HIGHLIGHT、立川公演レポ：進化を見せた8/30ライブ

立川ステージガーデンで示した“HIGHLIGHTのこれから” — 2025年8月30日公演レポート

韓国の4人組ボーイズグループHIGHLIGHTが、約1年ぶりとなる日本公演「HIGHLIGHT LIVE 2025 [RIDE OR DIE] in JAPAN」を2025年8月30日（土）、31日（日）の両日、東京・立川ステージガーデンで開催した。本稿は8月30日の公演を中心にレポートする。

本公演は株式会社エムダッシュクリエイティブの発表によるもので、プレスリリース日付は2025年9月4日 15時00分。会場の演出、セットリスト、メンバーの発言、ツアー背景、ファンクラブ情報など、リリースに含まれる情報をすべて整理してお伝えする。

公演の背景と基本情報

この公演はアジアツアーの一環で、7月に韓国・ソウルで開幕したツアーは台湾、マカオ、マニラを経て東京へ到着したものである。のちに発表されたツアースケジュールでは、ソウル、台北（Taipei）、マカオ、マニラ、東京、バンコク、クアラルンプールの7都市を巡る全11公演という構成になっている。

主催・発表元は株式会社エムダッシュクリエイティブ。公演は豪華なステージ演出と照明、バンドアレンジを伴い、約3時間20分にわたる充実した内容で実施された。撮影クレジットは©️Around US ENTERTAINMENT、ライターは中村萌、カメラマンは宮田浩史となっている。

ステージ演出とセットリストの流れ

開演アナウンスとともに客席の照明が落ち、バイクのエンジン音を用いたオープニングVCRからショーが始まった。LEDには“ARE YOU READY？”の文字が表示され、赤いスポットライトが会場を包む中、中央のLEDから4人が登場し、初めに披露した楽曲は「Chains」であった。

本章では当日披露された楽曲および演出の流れを、登場順に詳述する。VCRや衣装の変化、楽曲ごとの演出意図、バンドによるアレンジや照明表現にも言及する。

披露楽曲と演出の要点

冒頭はビジューをあしらったライダースジャケットで始まり、以下の順でパフォーマンスが進行した。楽曲はフルスロットルのダンスナンバーから抒情的なバラード、EDM系のダンスホールまで幅広く構成されている。

1. Chains
2. Switch on
3. Stay（2014年BEAST名義の楽曲）
4. Shadow
5. Sad Movie
6. We Up
7. Dance With U
8. HANDS UP（日本語楽曲）
9. キミはどう？
10. CELEBRATE
11. Dream Girl（スタンドマイクでの抒情的なパフォーマンス）
12. Though I call you name
13. Endless Ending
14. On Rainy Days
15. 12:30
16. Drive
17. Good Day to You
18. Fiction
19. Shock（BEAST時代の楽曲）
20. Body
21. Feel Your Love
22. Plz Don’t Be Sad

アンコールでは以下の楽曲が続けて披露された。

• Don’t Leave
• In my head
• Follow Me（本編後に再度Perform）
• Encore
• Freeze
• Follow Me（ラスト）

演出面では、LEDの表示やレーザー、スモーク、青くゆらめく炎のような照明などを用い、楽曲ごとに劇的な舞台転換を行っていた。例えば「Shadow」「Sad Movie」では暗めの照明とエモーショナルな演出によりメランコリーを強調し、「CELEBRATE」ではEDM調のイントロとレーザーでダンスホールの雰囲気を作り上げた。

観客とのコミュニケーションとMCの内容

公演では楽曲の合間にメンバーが観客（LIGHT）と直接やり取りをする場面が多く見られた。会場を一体化させるシンガロングやコール＆レスポンス、スマホライトを用いた演出などを通じて、会場全体が参加する構成になっている。

以下に当日のMCややり取りで言及された内容を整理する。

MCで語られた主なメッセージ

メンバーは今回のコンサートタイトル「ride or die」について、何があってもHIGHLIGHTとLIGHTが一緒にいるという意味を込めていると説明した。ツアー定番の掛け合いとして、メンバーと観客で「Ride or」「die」のコール＆レスポンスを行った。

また、MCではメンバーが日本でやってみたいことを挙げる場面もあった。具体的には「みなさんと一緒に散歩したい」「東京の美味しいお店を教えてもらって行ってみたい」「カラオケでデュエットしたい」「一緒にディズニーランドに行きたい（チケットは各自で用意を）」といった内容で、会場の反応を引き出していた。

最後のMCではメンバーそれぞれが公演に来場したファンへの感謝を述べ、体力的に厳しい状況であっても会場の熱気を喜ぶ趣旨の発言があった。その後、ラストスパートとして「Body」「Feel Your Love」「Plz Don’t Be Sad」などで会場はクライマックスを迎え、銀テープが舞う中で大団円となった。

グループの現在地とツアー／ファンクラブ情報

HIGHLIGHTは2009年にBEASTとしてデビューしたユン・ドゥジュン、ヤン・ヨソプ、イ・ギグァン、ソン・ドンウンの4人によるグループで、2017年1月にグループ名をBEASTからHIGHLIGHTに変更し、同年3月に再デビューアルバム＜CAN YOU FEEL IT?＞を発売している。現在はグループ活動に加え、ソロの音楽活動や俳優活動など多方面で活動している。

プレスリリースでは、2024年にデビュー15周年を迎えたことや、それを記念したアジアツアーの実施実績が記されている。さらに、2025年4月に韓国で発売された6th MINI ALBUM『Real to Surreal』がキャリアハイを達成し、タイトル曲「Chains」が音楽番組で1位を獲得したことも明記されている。これにより、デビュー16年目においても高い人気を維持していることが示された。

ツアー日程とファンクラブ情報

今回のアジアツアーは下記の7都市を巡るものとして発表されている。

• ソウル（Seoul）
• 台北（Taipei）
• マカオ（Macao）
• マニラ（Manila）
• 東京（Tokyo）
• バンコク（Bangkok）
• クアラルンプール（Kuala Lumpur）

発表資料では合計7都市11公演と記載されている。日本での公演は立川ステージガーデンでの2日間開催であった。

ファンクラブはHIGHLIGHT JAPAN OFFICIAL FANCLUBが公式に存在し、入会金は0円、年会費は6,600円（税込）である。会員特典としてデジタル会員証の発行、会員登録特典・更新特典、会員限定ウェブコンテンツやグッズ販売、コンサート・イベントチケットの先行申し込み案内、会員限定メールマガジン配信などが提供される。公式リンクは https://www.highlight-fc.jp/ である。

プレスリリースとクレジット

本プレスリリースにはダウンロード用PDF（ファイル名: d140803-30-28f2bf690b15070680e94cb3f0755ef1.pdf）や、会場・イベント写真素材の提供案内が含まれている。写真クレジットは©️Around US ENTERTAINMENT、記事のライターは中村萌、カメラマンは宮田浩史と記載されている。

公演当日の詳細な演出、セットリスト、メンバーの発言や観客の反応、アンコールの構成、ツアー背景やアルバムの成績、ファンクラブ情報まで、プレスリリースに含まれる全ての情報を本文に反映している。

この記事の要点を整理

以下の表は、本稿で取り上げた公演の主要情報を分かりやすく整理したものです。日程、会場、主催、ツアー構成、セットリストの主要項目、ファンクラブ情報、関連リンクなどを網羅している。

以上が本稿で扱った公演の要点である。ステージ演出、セットリスト、メンバーと観客のやり取り、ツアー背景、ファンクラブ情報、アルバムの業績などプレスリリースに記載された全情報を含めて整理した。