9月5日開幕 USJ×KATE『18番地の魔女』体験レポ
ベストカレンダー編集部
2025年9月4日 11:43
18番地の魔女開幕
開催期間:9月5日〜11月3日

新たな体験としての「18番地の魔女」──USJとKATEが描く感情解放の空間
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、2025年9月4日(木)から順次開始する『ハロウィーン・イベント 2025』の目玉の一つとして、グローバルメイクアップブランドKATEと初めて共創したアトラクション、KATE PRESENTS 『18番地の魔女 ~感情と戯れる魔女の館~』を発表しました。本プレスリリースは合同会社ユー・エス・ジェイが2025年9月3日18時27分に公表したもので、アトラクションは『ハロウィーン・ホラー・ナイト』期間の2025年9月5日(金)〜11月3日(月)に開催されます。
USJは2001年の開業以来、国内外の人気エンターテイメントを取り入れつつ挑戦を続けており、2002年から実施しているハロウィーン・イベントも毎年進化を続けています。今回の共創は、USJの掲げる「NO LIMIT!」と、KATEのスローガン「NO MORE RULES.」という価値観の近さに基づき、テーマパークが持つ体験性とメイクブランドが提供する自己表現の可能性を掛け合わせて生まれた取り組みです。

アトラクションの核となるコンセプト
『18番地の魔女』のコンセプトは「最高に、自分を解放できる特区。」です。来場者は感情を司る4人の魔女と向き合い、鏡に囲まれた館の中で喜怒哀楽の感情を「さらけ出す」ことを通して、自身の内面を解放する体験が用意されています。
体験の設計には視覚・聴覚など従来の刺激だけでなく、メイクを介した表情変化や感情表現のプロセスが取り入れられており、来場者が自らの感情表現を試すことを促す設計になっています。これは単なるホラー演出や絶叫体験とは異なり、内面と向き合うことを目的とした新しいブレンド型エンターテインメントです。

オープニングセレモニーと中条あやみの体験レポート
本件のオープニングセレモニーは2025年9月3日午前に実施され、KATEのブランドミューズであるモデル/俳優の中条あやみさんが登壇しました。セレモニーでは、アトラクションの舞台となる鏡だらけの館内で、中条さんが感情を司る4人の魔女と対峙する体験を報道陣に先行して披露しました。
中条さんは体験後に次のように語っています。
「ここに来れば、感情をより解放することができる新しい感覚のアトラクションでした。私は“楽しい”の感情が多いと魔女に見抜かれました。怒ったり哀しんだりという感情をメイクで表現するというのも、魔女に教えてもらいました。新しい自分の表情に出会える、ここでしかできない体験でした。」
セレモニーの構成と登壇者
セレモニーには、中条あやみさんのほかに、KATE ブランドマネジャー岩田 有弘(いわた ありひろ)様、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン マーケティング本部 ハロウィーン・プロジェクト統括ディレクター鶴 隼人(つる はやと)が登壇し、アトラクションの開幕を宣言しました。登壇者はそれぞれの立場から今回の共創意義と来場者に期待する体験について説明しました。
当日の体験は、来場者が鏡の前で自分の表情や感情を意図的に作り出すプロセスを踏む構成です。魔女たちは喜怒哀楽それぞれの役割を担い、来場者が表情を変えるたびに反応する演出が施されています。体験を通じて、来場者が普段あまり表に出さない感情を認識し、表現の幅を広げることを目的としています。
共創の背景と担当者コメント
KATEとUSJの共創は、ブランドが求める「没入型の体験」をテーマパークのスケールで実現することを狙いとしています。KATEは1997年のブランド誕生以来「NO MORE RULES.」を掲げ、個性と自信を引き出す商品や体験を提供してきました。今回の共創は、商品と連動する形でブランド世界観に深く没入できる場を作るという長年の方向性と合致しています。
USJ側はこれまで、視覚や聴覚など外的刺激を用いてゲストの感情を引き出す演出を重ねてきましたが、内面的な感情と向き合う体験を提供する点が今回の特徴です。両者の価値観の親和性が今回の共創成立の大きな要因になっています。
KATE ブランドマネジャー 岩田有弘様のコメント
- 岩田 有弘(いわた ありひろ)様の発言
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「『KATE』は、1997年のブランド誕生以来、『NO MORE RULES.』をスローガンに掲げ、時代やトレンドに縛られず、個性と自信を引き出す商品や体験を提供してきました。その中でも『お客さまがブランドの世界観に没入できる体験型コンテンツ』の開発に力を入れてきました。今回、これまでとは異なるアプローチで、より深くお客様の感情を揺さぶる場所を作りたいと考えた時、真っ先に頭に浮かんだのがUSJ様でした。」
「USJ様が掲げる『NO LIMIT!』というブランドスローガンは、『KATE』の『NO MORE RULES.』と近いものがあり、必ず共鳴できると確信し、思い切ってお声がけさせていただきました。共創アトラクションのコンセプトは『最高に、自分を解放できる特区。』です。ゲストのみなさまが思いっきり感情をさらけ出し、自分の感情が解放される体験をすることで、自由に表現する楽しさを感じていただきたいと思っています。それが、自分の可能性を見つけるきっかけになれば、嬉しいです。」
USJ ハロウィーン・プロジェクト統括ディレクター 鶴隼人のコメント
- 鶴 隼人(つる はやと)発言
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「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、これまでもスリルや視覚、聴覚を刺激する演出を通じて、ゲストのさまざまな感情を引き出し、常にゲストの想像を超える興奮と感動体験を提供してきましたが、今回『KATE』様との共創によって、ゲストが内面と向き合う、新感覚の体験ができるアトラクションが誕生し、新しい価値をお届けします。」
「パーク中が熱狂するこのハロウィーンシーズンに、ぜひこのアトラクションで『感情を解放』し、自分の中に新たな側面を見出してください。」
体験の要素とUSJの取り組み位置づけ
アトラクションは単独の演目ではなく、USJが長年にわたり蓄積してきた体験設計術と、KATEが提供するメイクによる自己表現を融合させたものです。来場者は館内で鏡を通じて自己の表情を確認し、その変化に応じて魔女が反応することで、感情の可視化と表現の学習が連動する仕組みになっています。
USJは既に「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」「ザ・フライング・ダイナソー」「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」「スーパー・ニンテンドー・ワールド」など、多様な世界観と体験を提供しており、本アトラクションはその延長線上で、来場者の内面に焦点を当てた新たな価値提供を目指しています。
体験フローと演出のポイント
以下はアトラクションの主な構成要素です。
- 入場:鏡に囲まれた導入空間で、来場者は自己と向き合う準備が促される。
- 対話・表現:喜怒哀楽を象徴する4人の魔女が、それぞれの感情表現を引き出す演出を行う。
- メイク要素:メイクによる表情変化や色彩表現を通じて、感情の見せ方を体験的に学ぶ。
- フィードバック:魔女や館の演出が来場者の表情変化に応答し、内面の変化を可視化する。
このプロセスにより、来場者は自己の感情に改めて気づき、表現の幅を広げる契機を得ることが期待されます。
開催期間、アクセス情報とまとめ
『ハロウィーン・イベント 2025』は2025年9月4日(木)から順次開始されます。中でもKATEとの共創アトラクション、KATE PRESENTS 『18番地の魔女 ~感情と戯れる魔女の館~』は『ハロウィーン・ホラー・ナイト』期間の2025年9月5日(金)〜11月3日(月)に実施されます。プレス向けの先行公開は同年9月3日に行われました。
USJの公式情報は下記のサイトでも案内されています。開催日やチケット情報、パークでの注意事項等は公式サイトにて確認が必要です。
参考リンク:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 公式サイト
項目 | 内容 |
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発表日 | 2025年9月3日(合同会社ユー・エス・ジェイ、18:27発表) |
イベント名 | ハロウィーン・イベント 2025(中の一企画:KATE PRESENTS 『18番地の魔女 ~感情と戯れる魔女の館~』) |
アトラクション開催期間 | 2025年9月5日(金)〜2025年11月3日(月)※『ハロウィーン・ホラー・ナイト』期間 |
共創パートナー | グローバルメイクアップブランド『KATE』 |
ブランドミューズ | 中条 あやみ(モデル・俳優) |
登壇者(主な関係者) | KATE ブランドマネジャー 岩田 有弘(いわた ありひろ)/USJ マーケティング本部 ハロウィーン・プロジェクト統括ディレクター 鶴 隼人(つる はやと) |
コンセプト | 「最高に、自分を解放できる特区。」/感情を解放し表現する体験型アトラクション |
公式情報 | https://www.usj.co.jp/web/ja/jp |
以上が、本プレスリリースに基づく『KATE PRESENTS 『18番地の魔女 ~感情と戯れる魔女の館~』』の概要と関連情報の整理です。USJのハロウィーン・イベントは従来から来場者の感情を喚起する演出を重ねてきましたが、今回はメイクブランドとの共創により、来場者自身が主体的に感情を表現することを体験の中心に据えています。参加を検討する場合は、開催期間やチケット、当日の案内などを公式サイトで確認したうえでスケジュールを調整するとよいでしょう。
参考リンク: