国産webtoon『神血の救世主』がWWA本賞候補に初ノミネート

神血の救世主WWA候補

開催日:9月4日

神血の救世主WWA候補
この作品ってどんな話?
男性向けファンタジーのオリジナルwebtoonで、極めて低確率の“当たり”を引いて最強になる異世界風ストーリー。LINEマンガで配信され累計約2.3億ビューの実績を持つ作品です。
授賞式や投票ってどうなってるの?
公式で約1か月のオンライン投票を実施中で週1回投票可、毎週月曜にTOP5公開。最終受賞作は2025年10月22日に韓国・ソウルで行われる授賞式で発表予定です。

国産男性向けファンタジー作品が国際舞台へ――ノミネートの背景と発表の要点

2025年9月4日12時、株式会社ナンバーナインは、自社オリジナルwebtoon 『神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~』 が、韓国の文化体育観光部および韓国コンテンツ振興院(KOCCA)が主催・主管する「2025 WORLD WEBTOON AWARDS」の本賞候補作にノミネートされたことを発表しました。発表文には、ノミネートが日本作品として初めての事例になった旨が明記されています。

プレスリリースには、ノミネート対象が合計26作品であること、最終受賞作は2025年10月22日(水)に韓国・ソウルで行われる授賞式にて発表される予定であること、そして本件は国内外の読者支持の蓄積が背景にあることが示されています。付記として『神血の救世主』のほかに日本作品が2タイトルノミネートされていることも明らかにされています。

ナンバーナインのオリジナル作品『神血の救世主』が、「2025 WORLD WEBTOON AWARDS」にて本賞候補作ノミネート 画像 2

発表日時と関係機関

ナンバーナインの発表は2025年9月4日12時に公表され、主催側である韓国の文化体育観光部および韓国コンテンツ振興院(KOCCA)による国際アワードの枠組みが詳細に説明されました。

アワードはウェブトゥーン産業の国際的な認知を高めることを目的に企画されており、国家的支援の下で運営されています。発表資料は公式サイト(https://www.webtoonawards.kr/)への案内も併記しています。

WORLD WEBTOON AWARDSの仕組みと審査基準、投票の流れ

「2025 WORLD WEBTOON AWARDS」は、2024年に始まった比較的新しい国際的授賞式であり、韓国がウェブトゥーンの主要発信国としての役割を強化する目的で実施されています。第1回(2024)では『俺だけレベルアップな件』が大賞を受賞しています。

審査は最終的に専門家の評価によって行われる一方で、オンラインによる読者投票が実施されています。ノミネートはまず26作品が選出され、そのうち1作が大賞等の受賞作として決定されます。審査結果の最終発表が授賞式日に行われる点も明示されています。

審査基準の詳細

審査は主に以下の観点から総合的に評価されます。プレスリリースでは評価カテゴリーとして「物語完成度」「作画完成度」「作品の成果」「発展と拡張」が挙げられていますが、審査基準は変更される可能性がある旨の注記もあります。

物語完成度
構成、プロットの完成度、キャラクター描写、読者に与える物語体験の質などが検討されます。
作画完成度
視覚的表現、演出、絵のクオリティと安定性が評価されます。
作品の成果
商業的な成功、読者数、配信プラットフォーム上の実績などが含まれます。
発展と拡張
メディアミックス展開やIPとしての拡張可能性、国際展開の潜在力が判断されます。

オンライン投票の仕組みと日程

公式サイトでは約1か月間にわたってオンライン読者投票が行われます。投票は週1回可能で、毎週月曜日にTOP5の結果が公開されます。投票にあたっては個人情報の登録が必要である旨がリリースに記載されています。

投票期間は公式告知に準拠して進行するため、投票の最終締切や各週の集計方法、集計時間帯などは公式サイトで確認することが推奨されています。ノミネート作品への広範な読者参加が期待される運営形式です。

『神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~』の歩みと実績

『神血の救世主』は2022年9月にLINEマンガで先行配信を開始したオリジナルwebtoonです。以降の実績として、2024年1月度に月間販売金額が1.2億円を突破したこと、そして2025年8月26日時点でLINEマンガにおける累計閲覧数が約2億3,000万viewsに達したことがプレスリリースにて報告されています。

同作は国内の各種賞の候補にも挙がっており、コミックナタリー主催の「タテ読みマンガアワード2024国内作品部門」や「Renta!マンガ大賞2024異世界部門」へのノミネート実績が明示されています。これらの情報は、作品の認知度と読者支持の広がりを示すデータとして示されています。

配信および参照リンク

LINEマンガでの配信ページは以下のURLで公開されています。作品の閲覧や公式情報を確認する際はこちらが一次情報となります。

  • 作品URL: https://manga.line.me/product/periodic?id=S116300

プレスリリースは、ノミネートが読者支持の結果であるとして感謝の意を述べる一方で、ナンバーナインとしては漫画IPパブリッシャーの立場で今後も漫画とwebtoonの2軸でIP創出に注力する旨が表明されています。

ナンバーナインの事業領域と企業情報

株式会社ナンバーナインは2016年11月創業の漫画IPパブリッシャーです。代表取締役社長は小林琢磨氏、本社は東京都品川区に所在します。企業ミッションは「漫画で待ち遠しい未来(あした)をつくる。」であり、事業は「漫画をつくる」「漫画を届ける」「漫画を広げる」の3領域で展開されています。

プレスリリースには、ナンバーナインが既存の枠組みにとらわれず挑戦を続けることで漫画の価値を最大化する旨が記載され、企業サイトのURLも併記されています。

企業関連リンクと補足情報

企業やアワードに関する一次情報は次のリンクで確認できます。これらはプレスリリース中に明記された公式参照先です。

  • WORLD WEBTOON AWARDS 公式: https://www.webtoonawards.kr/
  • ナンバーナイン コーポレートサイト: https://corp.no9.co.jp/

またプレスリリースは、今回のノミネートが国産webtoonの国際的評価や認知に関わる重要な出来事として位置づけられていることを伝えています。

要点の整理と主要データ一覧

ここまでに示された発表内容と関連データを表形式で整理します。重要な日付、数値、関係者、リンク等を網羅的にまとめました。

項目 内容
ノミネート作品 『神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~』
発表企業 株式会社ナンバーナイン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:小林 琢磨)
プレス発表日時 2025年9月4日 12時00分
アワード名 2025 WORLD WEBTOON AWARDS(主催:韓国・文化体育観光部、主管:韓国コンテンツ振興院(KOCCA))
ノミネート総数 26作品(その中に日本作品が計3タイトル含まれる。『神血の救世主』を含む)
最終発表・授賞式 2025年10月22日(水)、韓国・ソウルにて授賞式で発表予定
審査基準 物語完成度、作画完成度、作品の成果、発展と拡張(変更の可能性あり)
読者投票 公式サイトで約1か月間実施。週1回投票可能、毎週月曜にTOP5を公開。投票時は個人情報登録が必要
『神血の救世主』配信開始 2022年9月(LINEマンガ先行配信)
主な実績 2024年1月度:月間販売金額1.2億円突破。2025年8月26日時点:累計約2億3,000万views(LINEマンガ)
関連ノミネート実績 コミックナタリー「タテ読みマンガアワード2024国内作品部門」ノミネート、Renta!マンガ大賞2024異世界部門ノミネート
参照リンク 作品URL: https://manga.line.me/product/periodic?id=S116300
AWARDS公式: https://www.webtoonawards.kr/
企業: https://corp.no9.co.jp/

以上がプレスリリースに基づく事実の整理である。ノミネートの事実、審査・投票の仕組み、作品の配信実績、企業情報および主要リンクを網羅的に提示した。この記事は発表資料の内容を忠実に伝えることを主眼としている。