9月6・7日開催|浜名湖でアマモ体験 VR×マインクラフト登場
ベストカレンダー編集部
2025年9月5日 15:50
浜名湖アマモ展示
開催期間:9月6日〜9月7日

浜名湖の生態系を体感する、遊んで学べる展示がやってくる
一般社団法人 静岡UP が主催する「浜名湖ワンダーレイク・プロジェクト」は、2025年9月6日(土)・7日(日)にボートレース浜名湖のサンホールで開催されるイベント「見て知って感じて はまなこSHOW 2025」に出展します。プレスリリースは2025年9月4日16時30分付で配信され、配信元として「ソーシャルアクションネットワーク」が明記されています。
今回の出展は、浜名湖の海中で重要な役割を担う海草「アマモ」の現状とその価値を広く伝えることを目的としています。展示では実物観察から最新のデジタル体験まで多様なプログラムを用意し、子どもから大人までが参加できる構成になっています。

開催日時・会場・主催
開催日時は2025年9月6日(土)・9月7日(日)10時~16時、会場はボートレース浜名湖 サンホール(静岡県湖西市新居町中之郷3727-7)です。アクセスは新居町駅北口から徒歩約5分と案内されています。
主催は一般社団法人 静岡UPで、同イベントは日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として実施されます。公式情報や団体情報は以下のリンクで確認できます。
公式サイト:http://shizuoka.uminohi.jp/

会場で体験できるコンテンツの全貌
出展内容は、実物展示、VR体験、教育版マインクラフトを使ったオリジナルゲームなど、多角的にアマモや浜名湖の海の環境を学べるものです。各コンテンツは子ども向けのワークショップやクイズと連動しており、参加者に理解を深めてもらう構成となっています。
以下に出展プログラムの詳細を整理します。名称だけでなく、それぞれの体験で得られる学びや特色について具体的に説明します。

出張アマモ水槽(実物観察とワークショップ)
会場には実際の出張アマモ水槽が展示されます。アマモの実物を観察できること、触れられることが特長で、アマモの姿や生育の様子、周辺の小動物との関係性を直に確認できます。
併設のワークショップ「浜名湖アマモ探検隊」では、観察を通じてアマモの役割を学ぶほか、アマモに関するクイズに参加するとプレゼントがもらえる仕組みが用意されています。参加者募集も行っており、子どもや若者の参加を想定した教育的プログラムが中心です。

VRゴーグルによる3D海底散歩
VR体験は、VRゴーグルを装着して海底を擬似的に散策できるプログラムです。リアルな3D再現により、ウミガメや海底遺跡といった要素と出会える構成になっており、特殊な測量技術を用いて作られた海底世界は実際の位置と合致している点が説明されています。
この体験は視覚的に海底環境の構造や生物の暮らしを理解する助けとなり、アマモ場が海中で果たす役割を直感的に学べる機会となります。教育的価値の高いコンテンツとして位置付けられています。

教育版マインクラフトを用いた浜名湖版『メタもバース』
今回の出展で注目すべきは、教育版マインクラフトを用いたオリジナルゲーム「メタもバース」の導入です。浜名湖のデジタルマップを基にしたゲーム世界で、プレーヤーはアマモを植えたり、ブルーカーボンのシミュレーションを体験したりできます。
プレスリリースでは、このゲームが世界初のブルーカーボン・シミュレーションゲームであると明記されています。楽しみながら環境のしくみを学ぶことを目的とし、参加者は浜名湖の現状(アマモの急減)やその影響、生態系の働きについてゲームを通じて理解を深めることが期待されます。参加者向けのプレゼントも用意されています。
なぜアマモが重要か:知識と現状の整理
プレスリリースには、アマモの生態的な意義や名前の由来、そして浜名湖における現状についての説明が含まれています。ここではそれらを整理して伝えます。
アマモは日本各地の海中に生える海草で、増え方が陸上のイネに似ているため種子で増えることが特徴です。名前の由来については「根をかじると甘い味がする」ことから「アマい+藻」=アマモと呼ばれるようになったと説明されています。生態系の観点では、魚や貝、エビ、カニなど多くの生物が卵を産み子どもを育てる場所として働くため「海のゆりかご」として重要視されています。
浜名湖では約11年ほど前からアマモが減少し続けており、そのために豊かな浜名湖の生態系全体に影響が出ていると報告されています。こうした現状認識のもと、出展では減少の要因や回復に向けた取り組みも紹介される予定です。
同時開催プログラムとイベントの位置付け
「見て知って感じて はまなこSHOW 2025」はボートレース浜名湖で行われ、テーマは「学ぶ、キレイにする、味わう、体験する、表現する」の五つです。ワークショップ、水上体験、グルメ、ショーなど多様なプログラムが予定されており、海の楽しさと備えを学ぶ機会を提供します。
浜名湖ワンダーレイク・プロジェクトの出展はこの大きなイベントの一要素として位置付けられており、来場者は複数の体験を通じて海に関する知識を深めることができます。イベントの特設サイトは https://hamanako-umipro2025.com/ にて案内されています。
主催団体とプロジェクトの意義
主催の一般社団法人 静岡UPは、静岡県の海を次世代に残すために子どもや若者を対象として海への親しみと大切にする心を育む活動を進める団体です。県内の団体や企業への周知、メディア取材や情報発信、海に関するイベントの開催などを通じて運動を推進しています。
今回の出展は日本財団「海と日本プロジェクト」と連携した取り組みの一環です。同プロジェクトは海の現状を「自分ごと」として捉える機会を広げ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げることを目的に全国で推進されています。関連情報は https://uminohi.jp/ で紹介されています。
団体情報のポイント
団体名や活動内容はプレスリリースに明記されています。以下に掲載されている主な内容を箇条書きで示します。
- 団体名称:一般社団法人 静岡UP
- URL:http://shizuoka.uminohi.jp/
- 活動内容:静岡県の海を未来に残すための啓発活動、イベント運営、情報発信、関係団体や企業への周知など
これらは当地域の教育的施策や市民参加型の環境保全活動と連動することが期待されます。
イベント要点の整理
ここまでの内容を表形式で整理すると、開催日時、会場、主なプログラム、主催・連携団体などが一目で分かります。最後に簡潔なまとめの文章でこの記事を締めます。
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名(出展) | 浜名湖ワンダーレイク・プロジェクト出展(見て知って感じて はまなこSHOW 2025) |
開催日時 | 2025年9月6日(土)・9月7日(日)10時〜16時 |
会場 | ボートレース浜名湖 サンホール(静岡県湖西市新居町中之郷3727-7) |
アクセス | 新居町駅北口より 徒歩約5分 |
主催・配信 | 一般社団法人 静岡UP(プレス配信:ソーシャルアクションネットワーク) |
関連プロジェクト | 日本財団「海と日本プロジェクト」 |
主な出展内容 |
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特記事項 | 浜名湖のアマモは約11年前から減少が続いており、生態系への影響が懸念されている。参加者にはプレゼントが用意される。 |
公式・特設サイト | http://shizuoka.uminohi.jp/、https://hamanako-umipro2025.com/ |
この記事では、9月6日・7日にボートレース浜名湖で行われる出展の全容を整理しました。出張アマモ水槽やVR海底散歩、教育版マインクラフトによる浜名湖版のゲームなど、実物観察とデジタル体験の両面からアマモと浜名湖の現状を学べる構成になっています。主催は一般社団法人 静岡UPで、日本財団「海と日本プロジェクト」との連携のもとに実施されます。詳細は上記の公式サイトで確認できます。
参考リンク: