徳島ガンバロウズ、2025-26は「Whirlpool Rising」

チーム体制発表

開催日:9月6日

チーム体制発表
キャプテンって誰になったの?
キャプテンは#10 ハンター コート、副キャプテンは#4 テイブリオン・ドーソン、オフコートキャプテンは#18 中務敏宏に決定。各々の役割でチームを牽引し優勝を目指す体制です。
「Whirlpool Rising」ってどういう意味なの?
「さらに力強い渦潮へ」は日々の小さな積み重ねが大きな渦となり、選手とファンが共に成長し熱狂を分かち合うという方針で、B3ラストシーズンの優勝を目指す意思表明です。

新シーズンの旗印「Whirlpool Rising」に込められた意味

株式会社がんばろう徳島は、2025-26シーズンのチームテーマを「Whirlpool Rising(さらに力強い渦潮へ)」と定め、チームとしての方向性を示しました。B3リーグでのラストシーズンにあたり、同クラブは優勝を確かな目標に据えています。

このチームテーマには、一人ひとりの選手やスタッフが日々の小さな積み重ねを続けることで、やがて大きな渦潮となり、徳島のファンとともに成長と熱狂を共有するという意思が込められています。スローガンとしては「「Whirlpool Rising」 Step by Step, Stronger Together(「さらに力強い渦潮へ」 一歩一歩、共に強く。)」を掲げ、シーズンを通じて実行していく方針です。

【徳島ガンバロウズ】2025-26シーズン チームテーマ・キャプテン決定のお知らせ 画像 2

テーマが示す具体的な姿勢

組織としての成長を重視し、コート内外での行動やプロフェッショナリズムを日々の習慣として根付かせることが重要視されています。選手個々の技術や戦術だけでなく、日常の取り組みがチーム全体に波及するという考え方が基盤になっています。

これにより、シーズンの目標である優勝に向けて、短期的な勝敗ではなく長期的な成長と安定したパフォーマンスを重ねていく方針が明確になっています。クラブはこのテーマをシーズンの行動指針として浸透させる意図を示しています。

【徳島ガンバロウズ】2025-26シーズン チームテーマ・キャプテン決定のお知らせ 画像 3

キャプテン体制とそれぞれの発信

2025-26シーズンのキャプテン陣は次の通りです。キャプテンは#10 ハンター コート、副キャプテンは#4 テイブリオン・ドーソン、オフコートキャプテンは#18 中務敏宏が任命されました。各リーダーがそれぞれの立場で役割を果たすことで、チームの一体感を高める狙いがあります。

以下に各キャプテンの役割とコメントを整理します。発表に含まれている言葉を基に、各人物の意図と重点を取り上げます。

【徳島ガンバロウズ】2025-26シーズン チームテーマ・キャプテン決定のお知らせ 画像 4

キャプテン:#10 ハンター コート

ハンター コートはキャプテン就任について「このたびキャプテンを務めさせていただくこととなり、大変光栄に思います」と述べています。小林ヘッドコーチ、副キャプテンのドーソン選手、そしてチームメイトと共に一年間全力で戦う決意を示しました。

彼はチームの強みを「誰もが試合のヒーローになれるチームである」という点に見出しており、常に心をひとつにして全力を尽くすこと、徳島の人々への感謝の気持ちを忘れずプレーすることを強調しています。また、ファンと共に優勝の喜びを分かち合うために練習を重ねる旨を表明しています。ホーム開幕戦に対する期待も述べられています。

副キャプテン:#4 テイブリオン・ドーソン

テイブリオン・ドーソンは英語と日本語でメッセージを発しています。英語のメッセージでは、副キャプテン就任を大変名誉に感じていること、徳島での3シーズン目を迎えることの意味、コーチとチームメイトへの感謝、チーム目標である優勝に向けて全力を尽くすという約束を述べています。

日本語では副キャプテン任命をとてもワクワクしていると表現し、任命の意味の重さと誇りを語っています。両言語で共通するのは、チームやファンへの献身と責任感です。ドーソンは、自身の役割を通じてチームを導く意欲を明確に示しています。

オフコートキャプテンの役割とクラブの組織的背景

オフコートキャプテンには#18 中務敏宏が就任しました。クラブ側はこの役職を導入することがチーム強化に寄与すると判断しています。中務はこの役職がBリーグ発足当初から一部の期間で導入されていた経緯を説明し、オフコートキャプテンの定義として「コート上だけでなく、プロフェッショナルとしてオフコートでも責任ある行動ができるメンター的存在」であることを挙げています。

中務のコメントでは、ヘッドコーチの小林ヤス氏との長年の関係や、名古屋D時代からの経歴が背景にあることが示されています。クラブが繁栄・拡大・ステップアップする過程で生じるさまざまな問題や不安に対処する役割を期待されています。

具体的な業務と期待される貢献

オフコートキャプテンとして中務が挙げる具体的な役割は次の通りです。これらは選手が競技に集中できるように支えるための実務的かつ相談的な役割を含みます。

  • 問題が「問題」になる前に解決へ導くこと。
  • 選手の不安やキャリア相談に乗ること、セカンドキャリアに関する支援。
  • 選手がバスケットボールに集中できる環境を整えるためのサポートを行うこと。

中務は自身の経験から得た知見を共有し、チームに貢献する意思を表明しています。こうした役割は組織の安定化、選手の精神的・実務的な支えとなることを目的としています。

クラブ情報とまとめ:要点の整理

最後に、発表に含まれるクラブ情報と本稿で扱った主要な事項を表形式で整理します。以下の表は、チームテーマ、キャプテン情報、クラブ所在地や活動内容など、発表文の要点を一望できるようにまとめたものです。

項目 内容
発表元 株式会社がんばろう徳島
発表日時 2025年9月6日 18時10分
チーム名 徳島ガンバロウズ(男子プロバスケットボールチーム)
2025-26シーズン チームテーマ 「Whirlpool Rising(さらに力強い渦潮へ)」 スローガン: Step by Step, Stronger Together(「一歩一歩、共に強く。」)
目標 B3リーグラストシーズンにおける優勝を目標とする
キャプテン #10 ハンター コート(キャプテン就任のコメントを含む)
副キャプテン #4 テイブリオン・ドーソン(英日両言語でのメッセージ)
オフコートキャプテン #18 中務敏宏(役割の定義、問題解決やキャリア支援等の業務を担当)
会社所在地(運営) 徳島県那賀郡那賀町木頭和無田字イワツシ5-23(メディアドゥ徳島木頭オフィス内)
事務所 徳島県徳島市昭和町6-71-2
活動内容 男子プロバスケットボールチーム「徳島ガンバロウズ」の運営
ホームタウン 徳島県、徳島市
公式サイト https://gambarous.jp/

本文で触れた通り、クラブは「頑張ろう」という合言葉をクラブ名に込め、老若男女問わず応援されるチームを目指すという理念を掲げています。発表されたチームテーマとキャプテン体制は、組織的な成熟と競技面での目標達成を両立させるための布陣と位置づけられます。

本稿は、2025-26シーズンに向けた徳島ガンバロウズのチームテーマ、キャプテン陣の構成、オフコートキャプテンの役割、そしてクラブの基本情報を整理したものです。発表された各項目は、チーム運営とシーズン運営の方向性を示す重要な指標となっています。

参考リンク: