復縁成功者の54.9%が占いを活用、Z世代で急増
ベストカレンダー編集部
2025年9月4日 14:23
復縁での占い調査発表
開催日:9月4日

復縁経験者の「占い利用」はどの程度広がっているのか
株式会社リスミィが2025年8月12日から19日にかけて実施したインターネット調査(Fastask利用)では、過去に元恋人と復縁したことがある15~59歳の男女415名を対象に、復縁時に占いを利用していたかどうかを尋ねました。調査は性別・年齢層の人口分布を考慮したサンプリングで行われています。
結果は、復縁経験者のうち54.9%が何らかの形で占いを利用していたというものです。「はい」が54.9%、「いいえ」が40.5%、「覚えていない」が4.6%となっており、復縁を成功させた人の2人に1人以上が占いを活用していたことが示されました。占いは単なる未来予測の道具に留まらず、判断に迷う場面での心理的な支えや行動の後押しとして機能していることがうかがえます。

調査の基本情報と注意点
本調査は自社調査として株式会社ジャストシステムの「Fastask」を用いたインターネット調査です。対象エリアは日本全国、対象者は元恋人との復縁経験がある15歳~59歳の男女、期間は2025年8月12日~19日、そして有効回答は415名です。世代区分は15~29歳をZ世代、30~44歳をミレニアル世代、45~59歳をX世代と定義されています。
調査の設計やサンプリング方法は明記されていますが、インターネット調査であること、回答者が自らの過去の経験を回想して答える点など、調査結果の解釈に際しては回答者の記憶や回答傾向が影響する可能性があることに留意が必要です。ただし、回答者数415名というサンプルは一定の傾向を読み取るうえで有用な規模と言えます。

世代別で浮かび上がる占い利用の格差と傾向
世代別の占い利用率には大きな差が現れました。特に若年層での利用率が突出しており、復縁を目指す際に占いが身近な選択肢になっていることが確認されます。
具体的には、Z世代(15~29歳)で84.2%が占いを利用しており、ミレニアル世代(30~44歳)は58.8%、X世代(45~59歳)は26.1%でした。Z世代の利用率はX世代の約3.2倍に相当します。年代が若いほど占いを積極的に取り入れる傾向があり、デジタルツールやSNSなどでの接触機会の多さが影響している可能性があります。

世代差が意味すること
この世代差は占いに対する価値観や利用しやすさの違いを反映しています。若年層はチャット占いをはじめとしたデジタルサービスを日常的に利用する背景があり、相談や励ましを得る手段として占いが受け入れられていることが要因の一つと考えられます。
一方でX世代では占い利用率が相対的に低く、従来の相談先(友人・家族・専門家等)や価値観の違いが影響していると読み取れます。世代間の差は、復縁をめぐる情報取得の方法や心理的なサポートの受け方が変化していることを示唆します。

占いを利用する理由と、実際に得られた効果の詳細
占いを使った理由として最も多かったのは「行動の後押しや自信が欲しかったから」で19.3%でした。これに続き「自分一人ではどうしようもなく、誰かに頼りたかったから」が18.0%、「今後の可能性や未来の見通しが知りたかったから」が17.1%という結果です。
この傾向からは、復縁の過程で占いが求められるのは単純な予言ではなく、むしろ心理的な支えや行動を促すトリガーとしての役割が大きいことが読み取れます。客観的なアドバイスや相手の気持ちを知りたいというニーズもありますが、上位には精神的な安心感を得たいという動機が並んでいます。

占いの評価と、最も参考になった助言内容
占いを利用した人のうち、復縁において占いが重要な役割を果たしたと回答した割合は合計で92.1%に達しました。「非常に重要」が29.4%、「ある程度重要」が62.7%です。重要でなかったとする回答は1割未満に留まっています。
さらに、参考になった助言の内容では「自信を与えてくれる言葉や精神的な支え」が33.8%で最も多く、次いで「別れた本当の理由や関係性の問題点」が30.3%、「復縁の可能性や今後の二人について」「連絡や再会に最適なタイミング」が28.5%、「相手の気持ちや現在の状況」が28.1%と続きます。一方、「今後どう行動すべきかという具体的なアドバイス」は26.8%と比較的低い割合でした。

調査結果から見えるポイントと、運営企業のサービス紹介
今回の調査は、復縁を願う人々が占いを通じて得ているものが「未来の予言」ではなく、判断の支えや精神的な安心であることを示しました。特に若年層での利用率が高いことは、チャットなどのデジタル相談環境が普及している現状と整合します。
調査を実施した株式会社リスミィは、チャット占いアプリを提供する企業で、本社は大阪府大阪市、代表は西村士世。会社のミッションは「Listen to me!(お客様の『話を聞く』を支援する)」で、占い/恋愛占いアプリ「リスミィ」、カウンセラー用アプリ「Lismi Job」、恋愛相談アプリ「Stepy」などのサービスを展開しています。
- 会社名
- 株式会社リスミィ
- 所在地
- 大阪府大阪市中央区南本町4-1-10 DPスクエア本町2F
- 設立
- 2019年9月
- 代表者
- 西村士世
- 事業内容
- スマートフォン向けアプリケーション事業
- 会社ホームページ
- https://corp.lismi.jp/
サービス関連リンクは以下の通りです。リスミィ公式サイトは https://lismi.jp/。各アプリのダウンロードはApp StoreおよびGoogle Playで提供されています(「リスミィ」「Lismi Job」「Stepy」)。
- 占い/恋愛占い「リスミィ」:チャット占いアプリ(公式サイト:https://lismi.jp/)
- カウンセラー用アプリ「Lismi Job」:チャット占いのカウンセラー向けアプリ
- 恋愛相談アプリ「Stepy」:恋愛や結婚などに特化したチャット相談アプリ

関連の過去調査リリース
株式会社リスミィは過去にも若年層の恋愛行動や占い利用に関する複数の調査リリースを発表しています。タイトルには「Z世代の行動」「占いの習慣利用」「未婚男女の占いの影響」などがあり、若年層の行動特徴や占いの普及を複数回にわたり追跡しています。
たとえば「Z世代の86.3%がヨリを戻すために行動」「Z世代の34.5%が占いへの関心が高まる」「20代の53.9%が恋愛占いで良い影響を実感」など、今回の調査結果と整合するテーマの報告が並んでいます。

調査結果の要点一覧
以下の表は、本記事で取り上げた主要な調査結果と調査概要を整理したものです。数値や日付、対象範囲などを一目で確認できます。
項目 | 内容 |
---|---|
調査実施者 | 株式会社リスミィ(自社調査、Fastask) |
調査期間 | 2025年8月12日~19日 |
対象 | 元恋人との復縁経験がある15~59歳の男女(日本全国) |
有効回答数 | 415名(性別・年齢層の人口分布を考慮) |
復縁時の占い利用率 | はい:54.9%、いいえ:40.5%、覚えていない:4.6% |
世代別利用率 | Z世代(15~29歳):84.2%、ミレニアル世代(30~44歳):58.8%、X世代(45~59歳):26.1% |
利用理由(最多) | 「行動の後押しや自信が欲しかった」19.3% |
占いの重要性(利用者) | 「非常に重要」29.4%、「ある程度重要」62.7%(合計92.1%) |
最も参考になった助言 | 「自信を与える言葉や精神的な支え」33.8% |
運営会社 | 株式会社リスミィ(所在地:大阪府大阪市中央区南本町4-1-10 DPスクエア本町2F、代表:西村士世、設立:2019年9月) |
関連リンク | https://lismi.jp/(公式) |
表にある通り、今回の調査は復縁経験者の占い利用の実態を数字で示すものであり、特にZ世代での利用率や、占いが心理的支えとして受け止められている点が重要な知見となっています。占いは未来を断言するものではなく、相談者の判断や行動を支える一つの要素として機能していることが本調査から明らかになりました。
参考リンク: