名古屋で実現、LEDキャンドルが彩った『Sky』特別上映会レポ

Sky感謝のつどい名古屋

開催日:8月30日

Sky感謝のつどい名古屋
この上映会って何が特別なの?
当日限定のLEDキャンドルとマナティステッカーが配られ、上映中に観客がキャンドルを灯して場面演出に参加する参加型の特別鑑賞体験。舞台挨拶や抽選でサイン入りパンフ等のプレゼントもあった。
舞台挨拶には誰が来てたの?
thatgamecompanyから田邊裕一朗(ビジュアルデベロップメントリード)、藤原未歩(コンセプトアーティスト/日本ブランドマーケティング)、木全小春(ブランドマーケティング)の3名が登壇し制作秘話や配給の経緯を語った。

名古屋で実現したキャンドルライト上映と舞台挨拶の一日

2025年8月30日(土)、thatgamecompanyのアニメーション作品『Sky ふたつの灯火 – 前篇 -』の公開ヒットを記念した特別上映会が、109シネマズ名古屋で開催されました。本イベントは、8月8日(金)公開後に当初予定の20館から全国累計42館へと上映規模が拡大したことを受け、日頃の支持に感謝を示す目的で実施されたものです。

チケットは8月27日(水)0時に販売開始となり即完売。劇場には全国から集まった約120名のSkyファンが集まり、会場は満員となりました。入口で配布された当日限定の来場特典としてLEDキャンドルとマナティステッカーが配られ、上映中は映画のシーンに合わせて参加者がキャンドルを灯す形で鑑賞し、会場全体が幻想的な空間に包まれました。

【イベントレポート】映画『Sky ふたつの灯火 – 前篇 -』ヒットを記念した舞台挨拶を名古屋で実施!約120名のSkyファンが集い、LEDキャンドルを灯しての特別鑑賞体験 画像 2

会場で配布された特典と上映中の演出

来場者特典はシアター入口で配布され、thatgamecompanyのスタッフが直接手渡しました。配布物はLEDキャンドルとマナティのステッカーで、いずれも当日限定のアイテムとして用意されました。

LEDキャンドルは上映中に灯すことが許可されており、映画の印象的な場面に合わせて観客が手のひらで光を掲げました。その結果、通常の映画上映とは異なる、参加者全員で作る一体感のある鑑賞体験が実現しました。

  • 日時:2025年8月30日(土)
  • 会場:109シネマズ名古屋
  • 来場者数:約120名(全国からの参加)
  • 来場特典:LEDキャンドル、マナティステッカー
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制作陣が語った制作秘話と配給への道筋

上映後の舞台挨拶では、thatgamecompanyの主要メンバー3名が登壇し、制作秘話や日本全国で劇場配給を実現した背景について説明しました。登壇したのはビジュアルデベロップメントリードの田邊裕一朗、コンセプトアーティスト兼日本のブランドマーケティング担当の藤原未歩、ブランドマーケティング担当の木全小春です。

田邊は映画制作における表現の違いと難しさについて語り、ゲームでは表現を最適化する必要がある一方で、映画ではより深く丁寧に作り込める点を強調しました。特に立体的な花の描写を初めて見た際には、ゲーム世界との整合性を意識しつつ映画ならではの描写を追求した経緯を明かしました。

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制作に関する具体的な発言

田邊裕一朗(ビジュアルデベロップメントリード)
「ゲームでは描写を限りなく最適化する必要がありますが、映画ではどこまでも作り込むことができます。最初に立体的な花の描写を見たとき、“これは本当にSkyの世界なのか”と一瞬迷いましたが、ゲームの世界観を大切にしながらも映画ならではの新しい特別な描写にできるよう努めました。」
藤原未歩(コンセプトアーティスト/日本ブランドマーケティング)
「日本のプレイヤーの方々からの愛情に応える形で、全国での上映を行うことを決めました。配給方法はゼロから学び、各配給会社へ熱意を伝えて協力を得る形で実現しました。」
木全小春(ブランドマーケティング/パンフレット制作)
「パンフレットは、映画を観た後も思い出として振り返って楽しめるように、シーンやコンセプトアートを豊富に盛り込みました。」

登壇者は制作上の苦労や配給に関する実務的な取り組みを率直に語り、イベントを訪れたファンに対して改めて感謝の意を述べてトークセッションは締めくくられました。

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観客参加型の企画と景品プレゼントの流れ

舞台挨拶の最後には、観客が参加する形式のプレゼント抽選会が行われ、イベントはさらに盛り上がりました。抽選会はSkyのゲーム内で馴染みのある「エモート」を用いた“星の子じゃんけん”方式で進行しました。

勝ち残った参加者には、制作陣のサイン入りパンフレットや劇中に登場する光のマナティのぬいぐるみやキーホルダーなど、複数の豪華景品が贈られました。抽選会は会場の一体感を高める場となり、最後は登壇者3名と観客全員で写真撮影を行い、イベントは終了しました。

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イベントプログラム(当日の流れ)

  1. 開場・来場者特典配布(LEDキャンドル、マナティステッカー)
  2. 特別鑑賞上映(上映中はLEDキャンドルを灯して鑑賞)
  3. 舞台挨拶(田邊裕一朗、藤原未歩、木全小春の登壇)
  4. トークセッション(制作秘話、配給の経緯、パンフレットに関する説明)
  5. 星の子じゃんけんによるプレゼント抽選会
  6. 集合写真撮影・閉会

会場では参加者同士の交流も活発に行われ、販売中の公式グッズや個人制作のグッズを身に着けた来場者も多く見られました。

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映画のあらすじと作品に寄せられた評価、関連情報

『Sky ふたつの灯火 – 前篇 -』のあらすじは次の通りです。身体が結晶化してしまうという流行り病が生きものたちを蝕む世界で、孤児の子どもが傷ついた小さな“光のマナティ”と出会い、忘れられた古い神殿の廃墟で魔法のキャンドルを手に入れる。年月を経て二人は成長し、やがて世界の命運に立ち向かう存在へと変わっていくという物語が描かれます。

クリエイティブ・ディレクター兼CEOのジェノヴァ・チェンは本作について「この映画は、涙の思い出とともに心に刻まれて、大切な人たち、愛する人たちやペットたちを抱きしめてあげたくなるような、側にいてあげたくなるような、そんな物語です。」とコメントしています。

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作品とthatgamecompanyについての基本情報

作品名 Sky ふたつの灯火 – 前篇 –
原作/開発 thatgamecompany, Inc.
公開日(映画) 2025年8月8日(金)
上映規模 当初20館 → 全国累計42館に拡大
ゲーム『Sky 星を紡ぐ子どもたち』対応プラットフォーム iOS、Android、Nintendo Switch、PlayStation、Steam
ダウンロード累計 2億7千万ダウンロード(累計)
受賞・記録 日本ゲーム大賞2022 優秀賞、2023年8月ギネス世界記録更新(最も多くのユーザーが参加したコンサートがテーマの仮想空間)

thatgamecompanyは「flOw」「Flower」「風ノ旅ビト」「Sky 星を紡ぐ子どもたち」などを手がけており、スミソニアン・アメリカ美術館の常設コレクションに認定されるなど、ゲーム以外の分野でも評価を受けています。公式情報や告知は特設サイトおよび公式SNSで随時確認できます。

関連リンク:https://bit.ly/TheTwoEmbers_JP_PR

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開催概要の要点整理

以下の表は、本記事で触れたイベントの主要情報を整理したものです。日時、会場、来場者数、登壇者、来場特典、抽選景品、関連URLなど、取材に基づく事実を網羅しています。

項目 内容
イベント名 Sky 感謝のつどい in 109シネマズ名古屋 舞台挨拶付き特別体験上映会
開催日 2025年8月30日(土)
会場 109シネマズ名古屋
主催 thatgamecompany, Inc.(本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州)
チケット販売開始 2025年8月27日(水)0時(即完売)
来場者数 約120名(全国から集結)
登壇者 田邊裕一朗(ビジュアルデベロップメントリード)、藤原未歩(コンセプトアーティスト/日本ブランドマーケティング)、木全小春(ブランドマーケティング)
来場特典 LEDキャンドル、マナティステッカー(当日限定)
抽選会景品 制作陣サイン入りパンフレット、光のマナティぬいぐるみ・キーホルダー等
上映開始(映画公開日) 2025年8月8日(金)
全国上映規模 当初20館から42館へ拡大
特設サイト https://bit.ly/TheTwoEmbers_JP_PR

本稿は、thatgamecompanyが発表したプレスリリースの内容に基づいて記述しました。イベント当日の進行、登壇者の発言、配布物や景品の内容、上映規模の拡大といった事実を網羅して報告しています。公式の詳細情報や今後の告知は、特設サイトおよびthatgamecompanyの公式アカウントで確認することができます。

参考リンク: