泉佐野市、都内で“もうええで省”泉州タオル1万枚配布
ベストカレンダー編集部
2025年9月6日 09:45
もうええで省タオル配布
開催日：9月5日
都心で1万枚を配布──「もうええで省」メッセージ入り泉州タオルのサンプリング実施
大阪府泉佐野市は、ふるさと納税制度の見直しに伴うポータルサイトでのポイント付与禁止などのルール改正を受け、2025年9月5日（金）に都内でサンプリングイベントを実施しました。配布されたのは、泉佐野市の特産である泉州タオルに「もうええで省」というメッセージが入った限定デザインで、合計10,000枚が用意されました。
この施策は、地方自治体を代表して制度改正の影響を発信することを目的とし、都内の人通りの多い駅前エリアで生活者と直接接点を持つ形で行われました。イベントは2025年9月5日11:00〜18:00のスケジュールで、京王井の頭線渋谷駅中央口（マークシティ前）とJR有楽町駅中央口（東京交通会館前）の2か所にて同時に行われました。
サンプリング実施の詳細と配布数
当日の配布は両会場合計で10,000枚。受け取った方々には泉佐野市のふるさと納税に関する取り組みや背景についても案内が行われ、参加者から率直な意見を伺う場になりました。配布物のデザインは話題性を重視し、目を引くメッセージが入った泉州タオルが選ばれています。
以下にイベントの主な実施要項を記します。すべて当日発表された内容に基づいています。
- イベントタイトル
- 「もうええで省」メッセージ入り泉州タオルサンプリング
- 実施日程
- 2025年9月5日（金）11:00〜18:00
- 配布場所
- ①京王井の頭線渋谷駅中央口 マークシティ前
②JR有楽町駅 中央口（東京交通会館前） - 配布枚数
- 10,000枚
街頭で集まった声──生活者の反応と変化の実感
サンプリング当日は都内を行き交う人々からさまざまな反応が寄せられました。直接聞かれた発言の中には、制度改正に戸惑いや関心を示すものが多く、「ポイント廃止になることは私も困ってました」といった具体的な困惑の声もありました。
配布したタオル自体の評価も高く、「もらった人にインパクトを与えられる面白いタオル」「有名なタオルがもらえるのは嬉しい」といった意見に加え、そもそもふるさと納税を利用していない層が今回の機会をきっかけに関心を持つケースも確認されました。
- 「ふるさと納税はやってないので、10月からポイント廃止になることも知りませんでした。でも面白いタオルだと思うので、このような施策をしている泉佐野市に興味を持ちました。」
- 「ポイント廃止になることは私も困ってました。最近は急いで、返礼品選びしているところです。」
- 「もらった人にインパクトを与えられる面白いタオルですね。聞いたことある言葉なので、つい手に取りました。」
- 「有名なタオルがもらえるのは嬉しいですし、色々な意味が込められているんですね。ふるさと納税も興味はあるけど、やってないので帰って調べてみます。」
これらの声は、制度改正の周知不足や制度変更に伴う個人の行動変容（例えば返礼品の検討を急ぐ等）を示しています。街頭での反応は瞬時の印象に留まらず、ふるさと納税に関する情報収集行動を促す契機にもなっていることが伺えます。
泉佐野市の説明と関連プロモーション施策
イベントに関する市側の説明として、泉佐野市成長戦略室ふるさと納税担当理事の塩見 健が本施策の背景や狙いを語っています。塩見氏は、今回のプロジェクトを地域の魅力を改めて知ってもらう「貴重な機会」と位置づけ、ユーモアを交えた表現が多くの共感を呼んでいると述べました。
塩見 健のコメントは次の通りです。「今回のプロジェクトでは、多くの皆様に泉佐野市のふるさと納税の魅力を改めて知っていただく貴重な機会となりました。『マジですぐやれ、泉佐野』という力強いメッセージや、『もうええで省』と書かれた泉州タオルの配布など、ユーモアを交えた表現が多くの方の共感を呼び、SNS上でも好意的な反応を多数いただきました。今後も地域の魅力を発信しつつ、生活者に寄り添ったふるさと納税のあり方を模索し続けてまいります。」
併せて実施された屋外広告（OOH）掲出についても情報が公開されています。掲出は2025年9月1日（月）〜9月7日（日）で、東急渋谷駅内とJR有楽町駅内にて実施されました。掲出に関しては駅員への問い合わせを控えるよう案内が出されています。
- OOH掲出期間
- 2025年9月1日（月）〜9月7日（日）
- 掲出場所
- ①東急渋谷駅内 ②JR有楽町駅内
- 注意事項
- 駅員へのお問合せはお控えください
プロモーションはオフラインのサンプリングと屋外広告を組み合わせ、消費者接点を広げる形で展開されています。塩見氏のコメントにもあるとおり、SNSでの反応も確認されており、都市部での露出を高める狙いが明確です。
泉佐野市の基本情報、関連リンク、まとめ
ここまで紹介したイベント情報やコメントに加え、泉佐野市の概要と関連情報を整理します。泉佐野市は大阪府南部に位置し、面積は約56.51km²、人口は約9.9万人、世帯数は約5.1万世帯です。市域は臨海部の近代的な風景と、山間部の歴史的景観が共存する地域特性を持っています。
市の沿革としては、昭和23年に佐野町の市制施行により誕生し、昭和29年に周辺村と合併して現在の市域が形成されました。平成6年9月の関西国際空港開港以降は、空港の利点を活かしたまちづくり・ひとづくりに取り組んでいます。
以下は、本件に関連する公式情報やプロモーションの主要リンクです。記事内で参照した各種動画や公式サイトは、泉佐野市の施策・観光情報・ふるさと納税ページなどを確認できます。
- 泉佐野市公式サイト: https://www.city.izumisano.lg.jp/
- 泉佐野市 公式YouTubeチャンネル: 公式YouTube
- 泉佐野市 さのちょくWEBサイト: https://furusato-izumisano.jp/
- 泉佐野市 楽天ふるさと納税 トップページ: https://www.rakuten.ne.jp/gold/f272132-izumisano/
- 泉州タオル公式サイト: https://www.senshutowel.jp/
- プロモーション動画（一例）:
関西国際空港の玄関都市である泉佐野市のプロモーション（4K）: https://www.youtube.com/watch?v=u7jnojTL9R0
泉佐野市役所職員による本気のまち自慢: https://www.youtube.com/watch?v=4qdUUUFZpSw&t=65s
泉州タオルができるまで: https://www.youtube.com/watch?v=AIfjw-nsh_A
関連キーワード（プレスリリースで挙げられたもの）: 泉佐野、泉州タオル、有楽町、渋谷、サンプリング、大阪、ふるさと納税、さのちょく
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 「もうええで省」メッセージ入り泉州タオルサンプリング |
| 実施日 | 2025年9月5日（金）11:00〜18:00 |
| 配布場所 | ①京王井の頭線 渋谷駅中央口（マークシティ前）②JR有楽町駅 中央口（東京交通会館前） |
| 配布数 | 10,000枚（泉州タオル、限定デザイン） |
| 目的 | ふるさと納税の制度見直し（ポータルサイトでのポイント付与禁止等）に伴う市の立場表明と生活者との対話 |
| 市側コメント | 泉佐野市 成長戦略室 ふるさと納税担当理事 塩見 健のコメントを公表。ユーモアを交えた発信が共感を呼び、SNS上でも好意的反応があったと報告。 |
| OOH掲出 | 2025年9月1日〜9月7日、東急渋谷駅内・JR有楽町駅内に掲出。駅員への問合せは控えるよう案内。 |
| 泉佐野市の基本情報 | 面積 約56.51km²、人口 約9.9万人、世帯数 約5.1万世帯。関西国際空港に近接し、臨海部と山間部の共存する地域。 |
| 参考リンク | 泉佐野市公式サイト、YouTubeチャンネル、さのちょく、楽天ふるさと納税ページ、泉州タオル公式サイト等を掲載 |
本稿では、泉佐野市が9月5日に都内で行ったサンプリングイベントの実施概要、街頭での生活者の反応、市側の説明と屋外広告の掲出状況、そして泉佐野市の基本的な地域情報と関連リンクを整理しました。本件は、制度改正が地域の発信や生活者の行動にどのような影響を与えるかを示す一事例として位置づけられます。
参考リンク：
