10月1日開催|未病・予防・健康EXPOが幕張に集結

未病・予防・健康EXPO

開催期間:10月1日〜10月3日

未病・予防・健康EXPO
いつどこでやるの?
2025年10月1日〜3日、幕張メッセで開催される「第3回 未病・予防・健康EXPO(Medical Japan内)」。業界向けの専門展示で、最新のデジタルヘルスや介護予防製品が一堂に会します。
一般でも入れる?登録はどうするの?
一般来場は事前登録制で、Medical Japanの公式サイトから来場登録が必要です。取材希望は別に取材申込みページがあるので、取材目的の方はそちらから申請してください。

未病予防の最前線が幕張に集結 ― 会期と参加対象を押さえる

2025年10月1日(水)から3日(金)まで、幕張メッセで開催される「第3回 未病・予防・健康 EXPO(東京)」は、医療・介護・薬局の総合展示会メディカルジャパン(Medical Japan)内の専門展として実施されます。主催はRX Japan株式会社で、会期・会場・主催といった基本事項は次のとおりです。

本展は、人生100年時代における健康寿命延伸や医療費抑制といった社会課題に対応するため、予防医療や未病領域のソリューションを幅広く集約します。来場対象には薬局・ドラッグストア、クリニック、自治体、健診センター、健康・運動施設、介護予防施設など業務実務に関わる関係者が含まれます。

本記事は出展内容と体験型企画、取材および来場登録の案内を中心に、出展製品や協力企画の詳細を整理して伝えます。

AI診断からメディカルフィットネス体験まで― 未病予防の最前線が幕張メッセに集結 画像 2

AIやウェアラブル、栄養・リハビリまで:注目出展製品の詳細

本展にはデジタルヘルス、健康食品、介護予防機器など多岐にわたる製品が出展されます。以下では、プレスリリースで挙げられた注目製品を出展社名とともに具体的に紹介します。

記載の製品は、実際に操作・体験できるものや施設運営者向けのサービスも含まれており、来場者は導入検討や現場適用の視点で比較検討が可能です。

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スマートリング「RingConn Gen2」 — 株式会社Acalie

RingConn Gen2は約2gの超軽量・極薄設計を特長とするスマートリングです。24時間の常時計測により心拍数、ストレスレベル、睡眠の質などを高精度センサーでモニタリングします。

専用アプリとの連携により、AIが心身バランスを解析して最適なアドバイスを出す仕組みが採用されており、ビジネスシーンでもプライベートでも利用できるデザインを備えています。出展社:株式会社Acalie。

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PitaスクリーニングMCI・認知症 — PGV株式会社

PitaスクリーニングMCI・認知症は、脳波(EEG)を利用してMCI(軽度認知障害)や認知症のリスク傾向を短時間で評価するスクリーニングツールです。額に貼る小型パッチ式センサで約2分間の計測を行い、AIが自動解析してレポートを出力します。

従来の設問・紙筆検査より受検者の心理的・身体的負担を軽減でき、施設運用の効率化が期待されます。出展社:Pitaスクリーニング | PGV株式会社。

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黒球式熱中症指数計「KO392」 — 小林薬品株式会社

KO392 黒球式熱中症指数計は、作業環境や屋外活動の安全管理に有用なWBGT(熱中症指数)を測定する計測器です。危険度をアラームと表示で知らせる機能を備えています。

設置方法の選択肢が多く、カラビナや長短バンドが付属、三脚ネジ穴も備えられており、現場の設置条件に柔軟に対応できます。出展社:小林薬品 株式会社。

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完全調理済み冷凍食品「にこ楽パック」 — 株式会社 八重洲ライフ

にこ楽パックは高齢者施設向けの完全調理済み冷凍食品で、基本メニューは1汁4菜を基本とし、朝は3菜、昼・夜は4菜のおかずを提供します。豊富な食品数から栄養を摂ることが可能です。

季節行事食や「ムース食」「ソフト食」といった配慮食もラインナップされており、施設の食事提供業務における多様なニーズに対応します。出展社:株式会社 八重洲ライフ。

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インソール「インソールプロ」 — 株式会社 村井

インソールプロは、自分の体重を矯正力として利用する足底装具理論に基づく製品で、世界初とされる「トラブル別インソール(中敷き)」です。外反母趾、扁平足、中足骨頭部痛、足底筋膜炎、モートン病、膝痛、O脚、腰痛の8タイプに対応します。

利用者は自身の症状に合ったタイプを選ぶことで、足の基本骨格を守ることを狙いとしています。出展社:株式会社 村井。

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体験・相談で学ぶ:日本健康スポーツ連盟協力のメディカルフィットネスエリア

今回新設される「メディカルフィットネス体験・相談エリア」は、日本健康スポーツ連盟の協力により、医療的要素を取り入れたフィットネス機器や測定機器、体組成計などを実際に体験できる場として設けられます。

このエリアでは、メディカルフィットネスクラブの開業検討や運営に関する相談も受け付けます。イメージ創出や設備選定、運営面での相談窓口として活用可能で、超高齢社会に対応する事業者の検討フェーズを支援します。

体験できる主な項目
トレーニング機器の操作、体組成計による計測、リハビリ機器のデモンストレーション
相談可能なテーマ
メディカルフィットネスクラブの開業計画、機器選定、運営ノウハウ、地域連携の構築方法
対象者
フィットネスクラブ運営者候補、医療機関・福祉施設の管理者、自治体・地域包括支援センター関係者など

本展は福祉・介護予防、薬局・ドラッグストア関連の展示会と同時開催されるため、1日で複数分野の製品・サービスを比較できる点も特徴です。

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取材申込み・来場登録と展示会の回り方の提案

取材希望者は、メディカルジャパンの公式サイトにある取材申込みページから申請を行ってください。一般来場希望者は同サイトの来場登録ページから事前登録が可能です。関連リンクは記事末にもまとめます。

本節では、会場を効率的に回るための基本的な順序を示します。実際の出展ブース数やイベントスケジュールによって柔軟に調整してください。

  1. 入場後、まずはメディカルフィットネス体験・相談エリアで現場流れと機器を確認する。現場での導入イメージを具体化するため、測定や機器操作を体験する。
  2. 次にデジタルヘルス系ブース(AI診断、ウェアラブル、EEGスクリーニング等)を回り、データ連携や解析機能の運用面を確認する。
  3. 栄養・給食関連、介護予防機器のブースで、実際の提供形態や配慮食の仕様を確認する。にこ楽パックなどの配食サンプルを比較する。
  4. 安全管理機器(熱中症指数計等)や足病学的な製品(インソール等)を見て現場導入の条件や保守性を確認する。
  5. 会場内の同時開催展も含め、自治体・施設向けのサービスや補助制度に関するブースを巡回し、地域連携の可能性を探る。

出展製品の詳細やイベントスケジュールは会期直前に更新される可能性があるため、事前に公式サイトで最新情報を確認することが推奨されます。

展示会要点の整理(まとめ表)

以下の表は本記事で紹介した主要情報を整理したものです。会期・会場・主催、主要出展製品、協力企画、来場・取材登録の窓口を一目で確認できます。

項目 内容
展示会名 第3回 未病・予防・健康 EXPO(Medical Japan 内)
会期 2025年10月1日(水)~3日(金)
会場 幕張メッセ
主催 RX Japan株式会社
注目出展製品(出展社)
  • RingConn Gen2(株式会社Acalie) — 約2gのスマートリング、心拍・睡眠・ストレスのAI解析
  • PitaスクリーニングMCI・認知症(PGV株式会社) — EEGパッチで約2分計測、AI自動解析
  • KO392 黒球式熱中症指数計(小林薬品 株式会社) — WBGT測定、アラーム表示
  • にこ楽パック(株式会社 八重洲ライフ) — 高齢者施設向け完全調理済み冷凍食品(1汁4菜等)
  • インソールプロ(株式会社 村井) — 8タイプ対応のトラブル別インソール
協力企画 日本健康スポーツ連盟協力:メディカルフィットネス体験・相談エリア(機器体験、開業・運営相談)
来場対象 薬局・ドラッグストア、クリニック、自治体、健診センター、健康・運動施設、介護予防施設 等
情報・申込窓口

本記事は出展内容や協力企画、来場・取材の窓口を整理して伝えました。詳細や最新の出展リスト、ブース位置、イベントスケジュールは公式ウェブサイトにて必ずご確認ください。出展企業の技術仕様や運用形態は各社の出展ブースでの説明に基づき判断することが望まれます。

参考リンク: