カラー液晶とアニメで直感操作に進化 業務用皮むき機FAP-1001登場
ベストカレンダー編集部
2025年9月5日 11:04
FAP-1001匠助発表
開催日:9月5日

カラー液晶とアニメーションで誰でも使える操作性を実現
株式会社アストラは2025年9月5日、果物皮むき機の新モデル「FAP-1001 匠助(しょうすけ)」を発表しました。今回のリニューアルでは、従来モデルの処理能力を維持しながら、カラー液晶ディスプレイの採用や作業手順を示すアニメーション機能など、初めて扱う人でも直感的に操作できる点を強化しています。
画面の大型化とカラー化により、設定情報や調整状態が一目で把握できるようになったほか、イラスト表示を用いた皮むき調整は視覚的に理解しやすく、作業導入から稼働までの時間短縮が期待できます。会社側はこの変更により、現場での教育負担や品質差の低減を目指していることを明示しています。

ディスプレイと操作ボタンの改良
新モデルでは画面サイズを拡大し、カラー表示を採用しました。ボタンや画面表示の配置が見直され、情報の階層化により必要な操作が素早く行えるようになっています。
具体的には、設定画面の視認性向上、操作アイコンの統一、操作履歴の簡易表示などが追加され、作業ミスや確認作業の軽減につながる設計です。
- 大型カラー液晶ディスプレイ採用
- 操作アイコンの統一と視覚的な配置改善
- 操作履歴の簡易表示によるトラブル確認の容易化

アニメーションとイラスト表示で直感的に
作業手順を視覚的に示すアニメーション機能を新たに搭載し、初心者でも迷わず操作できるように設計されています。イラスト表示は皮むき調整の理解を助け、個々の果物ごとの最適設定を選びやすくしています。
これにより、教育時間の短縮とヒューマンエラーの低減が期待されます。画面上でステップごとの指示が表示されるため、現場での導入時に作業者がすぐに稼働できる点が特徴です。

毎時1,200個の処理能力と幅広い果物対応
FAP-1001 匠助は従来の高処理能力を維持し、1時間あたり1,200個の処理能力を実現しています。これは同社の既存機種である「瞬助(KA-700H)」の3倍以上の処理速度に相当するとされています。
処理フローにはイジェクター(自動抜き取り機構)が組み込まれており、皮むき後の抜き取り作業を自動化しています。作業者は材料を刺してボタンを押すだけで工程が進み、抜き取りまで機械側で完結する仕組みです。

対応果物とオプション部品
対応可能な果物は20種類以上に及び、リンゴ、キウイ、オレンジ、梨、桃、ビーツ、レモン、柚子など幅広く対応可能です。種の大きい桃や硬いビーツも、豊富なオプション部品を用いることで簡単に皮むきできます。
特にレモンや柚子のように表皮を薄くむく必要がある果物にも対応できる点が明記されており、用途に応じた仕上がりの調整が可能です。こうした対応力により、製造現場や食品加工業での多用途利用が想定されます。
- 処理能力:1時間に1,200個
- 比較性能:瞬助(KA-700H)比で3倍以上
- 自動化要素:イジェクターによる抜き取り自動化
- 対応果物:リンゴ、キウイ、オレンジ、梨、桃、ビーツ、レモン、柚子ほか20種以上

衛生・安全基準と導入支援、会社情報
本体は丸ごと水洗いが可能で、日常の清掃が容易に行える設計になっています。衛生面・安全面の両立を図るため、米国の衛生基準であるNSF認証と、ヨーロッパの安全基準であるCE認証を取得しています。
これらの認証により、厨房や食品加工現場で求められる衛生管理や安全要件への適合が確認されています。水洗い可能な構造は衛生維持だけでなく、整備やメンテナンスの負担軽減にも寄与します。

1週間の無料デモ貸出
新型FAP-1001については1週間の無料貸出サービスが実施されています。実機を現場で試用することで、実際の作業条件や処理効率を確認できる仕様です。
デモ機貸出の申し込みはアストラの公式サイトで案内されており、詳細は同社の案内ページ(https://e-astra.co.jp/)を参照するよう記載されています。導入前に操作性や処理能力を確認できる点は、導入判断を行う上での利点です。
- 会社名
- 株式会社アストラ
- 代表取締役
- 一條 浩孝
- 所在地
- 福島県福島市飯坂町平野字平田4-1
- 設立
- 平成3年(1991年)
- 資本金
- 1,000万円
- 事業内容
- 農業用加工・省力化機器、業務用皮むき機の開発、製造・販売
- 問い合わせ先(営業部)
- 電話:024-541-2444 メール:info@astra.co.jp
- 公式サイト
- https://e-astra.co.jp/
また、プレスリリース素材として画像ファイルのダウンロードが案内されており、商品や仕様の詳細を視覚的に確認することが可能です。商品カテゴリは調理・生活家電に位置づけられ、関連キーワードとしてくだもの、食品機械、産業用機械、食品加工、皮むき、フルーツなどが挙げられています。

要点の整理(製品情報まとめ)
以下の表は、本プレスリリースの主要な情報を整理したものです。導入検討や社内共有の際に参照しやすい形式でまとめています。
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | FAP-1001 匠助(しょうすけ) |
発表日 | 2025年9月5日 10:00 |
主な変更点 | 大型カラー液晶ディスプレイ、イラスト表示による直感的皮むき調整、作業手順アニメーション搭載、操作性向上 |
処理能力 | 1時間に1,200個(瞬助 KA-700H の3倍以上の処理速度) |
自動化要素 | イジェクターによる皮むき後の抜き取り自動化 |
対応果物 | リンゴ、キウイ、オレンジ、梨、桃、ビーツ、レモン、柚子 ほか20種類以上(オプションで種が大きいものや硬い果物にも対応) |
衛生・安全 | 本体丸ごと水洗い可能、NSF認証取得、CE取得 |
デモ貸出 | 1週間の無料貸出サービスあり(詳細・申込は公式サイト) |
会社情報 | 株式会社アストラ(所在地:福島県福島市)代表:一條 浩孝 設立:1991年 資本金:1,000万円 |
問い合わせ | 電話:024-541-2444 メール:info@astra.co.jp 公式サイト:https://e-astra.co.jp/ |
以上が発表資料に基づく新型「FAP-1001 匠助」の主要情報の整理です。詳細な仕様や導入に関する具体的な条件、実機デモの申し込みについては、記載の連絡先または公式サイトを参照してください。
参考リンク: