10月1日開始予定:市川團十郎とNIKO24が歌舞伎NFTを共創

歌舞伎×NFT共創プロジェクト

開催日:10月1日

歌舞伎×NFT共創プロジェクト
販売はいつからで、値段はいくらなの?
コラボ記念NFTは2025年10月(予定)販売開始。価格は記念NFTが1,000円、会員証NFT(歌舞伎ジェネラティブ)が約20,000円(1,982枚予定)、特別エディションは50万円(18枚予定)。詳細は追って発表。
NFTを持つと具体的に何ができるの?
保有者は専用コミュニティ参加や会員証NFTの先行購入権、團十郎氏を交えたオンライン会議への参加権、限定グッズ購入権、歌舞伎メタバース開発参加や公認“語りべ”オーディション参加など多様なユーティリティが提供される予定。

伝統と最先端が出会う場:市川團十郎とNIKO24による歌舞伎×NFTの共創

2025年9月5日12時に発表された情報によると、歌舞伎界を代表する市川團十郎氏と、WEB3界で知られるNFTアーティストNIKO24(NEO TOKYO PUNKS)によるコラボレーションが、NFT販売という形で実現することが決定した。販売開始は2025年10月(予定)で、プロジェクトは総合メディア組織DAAAMOがプロデュースを担当する。

この取り組みは単なるデジタルアート販売に留まらず、NFT保有者を“仲間”と位置づけ、歌舞伎文化の継承と世界発信を目指す共創プロジェクトとして設計されている。NFTやメタバースを活用し、保有者が企画提案や運営に参加できるDAO的なコミュニティ形成も視野に入れている点が特徴である。

市川團十郎×NEO TOKYO PUNKS(NIKO24) 歌舞伎NFT販売決定!市川團十郎×NFT保有者が共に『新たな歌舞伎文化』を創り、世界へ発信する共創プロジェクトが始動 画像 2

登場人物と役割

このプロジェクトの主要メンバーとして、左からDAAAMO代表の須平敦宣氏、中央が市川團十郎氏、右がNIKO24氏という顔ぶれが発表資料で示されている。各人のプロフィールと役割は以下の通りである。

市川團十郎
成田屋の十三代目として歌舞伎の伝統を担う一方、NFTやメタバースを含むデジタル領域にも積極的に取り組む。今回のプロジェクトでは歌舞伎の世界観をWeb3時代に適用し、企画の方向性や文化的なリーダーシップを担う。
NIKO24(NEO TOKYO PUNKS)
国内外で高い評価を受けるNFTアーティスト。代表作『NEO TOKYO PUNKS』は累計取引高6億円を突破し、公式Discordには7,500人以上が参加。今回のコラボではアートディレクションを担当し、歌舞伎の世界観を現代的なデジタルアートとして表現する。
DAAAMO
メディアとWeb3を横断する組織で、本プロジェクトの企画・運営・販売を担当。国内外のメディアネットワークや行政・企業との連携基盤を持つ。
市川團十郎×NEO TOKYO PUNKS(NIKO24) 歌舞伎NFT販売決定!市川團十郎×NFT保有者が共に『新たな歌舞伎文化』を創り、世界へ発信する共創プロジェクトが始動 画像 3

NFTラインナップとユーティリティ:種類・価格・限定性の全容

発表されたNFTは大きく3種類の設計で構成される。第1弾がコラボ記念NFT(仮称)、第2弾として会員証NFT(仮称)が複数形態で予定されている。販売時期や数量、価格といった具体情報は以下の通りである。

各NFTには保有者向けのユーティリティ(特典)が設けられており、オンライン参加権や優先購入権、限定コンテンツアクセスなど、単なるデジタル所有を越えた参加型の権利設計が組み込まれている。

市川團十郎×NEO TOKYO PUNKS(NIKO24) 歌舞伎NFT販売決定!市川團十郎×NFT保有者が共に『新たな歌舞伎文化』を創り、世界へ発信する共創プロジェクトが始動 画像 4

NFTの種類・価格・数量(発表時点)

  • コラボ記念NFT(仮称):価格 1,000円/ERC1155形式/枚数未定/2025年10月販売開始(予定)。
  • 会員証NFT(仮称)・歌舞伎ジェネラティブNFT(予定):価格 20,000円/1,982枚(予定)/販売時期は後日発表。
  • 会員証NFT(仮称)・歌舞伎特別エディションNFT:価格 50万円/18枚(予定)/SPリアルアート付き/販売時期は後日発表。

なお、NIKO24氏はコラボ記念NFTおよび会員証NFTのアートディレクションを担当する旨が明記されている。

ユーティリティ(特典)詳細

コラボ記念NFTは“仲間”を増やすことを目的とした導入的なNFTで、会員証NFTの先行購入権や専用コミュニティへのアクセスなどの特典が用意される。加えて、販売終了時に大量保有者向けの特典も設定される予定である。

会員証NFTについては、より深い関与を促すユーティリティが提示されている。團十郎氏を交えたオンライン作戦会議への参加権や限定グッズ購入権、歌舞伎メタバース開発参加、公認“語りべ”オーディション参加、さらには世界各国へのデジタル公演を想定した「歌舞伎シアター」設立に向けた取り組みなどが挙げられている。

  1. コラボ記念NFTの主なユーティリティ一覧
    • 会員証NFT(後日販売)の先行購入権
    • コミュニティOGロール付与(専用チャンネルや特典情報へアクセス可能)
    • 販売終了時の大量保有者特典
  2. 会員証NFTの主なユーティリティ一覧(例)
    • 團十郎氏を交えたオンライン作戦会議(企画提案可)
    • 限定グッズ購入権
    • 歌舞伎メタバース開発への参加
    • 公認“語りべ”オーディション参加権
    • 世界各国への「歌舞伎シアター」設立に向けた取り組み(デジタル公演想定)

また、スペシャルユーティリティとして既存保有者向けのエアドロップや優先購入権も設定される。具体的には、NTP(NEO TOKYO PUNKS)NFT保有者にはコラボ記念NFTを1枚エアドロップ予定、既に販売された隈取NFT保有者にも同様に1枚エアドロップ予定とされている(該当リンク:https://opensea.io/Danjuro_Hakue および https://opensea.io/Danjuro_Hakuen)。

さらに、会員証NFTのプレセール参加権は既存の隈取NFT保有者とコラボ記念NFT保有者に対して優先的に提供されることが明記されており、DADAトークン保有者へのユーティリティも今後検討される。

実施体制、ロードマップ、関連連携の全体像

本プロジェクトはDAAAMOによるプロデュースの下で展開される。DAAAMOはテレビ業界・広告業界・Web業界など各メディアのキーマンが集う総合メディア組織であり、国内外のネットワークを活用して国際展開を図ることが説明されている。

発表資料にはDAAAMOの過去の提携実績や国際連携の取り組みも記載されており、UAE企業との提携、サウジアラビア行政機関との協議、インドネシア政府との支援協議などを進めている点が挙げられている。また、2023年にはフジテレビとの業務提携(2023年8月30日発表)や、日本プロ野球名球会とのパートナーシップ(2023年9月11日発表)も明記されている。

ロードマップ(発表時点)

公開されたロードマップの主なスケジュールは以下の通りである。まず第1フェーズとして2025年10月(予定)にコラボ記念NFTを販売開始。会員証NFTの販売時期は後日発表となる。

続いて2026年1月以降にユーティリティ本格始動を予定しており、NFT保有者を中心とした企画運営やメタバース空間、3Dバーチャルシアターの海外展開など段階的な展開を予定している。

  • 2025年10月(予定):コラボ記念NFT販売開始
  • 会員証NFT(販売時期は後日発表)
  • 2026年1月-:ユーティリティ本格始動

関連映像・資料と問い合わせ先

歌舞伎プロジェクト始動を記念して、市川團十郎氏、澤邊芳明氏(株式会社ワントゥーテン代表)、須平敦宣氏(DAAAMO代表)による特別対談映像が公開されている。映像ではプロジェクト構想や日本文化の未来についての議論が行われている(特別映像リンク:https://youtu.be/JdULcErS2zs)。

プロジェクトに関する問い合わせや広報対応はDAAAMO広報が担当しており、連絡先は次の通りである。メール:info@daaamo-media.com。公式情報はDAAAMOのウェブサイトやX(旧Twitter)、Discordでも案内される(https://daaamo-media.com/、https://twitter.com/DAAAMO_web3、https://discord.gg/daaamo-media)。

プロジェクトの位置づけと公開情報の整理

本件は「歌舞伎プロジェクト」として発表され、NFT・メタバース・デジタルアートを軸に日本の伝統文化を体験型に再編集し、国内外へ広く届ける取り組みであると説明されている。プロジェクトはDAAAMOが制作運用を担い、DADA経済圏との連動も図ることでグローバル規模での価値向上と持続的な文化継承を目指すとされている。

プレスリリースには、過去の提携や国際展開に関する実績、プレス素材のダウンロード案内、ビジネスカテゴリ(芸能、アート・カルチャー)やキーワード(歌舞伎NFT、市川團十郎、NIKO24、NEO TOKYO PUNKS、共創プロジェクト、Web3、メタバース歌舞伎、NFT、DAAAMO、DADAMO)も記載されている。

以下に、本記事で取り上げた主要項目を表形式で整理する。

項目 内容
発表日 2025年9月5日 12時00分(株式会社Media-X 発表)
販売開始(予定) 2025年10月(コラボ記念NFT)/会員証NFTは販売時期後日発表
NFT種類(価格・数量) コラボ記念NFT:1,000円/ERC1155/枚数未定
会員証NFT(歌舞伎ジェネラティブ):20,000円/1,982枚(予定)
会員証NFT(特別エディション):50万円/18枚/SPリアルアート付き
主なユーティリティ 会員証NFT先行購入権、専用コミュニティアクセス、オンライン会議参加(企画提案可)、限定グッズ購入権、歌舞伎メタバース開発参加、公認語りべオーディション参加、歌舞伎シアター設立検討など
スペシャル特典 NTP保有者・既存隈取NFT保有者へのエアドロップ(コラボ記念NFT各1枚予定)、既存保有者へのプレセール優先権付与、DADAトークン保有者向けユーティリティ検討
プロデュース 総合メディア組織 DAAAMO(企画運用・販売担当)
ロードマップ(主な日程) 2025年10月:コラボ記念NFT販売開始(予定)/2026年1月-:ユーティリティ本格始動
関連映像・資料 歌舞伎プロジェクト特別映像(https://youtu.be/JdULcErS2zs)/プレス素材ダウンロードあり
問い合わせ DAAAMO広報 info@daaamo-media.com
公式リンク DAAAMO公式:https://daaamo-media.com/、X:https://twitter.com/DAAAMO_web3、Discord:https://discord.gg/daaamo-media

発表資料に含まれるすべての情報を基に整理した上で、本プロジェクトはデジタル技術を活用して伝統芸能を再構築し、保有者を中心に参加型で文化を広げる仕組みを目指している。詳細な販売時期や数量の最終確定、追加のユーティリティや連動企画についてはDAAAMOからの追っての発表が予定されている。

参考リンク: