の受付や即時更新まで幅広くカバーします。これにより準備期間とコストを圧縮し、ペーパーレスによる環境配慮も可能になります。

下記は公式で示された主な機能とその特徴です。各機能はテンプレートと併用して直感的に操作できます。

web招待状
https://i-koko.com/wedding/invitation/location/ — 招待状の作成・配布をオンラインで完結。
web席次表
https://i-koko.com/wedding/reception/seating-chart/ — 席次表の作成・更新が即時に反映。
webメニュー
https://i-koko.com/wedding/reception/menu/ — 当日のメニュー情報をゲストへ提供。
webプロフィール
https://i-koko.com/wedding/reception/profile/ — 新郎新婦の紹介ページを個別に作成可能。
デザインテンプレート
https://i-koko.com/wedding/design-template/ — シンプル、華やか、和モダン、子ども向けなど多彩。
スマホ受付(QRコード)
https://i-koko.com/wedding/reception/checkin/ — 披露宴当日の受付をQRで効率化。
ゲスト管理機能
https://i-koko.com/wedding/invitation/guests/ — 出欠確認やご祝儀集計をオンラインで。
DIY出力
https://i-koko.com/wedding/reception/place-card/ — すべてのWebアイテムは紙でのプリント出力も可能。
結婚式の新常識【スマホ演出・i-koko】〝ペーパーアイテム〟も〝おもてなし演出〟も、すべてオンラインで完結! 画像 5

料金体系と運用面のポイント

i-kokoは利用の用途に応じて無料と有料のラインを設けています。基本的なweb招待状やゲスト管理機能は無料で使用可能です。一方、披露宴向けアイテムやスマホ演出の機能は有料となり、料金は「9,900円〜」とされています。詳細は公式サイトの料金ページを確認する必要があります。

運用面では「即時更新・共有」「通信障害時のための紙出力(DIY機能)」など、デジタルサービスの利点と弱点を補完する設計がなされています。テンプレートの種類が豊富なため、世代や式の趣旨に合わせたデザイン選択が可能です。

導入時に押さえるべき実務ポイント

式場やプランナーとの提携強化を想定した機能拡張や海外挙式・二次会向けの機能追加も予定されており、企業側は多様なケースを見据えた設計を進めています。QR受付やゲスト管理は当日の運営負荷軽減に寄与する一方で、通信状況や高齢ゲスト対応のための代替手段(印刷出力)も準備されています。

基本的なチェック項目としては、招待リストの整備、QR受付運用の事前テスト、演出機能のリハーサル、そして有料機能の契約内容確認が挙げられます。

開発者の経歴とサービスを支える理念

代表の鈴村氏は岐阜県本巣郡出身で、1996年・1997年に神奈川県サイエンスパーク(KSP)主催のWebコンテストで2年連続最優秀賞を受賞した経歴を持ちます。1998年にはオンラインゲーム「さつき荘の疑惑」で入賞し、この作品は27年を経た現在でも公開されているとのことです。

こうした長期にわたるWebコンテンツ運営の実績から、鈴村氏は「斬新なアイデアを形にする力」と「サービスを長く愛され続ける力」を兼ね備えているとされています。これらを基盤にブライダルDXサービスとしてi-kokoを展開し、地方発のサービスとして全国展開を目指しています。

拡張計画と提携方針

発表資料では、世代ごとに最適化されたデザイン追加、海外挙式や二次会向け機能の拡張、式場・プランナーとの提携強化が挙げられています。これにより、すべてのゲストが主役になれる結婚式の実現を目標の一つとして掲げています。

同社が目指すのは、紙の豪華さに依存する「おもてなし」から、デジタルならではの個別化された体験へと軸足を移すことです。見た目の華やかさよりも「自分のために用意された」と実感できる体験を重視する姿勢がうかがえます。

まとめ:サービスの要点整理

以下の表は、本記事で紹介したi-kokoの主要ポイントを整理したものです。サービスの利用検討や式場との調整に際して、参照してください。

項目 内容
サービス名 i-koko(アイココ)
提供会社 株式会社フィーノ
発表日時 2025年9月8日 05時00分
対象アイテム 招待状・席次表・メニュー表・プロフィール等のペーパーアイテム
主な機能 web招待状、web席次表、webメニュー、webプロフィール、デザインテンプレート、スマホ受付(QR)、ゲスト管理、DIY出力、即時更新
追加された演出 ドレス色当てクイズ、言葉合わせゲーム、スロットくじ引き(2025年夏追加)
利用料金 web招待状・ゲスト管理は無料、披露宴アイテム・演出は有料(9,900円〜)
実績 100名規模の席次表等を2〜3日で準備して実施した事例あり
代表者 鈴村(岐阜県本巣郡出身、1996・1997年KSP最優秀賞、1998年『さつき荘の疑惑』入賞)
公式サイト https://i-koko.com

i-kokoは、従来の紙中心の結婚式準備をデジタルに置き換えるだけでなく、個別化された体験提供と披露宴当日のインタラクティブな演出を統合することを目指しています。運用面では無料機能と有料機能を使い分けることでコストと演出のバランスを図り、印刷出力などの代替手段を用意して実務上のリスクにも対応しています。詳細や最新情報は公式サイト(https://i-koko.com)を参照してください。

参考リンク: