函館の味を朝から堪能　PRE GALO朝食が刷新

函館の風土と歴史を朝食でたどる──PRE GALOの朝食リニューアル

ラ・ジェント・ステイ函館駅前のレストラン「PRE GALO（プレガロ）」は、2025年9月2日（火）の朝食よりメニューを大幅にリニューアルします。今回のリニューアルは、函館の自然と歴史を踏まえたコンセプト「旅の玄関口・函館の味と物語」を掲げ、地元の食材や伝承を朝食ビュッフェで表現する内容です。

この発表はABアコモ株式会社によるもので、プレスリリースは2025年9月3日 18時00分付で配信されています。運営ホテルはラ・ジェント・ステイ函館駅前（所在地：北海道函館市若松町12-8、支配人 佐藤 賢一）です。朝食提供開始は2025年9月2日（火）の朝食時間帯からとなります。

海・大地・港をテーマにした具体的なメニュー構成

リニューアルの朝食ビュッフェは大きく三つのテーマで構成されます。「漁師町の恵み」は新鮮な魚介、「大地の贈り物」は道産の肉や野菜、「港の朝餉（あさげ）」は開港都市・函館の食文化を意識した品々です。各テーマは地元生産者や長年親しまれてきた店の味を活用しています。

以下に主な提供予定メニューとその特徴を詳述します。すべて朝食ビュッフェでの提供を想定しており、利用者が組み合わせやトッピングを楽しめる工夫がなされています。

漁師町の恵み：二つの海に囲まれた函館ならではの海鮮

函館は日本海、津軽海峡、噴火湾に接する立地により豊富な魚介が水揚げされます。朝食では新鮮な海の幸を活かしたメニューを中心に据えました。

具体的には、丁寧に漬け込んだ紅鮭のイクラ、本マグロなどの海鮮を用意し、来店者はオリジナルの海鮮丼を自分で作ることができます。なかでもイクラのかけ放題を楽しめる点が特徴です。海鮮の鮮度を活かす調理法と提供方法を採用しています。

• 提供例：イクラ丼（かけ放題）
• 提供例：本マグロを使用した刺身・海鮮盛り
• 提供例：各種海鮮を組み合わせたセルフ海鮮丼

函鹿（しか）──ヘルシーで栄養価の高い鹿肉の提案

函館近郊で供給される鹿肉（本文では「函鹿」と表記）を活用した新メニューを導入します。鹿肉は低脂肪かつ高タンパクで栄養価が高い点が評価されています。

朝食メニューとしては、シェフが目の前の鉄板で焼き上げる函鹿のパティを挟んだハンバーガーを提供します。焼きたてのパティにチーズを合わせた組合せや、北海道発祥のスープカレーに鹿肉を用いた「函鹿スープカレー」もラインナップし、柔らかくとろけるような食感を活かす調理が特徴です。

函鹿ハンバーガー

焼きたてのパティを使用。チーズとの相性を重視した仕様。

函鹿スープカレー

北海道発祥のスープカレーに鹿肉を合わせたアレンジメニュー。上品な肉質と柔らかさが特長。

七飯町のファーマーズ ディスカバリー：野菜とスムージー

西洋農業発祥の地とされる七飯町など、函館近郊の生産者から届く野菜を活用します。土地と気候の特性により栄養価が高いと評価される野菜群を、朝食のサラダやドリンクとして提供します。

シェフによる日替わりの創作手作り惣菜サラダを毎朝3種類用意し、オリジナルドレッシングで旬の野菜の味わいを引き出します。女性に人気の高い「北海道グリーンスムージー」も、道産の野菜とフルーツをベースに仕立てられ、1日の栄養補給を意識したメニューです。

1. 創作手作り惣菜サラダ（毎日3種類）
2. 北海道グリーンスムージー（道産野菜とフルーツ）

地元からの贈り物とデザート：珈琲・牛乳・スイーツ

函館の歴史的な珈琲文化や牧場の恵みを活かした飲料・デザートも充実させています。朝食の飲料には、昭和7年（1932年）創業で北海道で最も古い老舗珈琲店の一つとされる「美鈴コーヒー」を採用しています。

加えて、山川牧場（大沼）から届く濃厚な牛乳を用いた自家製プリン、北海道アイスクリーム、北海道チーズケーキなど乳製品を活かしたデザートを提供します。焼きたてパンケーキにビュッフェのクリームやペーストを自由にトッピングできるようになっており、食べ方の工夫も楽しめます。

• 美鈴コーヒー（昭和7年創業、函館で90年以上愛される老舗の味）
• 山川牧場（大沼）の濃厚牛乳を使用した自家製プリン
• 北海道アイスクリーム、北海道チーズケーキ、焼きたてパンケーキ（トッピング自由）

利用案内：提供開始日・料金・営業時間など

リニューアル朝食は2025年9月2日（火）の朝食時間帯から提供を開始します。料金体系は宿泊者向け価格と一般利用（通 常）価格を設定しています。すべての価格は税込表示です。

レストラン「PRE GALO（プレガロ）」の所在地や営業時間、連絡先も以下にまとめます。営業時間は状況により変更される場合がある旨の注意書きがあります。

ホテルと運営会社の情報：施設概要と運営体制

ラ・ジェント・ステイ函館駅前は2019年12月1日に開業しました。施設は「ハコビバ」に隣接し、JR函館駅、函館空港やフェリーターミナルへのシャトルバス乗車場所へも徒歩約1分という利便性を備えています。館内のデザインは和・洋・クラシック・モダンをテーマにしており、ノスタルジックな雰囲気を演出しています。

館内設備や特徴は次の通りです。レストラン「プレガロ」に加え、天然温泉を満喫できる大浴場「ぽんの湯」、オーセンティックバー「ソブリン」、コンビニエンスストア「ローソン」、全261室の客室を有しています。

• 開業日：2019年12月1日
• 客室数：261室
• 大浴場：天然温泉「ぽんの湯」
• バー：オーセンティックバー「ソブリン」
• 館内施設：コンビニ（ローソン）等

運営会社についてはABアコモ株式会社がラ・ジェント・ホテルズを運営しています。2025年9月時点でABアコモは国内に26施設（ホテル23棟・ホステル3棟）を展開しており、都市型ホテルや温泉リゾートを含む複数ブランドを運営しています。

会社概要の主要情報は以下の通りです。

会社名

ABアコモ株式会社

所在地

東京都千代田区神田神保町3丁目10-2 共立ビル 6階

代表者

阿部 裕二

展開施設数（2025年9月現在）

26施設（ホテル23棟・ホステル3棟）

主なブランド

ラ・ジェント・ホテルズ、ホテル・トリフィート、グリッズプレミアムホテル、温泉リゾート（例：裏草津 蕩、ホテル プレミアムレイク トーヤ）

公式HP

https://ab-accommo.com/

要点の整理

今回のリニューアルは「函館の味と物語」をテーマに、地元食材を軸とした朝食ビュッフェへと刷新するものです。海鮮の鮮度、鹿肉を活かしたメニュー、七飯町など近郊の野菜や伝統ある珈琲・乳製品を組み合わせることで、朝食の選択肢を拡充しています。以下に本記事で触れた主要な情報を表にまとめます。

以上が、ラ・ジェント・ステイ函館駅前によるレストラン「PRE GALO」の朝食リニューアルに関する詳細な整理です。提供開始日、料金、主なメニューやホテル・運営会社の情報を含めてまとめました。