9月7日(日)コリアカップ出走へ ディクテオンは矢野騎手と

ディクテオンがコリアカップ出走

開催日:9月7日

ディクテオンがコリアカップ出走
どうやって観ればいいの?
9月7日(日)16:45発走の第8レース。日本との時差はなく、公式YouTubeチャンネル「KRBC」でライブ配信される。勝馬投票券の発売はないので視聴のみ。
ディクテオンって勝てそう?状態はどうなの?
矢野騎手は末脚を高評価、荒山調教師も「状態は良い」と報告。8/29到着・検疫済で現地調整中。良馬場を望んでおり天候次第で結果が左右される点に注意。

コリアカップ(G3)へ向けた布陣──ディクテオンは矢野貴之騎手とともに

韓国・ソウル競馬場で9月7日(日)に実施されるコリアカップ(G3、発走16時45分、現地との時差なし)の出走馬が確定し、東京シティ競馬(TCK)所属のディクテオン号(セ7・荒山 勝徳きゅう舎)が、矢野 貴之騎手とのコンビで参戦することが特別区競馬組合の発表で明らかになりました。

発表資料には、ディクテオン号の馬番や負担重量、服色などの基本情報に加えて、渡航・検疫・現地での調整経過、矢野騎手と荒山調教師の詳細なコメント、レース運営に関する情報(勝馬投票券の発売はなし、ライブ中継の案内)が含まれています。以下で出走情報や関係者の発言、スケジュールを整理してお伝えします。

コリアカップ(G3)の出走馬が確定!ディクテオン号は矢野 貴之騎手とのコンビで参戦! 画像 2

出走計画とレース概要の全容

コリアカップはソウル競馬場で行われる国際交流レースで、今回の発走時刻は9月7日(日)の第8レース・16時45分です。主催者が発表した正式な出走表はKRA(韓国馬事会)の公開ページにて確認できます。

なお、本件に関しては勝馬投票券の発売は行われません。日本時間との時差はなく、発走予定時刻は現地時刻と同じ16時45分となります。

  • 主催者発表の出走表(外部リンク): https://race.kra.co.kr/globalEn/raceCardsSeoul.do
  • ライブ中継(公式YouTubeチャンネル「KRBC」): https://www.youtube.com/@KRBCRACE/streams

以下はディクテオン号に関する具体的な出走情報です。プレスリリースに記載された内容を網羅して記載します。

コリアカップ(G3)の出走馬が確定!ディクテオン号は矢野 貴之騎手とのコンビで参戦! 画像 3

ディクテオン号の競走情報

ディクテオン号の出走に関する基本情報は次の通りです。プレスリリース中に同じ情報が重複して掲載されていますが、ここでは整理して示します。

馬番
7番
負担重量
57kg
騎手
矢野 貴之(やの たかゆき)
服色
黒、赤襷、袖赤一本輪

出走に際しては所属厩舎が示す管理方針と現地での調整計画に沿って進められています。以下に輸送・検疫・調整の日程も示します。

輸送・検疫・現地調整の経過

ディクテオン号の渡航と現地調整は次の流れで実施されています。発表された日付は信頼できる事実としてプレスリリースに明記されています。

移動・検疫・調整の経過は国内外での輸送や環境変化が馬体に与える影響を考慮したうえで設定されており、関係者間で連絡を取り合いながら進められました。

  • 8月29日(金): ソウル競馬場到着
  • 8月30日(土): KRAでの輸入検疫
  • 9月2日(火): ソウル競馬場でのレースに向けた調整など

プレスリリースでは、到着後の馬体管理や飼葉の食い付きに関するやりとり、また現地での追い切り実施の必要性など、厩舎側の配慮が具体的に示されています。調教師のコメントにもその一端が表れています。

矢野騎手と荒山調教師のコメントを詳細に読む

プレスリリースには矢野貴之騎手と荒山勝徳調教師それぞれのコメントが詳述されています。両者の言葉からは出走までの心境やディクテオン号の状態把握、レースに臨む方針が明確に伝わってきます。

ここでは発言の要旨を原文に忠実に整理し、状況の理解に役立つように段落を分けて紹介します。

矢野 貴之騎手のコメント(発言要旨)

コリアカップ騎乗が決まったときの心境について、矢野騎手は「なかなか無い機会だと思っているので、依頼をもらった時は素直に嬉しく思いましたし、気の引き締まる思いです」と述べています。

ディクテオンについての印象やレースプランに関しては、次のようにコメントしています。

  • 川崎記念、帝王賞に騎乗した経験から、ディクテオンは「ちょっと展開待ちなところが多少あるかもしれない」と指摘しつつも、「最後の末脚は交流のGⅠ級でも通用するような素晴らしい脚を持っている」と高く評価しています。
  • コリアカップのコースは「広い競馬場で、癖もなく乗りやすい競馬場」との印象を述べ、馬の末脚を活かせる競馬ができればとするレースプランを示しました。
  • 枠順については「スタートは速くないので、そこまで枠順はこだわってはいないが、前半をいかに上手く流れに乗れるかだと思っている」と語っています。
  • レースに向けた意気込みとしては、「地方競馬、日本を代表して選んでいただいたので、恥ずかしくない競馬をしたい」「馬の状態は良いと聞いているので、あとは僕が邪魔をしないように精一杯、乗るだけなので、応援よろしくお願いします」と述べています(発言は原文のまま引用)。

矢野騎手の発言からは、末脚を最大限に活かすことを主眼に置いた騎乗方針がうかがえます。

荒山 勝徳調教師のコメント(発言要旨)

荒山調教師はコリアカップ出走を決めた経緯について、前走・帝王賞後にオーナーサイドと意見が一致したことを挙げ、「そこを目指しましょうという感じになった」と説明しています。

続けて、ソウル競馬場や距離適性についての考え、馬体や調整についての具体的な記述がプレスリリースに含まれています。

  1. 距離・コースの適性: 過去に大井との交流でソウル競馬場を経験しており、今回の1800メートルは現状のディクテオンに非常に合っているのではないかと考えている。また、砂質も馬に合うとの印象を示しています。
  2. 馬体の状態: 藤田 凌騎手が調教を行い、担当者の仁岸とも連絡を取っている旨を明らかにしており、輸送後の到着時点から「非常に落ち着いている、いい状態」であると報告を受けていると述べています。
  3. 調整方針と追い切り: 小林での最終追い切りでは「身体は少し余裕を持たせて、中身はキッチリ作っておけ」とスタッフに指示したことや、向こうでの飼葉の食い付きによっては追い切りが制約される可能性を踏まえての調整であることを説明しています。現地到着後の体重が想定よりやや多かったため、向こうでも追い切りをしっかりかける方針だとしています。
  4. 枠順の評価: 抽選の結果11頭立ての7番枠となったことについて、先行力がある馬ではないため「内枠よりも外の方がいいかな」という考えから「まあまあ理想的な枠になった」と述べています。
  5. レースに向けた意気込み: 馬の状態が良いと報告を受けており、枠も良いと評価。ただし雨馬場はディクテオンが得意ではないため、良馬場での出走を望んでいると述べ、日本からの応援に触れつつ良い報告を届けたいと語っています(発言は原文のまま引用)。

荒山調教師のコメントからは、レース選択の背景、馬体管理の具体的対策、そして現地事情を踏まえた合理的な調整方針が読み取れます。

当日の視聴方法と関連情報まとめ

コリアカップ当日のライブ中継は公式YouTubeチャンネル「KRBC」にて配信されます。発走は9月7日(日)16時45分の第8レースで、現地との時差はありません。なお、今回のレースについては勝馬投票券の発売は行われません。

出走表等の公式情報はKRA(韓国馬事会)の公開ページで確認可能です。日本側の関連情報や所属馬の管理状況については東京シティ競馬(TCK)の公式サイトも参照できます。

  • KRA 出走表: https://race.kra.co.kr/globalEn/raceCardsSeoul.do
  • ライブ配信(KRBC YouTube): https://www.youtube.com/@KRBCRACE/streams
  • TCK 公式サイト: https://www.tokyocitykeiba.com/

以下の表は、本稿で取り上げたディクテオン号の出走に関する主要情報を整理したものです。内容はプレスリリースの記載に基づいています。

項目 内容
発表元 特別区競馬組合(プレスリリース)
リリース日時 2025年9月3日 22時11分
レース名 コリアカップ(G3)
開催地 韓国・ソウル競馬場
発走日時(予定) 2025年9月7日(日) 第8レース 16時45分(現地時刻)
勝馬投票券 発売なし
出走馬(日本側) ディクテオン号(セ7)
馬番 7番
負担重量 57kg
騎手 矢野 貴之
服色 黒、赤襷、袖赤一本輪
所属厩舎 荒山 勝徳 きゅう舎(所属:TCK)
渡航・検疫・調整の主な日程 8月29日 到着、8月30日 KRA輸入検疫、9月2日 現地での調整
ライブ中継 KRBC 公式YouTube: https://www.youtube.com/@KRBCRACE/streams
公式出走表 https://race.kra.co.kr/globalEn/raceCardsSeoul.do

以上がプレスリリースに基づく出走情報と関係者の発言、スケジュールの整理です。発表された情報は事実を伝えるものであり、関係者のコメントは原文に即して要旨を整理しました。関係各所の発表やレース結果については、公式情報での確認を併せて行うことが適切です。

参考リンク: