津南醸造の鈴木健吾、ICCでSAKE審査員を務める

ICC KYOTO SAKE審査

開催期間:9月1日〜9月4日

ICC KYOTO SAKE審査
SAKE AWARDってどんな大会なの?
全国の酒蔵が参加するコンペで、予選・決勝を経て香り・味わい・生産技術・作り手の想いなど多角的に評価される審査制度。審査員とオーディエンス合わせて50名以上で投票し、総合力を競う大会です。
津南醸造や鈴木さんは具体的に何をしてたの?
鈴木健吾氏はICC KYOTO 2025(9/1〜9/4)でSAKE AWARDの公式審査員を務め、出品酒の品質や独創性を評価しつつ、ミードやクラフトビールの可能性にも言及しました。

ICC KYOTO 2025の審査席で見た、SAKEとアルコール産業の交差点

津南醸造株式会社の代表取締役・鈴木健吾氏は、2025年9月1日から4日に京都で開催された「Industry Co-Creation(ICC)サミット KYOTO 2025」において、「SAKE AWARD」公式審査員として参加しました。本件は同社からのリリース(2025年9月7日 23時00分)で公表されています。

本章では鈴木氏の参加背景と現場での役割、ならびに審査会の枠組みを整理します。審査員としての立場から、日本酒に対する品質評価だけでなく、会場で提示された他ジャンルの酒類が示す可能性にも着目した点が報告されています。

津南醸造の代表鈴木が、ICC KYOTO 2025「SAKE AWARD」公式審査員として参加しました 画像 2

参加の概要と報告日時

鈴木氏の参加はICC KYOTO 2025の期間中(2025年9月1日~4日)であり、津南醸造側の正式発表は2025年9月7日 23時00分に行われました。発表では、同氏が公式審査員として務めた旨と、会場での所感がまとめられています。

審査員としての役割は、出品された日本酒の品質・独創性を審査することに加え、アルコール産業全体の可能性を再認識する視点を持つことが含まれていました。現場では審査対象にとどまらない多様な飲料の提示が行われた点が強調されています。

イベント名
Industry Co-Creation(ICC)サミット KYOTO 2025
審査対象
ICC KYOTO 2025内「SAKE AWARD」
参加期間
2025年9月1日〜4日
津南醸造の発表日時
2025年9月7日 23時00分
津南醸造の代表鈴木が、ICC KYOTO 2025「SAKE AWARD」公式審査員として参加しました 画像 3

SAKE AWARD 2025:評価の軸と結果

「ともに学び、ともに産業を創る。」をテーマに開催されたSAKE AWARD 2025には、全国の酒蔵13社が参加しました。大会は予選と決勝の二段階で実施され、香り・味わい・生産技術・作り手の想いなど、多角的な視点で作品が評価されました。

審査は審査員とオーディエンスを組み合わせた投票制で、審査員とオーディエンスを合わせた投票総数は50名以上に上りました。その結果、「ぷくぷく醸造」が優勝に選出されました。

津南醸造の代表鈴木が、ICC KYOTO 2025「SAKE AWARD」公式審査員として参加しました 画像 4

審査で重視された視点

審査基準は単に風味の優劣を比較するだけでなく、生産技術の革新性作り手の伝えたい想いその酒が示すテロワールなど、多面的な要素が組み合わされました。これにより参加蔵の個性が評価される仕組みとなっています。

審査員である鈴木氏は、出品日本酒の品質や独創性の評価と並行して、会場で紹介されたミード(蜂蜜酒)やクラフトビールといった他ジャンルの試みが示す可能性にも言及しています。これらは日本酒を含むアルコール飲料業界の将来像を考える材料となりました。

審査基準とその説明
基準 説明
香り・味わい 嗜好性とバランス、個性の表出
生産技術 製造工程の独自性、技術的な工夫
作り手の想い 地域性やストーリーの伝達力
独創性 既存の枠組みを超える新規性
  • 参加酒蔵数:13社
  • 投票(審査員+オーディエンス):50名以上
  • 優勝:ぷくぷく醸造
津南醸造の代表鈴木が、ICC KYOTO 2025「SAKE AWARD」公式審査員として参加しました 画像 5

津南醸造の立ち位置――豪雪地で育む酒造りと最近の受賞

津南醸造株式会社は新潟県中魚沼郡津南町を拠点とする酒蔵です。立地は日本有数の豪雪地帯であり、その気候条件と地域資源を活かした酒造りを行っています。代表取締役は鈴木健吾氏です。

同社の酒造りの特長として、地元産の酒米である「五百万石」「魚沼産コシヒカリ」を用いる点が挙げられます。これらの原料はテロワール(風土)を反映し、商品ごとに異なる表現を生み出す基盤となります。

技術力の評価と受賞歴

津南醸造は2025年に開催された「越後流酒造技術選手権大会」において、新潟県知事賞(第1位)を受賞しました。受賞は醸造技術の高さと継続的な改善の成果を示すものです。

会社の詳細や商品情報については、同社の公式サイトにて公開されています。ウェブサイトの案内もプレスリリース内で明記されています。

会社名
津南醸造株式会社
所在地
新潟県中魚沼郡津南町
代表者
代表取締役 鈴木健吾
主要原料
五百万石、魚沼産コシヒカリ(地元産)
受賞
2025年 越後流酒造技術選手権大会 新潟県知事賞(第1位)
公式サイト
https://tsunan-sake.com

今回のポイント整理

以下の表は本記事(およびプレスリリース)で触れた主要情報を整理したものです。読む側が要点をすぐに確認できるよう、事実を中心にまとめています。

項目 内容
発表元 津南醸造株式会社(代表取締役 鈴木健吾)
リリース日時 2025年9月7日 23時00分
イベント Industry Co-Creation(ICC)サミット KYOTO 2025 内「SAKE AWARD」
開催期間 2025年9月1日〜4日
津南醸造の役割 代表 鈴木健吾がSAKE AWARD公式審査員として参加
参加酒蔵数 13社
審査方法 予選・決勝を経て、香り・味わい・生産技術・作り手の想い等で評価。審査員+オーディエンスによる投票(50名以上)
優勝 ぷくぷく醸造
会場での注目 ハニーハンターによるミード(蜂蜜酒)やクラフトビールの提示があり、アルコール産業全体の可能性を示した
津南醸造の特徴 豪雪地に位置する酒蔵。地元産の酒米(五百万石、魚沼産コシヒカリ)を使用
最近の受賞 2025年 越後流酒造技術選手権大会 新潟県知事賞(第1位)
公式サイト https://tsunan-sake.com

本記事では、津南醸造の鈴木健吾氏が公式審査員としてICC KYOTO 2025のSAKE AWARDに参加した事実、審査の枠組みと結果、会場で示された多様なアルコール飲料の提示、それに伴う業界的な示唆、そして津南醸造自身の立ち位置と最近の受賞実績を整理しました。表にまとめた情報を参照すると、イベント参加の意義と同社の業績が把握しやすくなっています。

参考リンク: