9月17日発売 マンガ『きみのお金は誰のため』刊行

マンガ版発売

開催日:9月17日

マンガ版発売
このマンガってどんな内容で誰向け?
ベストセラー小説をマンガ化した入門書で、中学生の視点でインフレ・税制・格差・投資など経済の基礎をやさしく解説。経済に苦手意識がある若年層や入門者に最適。
発売日はいつでどこで買えるの?
発売は2025年9月17日。全国の書店と主要オンライン書店で購入可能。東洋経済ストア、Amazon、楽天ブックスで予約・販売され、定価は1,760円(税込)。

マンガ化で伝わる「お金」の見方──新刊の意義と全体像

2025年9月17日、東洋経済新報社より『マンガ きみのお金は誰のため』(原著:田内 学/作画:よこせ)が刊行されます。本書は、2023年刊行の小説『きみのお金は誰のため』をマンガ化したもので、原作が30万部を突破した人気作の待望のコミカライズ版です。A5判・並製・326頁、定価は1,760円(税込)となっています。

マンガ化の狙いは明確で、原作が問いかけてきた「お金とは何か」「お金を通じて社会にどう関わるか」といった根本的なテーマを、より広い読者層に伝えることです。マンガという表現を通じて、中学生の主人公・優斗とともに経済や社会の仕組みを視覚的に理解できる構成になっています。

30万部突破の「お金の教養小説」に、待望のコミカライズ版が登場!『マンガ きみのお金は誰のため』9月17日発売 画像 2

購買情報と入手方法

本書は全国の書店およびオンラインストアで取り扱われます。主な販売ページとして東洋経済ストア、Amazon、楽天ブックスのリンクが提供されています。東洋経済ストア: https://str.toyokeizai.net/books/9784492048146/、Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4492048146/、楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18304885/

発売元は株式会社東洋経済新報社で、発売日は2025年9月17日(水)です。既刊の原作小説『きみのお金は誰のため』も引き続き販売されており、定価1,650円(税込)、発売日2023年10月18日、四六判・並製・250頁です。

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原作者・田内学氏のメッセージと背景

原作者の田内学氏は金融教育家で「お金の向こう研究所」代表。ゴールドマン・サックス証券で約16年間トレーディングに携わった経験を持ち、2019年以降は執筆と教育活動を中心に活動しています。本書のマンガ版刊行に際して田内氏はコメントを寄せています。

田内氏のコメントは、金融の現場で見てきた「お金の力と限界」を踏まえたものです。個人や学生に対して投資を焦って勧めるのではなく、まずは<お金を通じて社会にどう関わるか>という視点が重要であり、それが「自分を支える生存戦略」になるという考えを示しています。マンガ化はそのメッセージをより多くの人に届けるための手段だと述べています。

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田内学氏の経歴要点

生年・学歴
1978年生まれ。東京大学工学部卒、同大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了。
職歴
2003年ゴールドマン・サックス証券入社。日本国債、円金利デリバティブ、長期為替などのトレーディングに従事。日本銀行の金利指標改革にも携わる。
現在
2019年退職後は執筆活動を開始。著書に『きみのお金は誰のため』、『お金のむこうに人がいる』などがある。お金の向こう研究所代表として講演も行う。
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物語の構成と読みどころ — 登場人物とテーマの展開

物語は大雨の日に始まります。中学2年生の優斗が投資銀行勤務の七海と出会い、謎めいた屋敷に招かれるところから話が動きます。屋敷の主である“大富豪のボス”は「この建物の本当の価値がわかる人に屋敷をわたす」と宣言し、そこからボスによる一連の講義が展開されます。

講義は「お金の正体」と「社会のしくみ」をテーマに進みます。物語は中学生の視点を通して複雑な経済の概念をかみ砕き、読者が自然に理解できるように構成されています。各章は問いかけと答え、思考のプロセスを丁寧に描写しており、単なる知識の解説に留まらないドラマ性をもっています。

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章立てと主要テーマ

  • プロローグ
  • 第1話 お金の謎1「お金自体には価値がない」
  • 第2話 お金の謎2「お金で解決できる問題はない」
  • 第3話 お金の謎3「みんなでお金を貯めても意味がない」
  • 第4話 格差の謎「退治する悪党は存在しない」
  • 第5話 社会の謎「未来には贈与しかできない」
  • 最終話 最後の謎「僕たちはひとりじゃない」
  • エピローグ 6年後に届いた愛

各話は、インフレ、税の仕組み、格差問題、貿易赤字、投資など、現代社会で直面する主要テーマを扱いながら、中学生の優斗が理解を深めていく形で構成されています。作品全体を通じて提示されるのは、お金の表面的な機能を超えた「お金の役割と限界」に関する問いです。

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作画・評価・書誌情報の詳細

作画を担当するのはよこせ氏。SNSでショート作品を投稿するなど活動を続け、2020年から専業漫画家として活動しています。連載経験やコラボレーション歴があり、物語のテンポや絵の表現を通じて、原作のメッセージをマンガ表現に適切に落とし込んでいます。

原作小説には多方面からの推薦コメントが寄せられており、糸井重里氏(ほぼ日 代表取締役社長)による「お金はすごい。しかし、お金に負けるな!」、斎藤幸平氏(東京大学准教授)の「お金の奴隷にならない、人間のための経済を取り戻す必読書」などが掲載されています。教育界や執筆界からの評価も高く、多くの読者からは「お金の常識がガラッと変わった」「ラストで涙が溢れた」といった感想が寄せられています。

項目 内容
書名 マンガ きみのお金は誰のため(原著:田内 学/作画:よこせ)
発売日 2025年9月17日(水)
定価 1,760円(税込)
体裁 A5判/並製/326頁
発行元 株式会社東洋経済新報社
購入リンク 東洋経済ストア / Amazon / 楽天ブックス
関連既刊(原作) きみのお金は誰のため(2023年10月18日刊、定価1,650円、四六判/並製/250頁)

本稿では、マンガ化された本書の狙い、田内氏のメッセージ、物語の構成、作画担当の紹介、書誌情報および原作の評価を整理しました。刊行情報は確実に記載しており、購入を検討する際の参考になるように各種リンクも併記しています。プレスリリースの情報はすべて本文に含めており、刊行に関する事実と作品の特徴をまとめて提示しています。

参考リンク: